lasagna
「lasagna」の意味・「lasagna」とは
「lasagna」とは、イタリア料理の一つである。パスタの一種であり、複数の平たいパスタを重ね、その間に肉やチーズ、野菜などを挟み、トマトソースやベシャメルソースをかけて焼き上げた料理を指す。名称は、その特徴的な形状から来ているとされ、一般的には、一皿で栄養バランスが取れることから、家庭料理としても人気がある。「lasagna」の発音・読み方
「lasagna」の発音は、IPA表記では/ləˈzænjə/となる。カタカナでは「ラザーニャ」と読む。日本人が発音する際には「ラザーニャ」となる。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「lasagna」の定義を英語で解説
「Lasagna」is a type of Italian dish made by stacking layers of flat pasta and filling the layers with ingredients such as meat, cheese, and vegetables, then topping it with tomato sauce or béchamel sauce and baking it. The name is believed to come from its distinctive shape, and it is popular as a home-cooked meal because it provides a balanced diet in one dish.「lasagna」の類語
「lasagna」の類語としては、「pasta bake」や「cannelloni」がある。「pasta bake」はパスタを焼いた料理全般を指し、「cannelloni」はパスタを筒状にして肉やチーズを詰め、ソースをかけて焼いた料理を指す。「lasagna」に関連する用語・表現
「lasagna」に関連する用語として、「béchamel sauce」、「marinara sauce」、「ricotta cheese」がある。「béchamel sauce」は、ベシャメルソースのことで、lasagnaの一部としてよく使われる。「marinara sauce」は、トマトベースのソースで、lasagnaのソースとしてもよく用いられる。「ricotta cheese」は、リコッタチーズのことで、lasagnaの具材として一般的である。「lasagna」の例文
以下に、「lasagna」を用いた例文を10例示す。 1. English: I made lasagna for dinner tonight. (日本語訳:今夜のディナーにラザーニャを作った。)2. English: My favorite Italian dish is lasagna. (日本語訳:私の好きなイタリア料理はラザーニャだ。)
3. English: This lasagna is delicious, with plenty of cheese and meat. (日本語訳:このラザーニャは美味しい、チーズと肉がたっぷり入っている。)
4. English: I prefer lasagna with a lot of vegetables. (日本語訳:私は野菜たっぷりのラザーニャが好きだ。)
5. English: The lasagna here is made with homemade pasta. (日本語訳:ここでは自家製のパスタでラザーニャが作られている。)
6. English: I'm going to try making lasagna for the first time. (日本語訳:初めてラザーニャを作ってみるつもりだ。)
7. English: The lasagna was baked to perfection. (日本語訳:ラザーニャは完璧に焼かれていた。)
8. English: I like to serve lasagna with a side salad. (日本語訳:私はラザーニャにサイドのサラダを添えて出すのが好きだ。)
9. English: The lasagna was a hit at the party. (日本語訳:パーティーでラザーニャは大成功だった。)
10. English: I'm full from eating too much lasagna. (日本語訳:ラザーニャを食べすぎてお腹いっぱいだ。)
ラザニア【(イタリア)lasagna】
ラザニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/11 16:36 UTC 版)


ラザニア(単数形: lasagna)あるいはラザニエ(複数形: lasagne)は、平打ちのパスタの一種、またはそれを用いたパスタ料理。日本語のカタカナ表記としてはラザーニャも使われている[1]。
料理の場合は、イタリア語で「オーブンで焼き上げたラザニア」を意味するラザニア・アル・フォルノ (lasagna al forno) と呼ぶこともある。深さのある耐熱容器に、ベシャメルソース、ミートソース、ラザニア、チーズを何層か重ね、最上段のベシャメルソースに焼き色がつくようにバターを乗せて、オーブンで焼いたもの。
概要
カンパニア州に起源をもつ古くからある形状のパスタである[2]。幅が広く、両端の波打った形が特徴であり、調理した際には波打っている端の部分と中央の滑らかな部分とで食感が異なることが特徴となる[2]。端の波打った部分はソースとの絡まりも良い[2]。
語源はラテン語: Laganaと考えられており、この語はギリシア語の「リボン状にカットした大きなシート」を意味する語に由来している[2]。
歴史
ラザニアの起源は古代ローマのラガヌム(laganum)とされている[3]。しかし、調理法は大きく異なり、ラガヌムは揚げ物料理またはパイ料理であったとみられている[3]。ただし、紀元前1世紀の医学書では甘い食べ物に分類され、水気の中で調理される食べ物に列挙されている[3]。
中世イタリアでは宮廷料理人らにより料理書が著されるようになったが、マッケローニ(マカロニ)等の乾燥パスタは歓迎されなかったためかあまり登場しないのに対し、生パスタのラザニアはよく取り上げられた[3]。イタリアの14世紀の『料理の書』(Liber de coquina)にはラザニアの記述があるが発酵させたパスタ地を使った料理である[3]。一方で14世紀には雄鳥の皮など四角いパスタ状のものを使った料理を「ラザニア」と呼ぶ例もあり、揚げ料理にも使われていた[3]。茹でたパスタ料理の呼び名として定着するのは15世紀以降とされている[3]。
日本で製作、放映されたテレビアニメ『宇宙船サジタリウス』で主要登場人物の1人の好物がラザニアと設定されており、この番組でラザニアの存在を知ったという日本の視聴者も多い[4][5]。
料理
数種類のチーズを使うレシピが一般的であり、リコッタチーズ、モッツァレラチーズ、それにパルメザンチーズの3種類を混ぜて使う。ラザニア・アッラ・ボロネーゼ (lasagna alla bolognese) は、パルミジャーノ・レッジャーノのみで作られる。
トマトやほうれん草で色付けしたものなども存在する[6]。たとえばホウレン草と卵を使った「ラザニア・ヴェルデ」(verdeはイタリア語で「緑」の意味)などが知られている。また類似のパスタにラザニアの幅を狭くしたようなラザニエッテ、円筒状の中に具を詰めるカネロニなどがある。
イタリアから広まった料理であるが、現在ではイギリスやアメリカなどでも広く食べられている。アメリカでは全体が波トタン板のように波打っているものが広く使われている。また縁だけ波打っているものもある。イギリスでは複数形で料理とパスタを指す一方、アメリカでは単数形でそれらを指す。
脚注
出典
- ^ “ミートソースのラザーニャ”. 日清製粉グループ. 2022年12月31日閲覧。
- ^ a b c d “Lasagna Riccia n° 1”. ディ・チェコ. 2022年12月31日閲覧。
- ^ a b c d e f g 中山エツコ. “マカロニ物語”. 明治学院大学. 2021年11月27日閲覧。
- ^ “アニメ「宇宙船サジタリウス」原作者が伊から発信 阿久悠の詞と新型コロナとの戦いを重ねる人も”. Iza (2020年3月17日). 2022年12月4日閲覧。
- ^ 『アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる』河出書房新社、2021年、122頁。ISBN 978-4309291291。
- ^ 川上文代『新装版イタリア料理の教科書』新星出版社、2017年、13頁。
参考文献
- “Lasagna”. Merriam-Webster. 2017年6月30日閲覧。
関連項目
「ラザニア」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
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