宮津湾とは? わかりやすく解説

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みやづ‐わん【宮津湾】

読み方:みやづわん

京都府北部丹後半島東南側にある湾。若狭(わかさ)湾西端にあり、南西湾奥部では天橋立(あまのはしだて)の砂嘴(さし)によって阿蘇海(あそかい)が形成されている。海岸美にすぐれ、丹後天橋立大江山国定公園属する。


宮津湾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/26 14:29 UTC 版)

宮津湾
宮津湾
宮津湾
位置 京都府丹後地方
河川 大手川
海洋 若狭湾日本海
日本
延長 9.2 km
最大幅 2-3 km
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宮津湾(みやづわん)は、日本海若狭湾西端部に位置する京都府宮津市の市街地北方にあり、大手川が注いでいる。南北9.2キロメートル、東西2-3キロメートル[1]。水深は10-20メートル[1]

地理

宮津湾(中央)と阿蘇海(左上)、宮津市街地(下)

丹後半島と栗田半島に挟まれた内湾である[1]日本三景の一つである天橋立によって、内海の阿蘇海と隔てられている[2]。日本海が入り込んでできた[2]。宮津湾と阿蘇海とは狭い水路でのみ繋がっている[2]。宮津湾の東岸は岩石海岸であるが、西岸は砂浜海岸が発達している[1]

成相寺のパノラマ展望所から見た宮津湾

文化

かつては「与謝の海」とも呼ばれ、和歌の歌枕にもなった[1]

宮津湾では水産業が盛んであり、タイ類やナマコなどのほか、サワラアジイワシ、秋イカなどが水揚げされる。

毎年8月16日に、三大燈籠流しのひとつとも言われている「宮津燈籠流し花火大会」が開催されている。同大会では、宮津湾沖合いで約3000発のスターマインが打上げられる。天橋立の宮津湾側の砂浜は、日本三景では唯一の海水浴場である。

2016年には「京都宮津湾・伊根湾」が世界で最も美しい湾クラブへの加盟を認められた[3]

脚注

  1. ^ a b c d e 『京都大事典 府域編』淡交社、1994年、p. 513
  2. ^ a b c 若狭湾、舞鶴湾、宮津湾及び阿蘇海流域”. 京都府. 2017年2月6日閲覧。
  3. ^ “「世界で最も美しい湾クラブ」に宮津湾・伊根湾が内定”. 産経ニュース. (2016年8月12日). https://www.sankei.com/article/20160812-V5JDQCRMXVOZHKJR75C4K663XA/ 2017年2月6日閲覧。 

外部リンク

座標: 北緯35度34分35秒 東経135度12分55秒 / 北緯35.57639度 東経135.21528度 / 35.57639; 135.21528



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