片品川とは? わかりやすく解説

かたしな‐がわ〔‐がは〕【片品川】

読み方:かたしながわ

群馬県北東部流れる川。尾瀬沼南方鬼怒沼山(標高2141メートル西方に源を発し沼田市の南で利根川に注ぐ。長さ61キロ。本・支流電源地帯多く水力発電所がある。両岸には河岸段丘発達し農耕地として利用されている。中流渓谷吹割の滝がある。


片品川

読み方:カタシナガワ(katashinagawa)

所在 群馬県

水系 利根川水系

等級 1級


片品川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 05:24 UTC 版)

片品川
老神温泉を流れる片品川
水系 一級水系 利根川
種別 一級河川
延長 60.8[1] km
流域面積 673.1[1] km²
水源 黒岩山
河口・合流先 利根川
流路 日本 群馬県
流域 日本 群馬県
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片品川(かたしながわ)は、群馬県北東部を流れる利根川水系の一級河川

地理

吹割の滝
薗原ダム
片品上流砂防堰堤

群馬県と栃木県福島県の境界に位置する黒岩山に源を発し、片品村を概ね南西方向に流れ、沼田市新町で利根川に合流する。全長60.8km。本流沿いの会津沼田街道会津に通じ、尾瀬への通路をなす。支流の小川筋は金精峠を経て日光に通じ、菅沼丸沼 大尻沼がある。中流部には吹割渓谷(片品渓谷)および吹割の滝(国の天然記念物および名勝)、老神温泉薗原ダム(薗原湖)などがあり、下流部は赤城山北麓と沼田盆地の間を西流し、河岸段丘が発達する。本支流に十余りの発電所がある。発電目的で1949年に完成した阿賀野川水系の尾瀬沼から片品川水系に向けて三平峠の下を隧道で抜ける導水路がある。

支流

菅沼(小川筋)
  • 中岐沢
  • 一ノ瀬川
  • 笠科川
  • 車沢
  • 小川
  • 不動沢
  • 大立沢川
  • 塗川
  • 泙川
  • 栗原川
  • 根利川
  • 赤城川

橋梁

脚注

  1. ^ a b 流域情報 - 片品川流域 - 国土交通省 利根川水系砂防事務所

参考文献

関連項目

外部リンク




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