たんごあまのはしだておおえやま‐こくていこうえん〔タンゴあまのはしだておほえやまコクテイコウヱン〕【丹後天橋立大江山国定公園】
丹後天橋立大江山国定公園
若狭湾国定公園の区域であった由良川以西の丹後半島海岸部に、新たに後背の世屋(せや)高原、大江山両地域を加えて独立し、平成19年8月に誕生した56番目の国定公園である。
海岸はリアス式海岸で半島北端の経(きょう)ヶ岬などに海食崖が発達し、また、鳴き砂で知られる琴引浜や、小島の多い丹後松島など多様な景観が見られる。日本三景の一つ、天橋立は宮津湾と阿蘇海(あそかい)を分ける長さ約3kmの砂嘴(さし)である。
半島中央部の世屋高原は高原状の地形で、高層湿原の大フケ湿原など変化に富んだ景観が見られる。また、大江山は半島の南部に東西に横たわる連山である。これらの地域にはブナ林など自然性の高い森林があるほか、元伊勢内宮などの文化景観もあり、また、棚田など里山景観の維持もなされている。
丹後天橋立大江山国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 17:33 UTC 版)
丹後天橋立大江山国定公園(たんごあまのはしだておおえやまこくていこうえん)は、京都府京丹後市から京都府舞鶴市の由良川河口右岸に至る「丹後半島海岸地区」及び、丹後半島内陸部の「世屋高原地区」、福知山市の旧大江町地域を中心とした「大江山連峰地区」の3地区で構成された国定公園。2007年8月3日に若狭湾国定公園から丹後半島海岸地区を独立させ、他の2地区を追加指定する形で新設された。17年ぶり、62番目の指定。総面積は約19,023haで、うち3,762ヘクタールは若狭湾国定公園から分離した部分である。
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- 2 丹後天橋立大江山国定公園の概要
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