早滝とは? わかりやすく解説

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早滝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 15:11 UTC 版)

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早滝
所在地 群馬県神流町塩沢
位置 北緯36度8分20秒 東経138度51分40秒 / 北緯36.13889度 東経138.86111度 / 36.13889; 138.86111座標: 北緯36度8分20秒 東経138度51分40秒 / 北緯36.13889度 東経138.86111度 / 36.13889; 138.86111
落差 30〜40 m
滝幅 3 m
水系 利根川水系神流川支流塩沢川
プロジェクト 地形
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早滝(はやたき)は、群馬県多野郡神流町を流れる塩沢川にかかるである。氷瀑で有名。

概要

本滝は、赤久縄山を流れる塩沢川にかかる直瀑である。落差30〜40m程度。標高が900m程度と高く寒いため、冬期に結氷し氷瀑となる。氷瀑は12月末頃より成長をはじめ、2月頃が最盛期。最も凍った場合は滝全体が結氷する。

周辺の植生は主に落葉広葉樹林からなり、一部にスギ等の人工林がある。滝がある標高900m前後では主にコナラカエデマツなどの雑木林様であるが、より標高が高くなるとカラマツミズナラシラカンバなどが主な樹種となる。

本滝周辺の地質はジュラ紀メランジュ基質(付加帯コンプレックス)[1] であり、白色の珪質岩、緑色および赤色の変成岩などが複雑に入り組む。このため、色とりどりの岩石河床を彩る。

アクセス

公共の交通機関によるアクセスは不可。自家用車と徒歩によるアクセスとなるが、車道も登山道も急斜面がある。特に冬期は車、人共に十分な装備が必要。氷瀑を見たい場合は、春または秋に事前に登山ルートを確認しておく事が望ましい。

自家用車の場合、神流町まで国道462号で行き、八幡神社の角を右折、塩沢川沿いに車道を上る。塩沢ダムを超え、急斜面を登り、民家が見えたら左手の林道へ入る。少し進むと右手に廃墟があり、少し広くなっている。自動車はここまで。

廃墟に沿って右折する道があるが、途中で崩落しているため、通行は不可。林道沿いに沢を渡り、右折して回り込むことで登山道に入ることができる。登山道は最初は緩斜面であるが、途中から距離は短いながら急斜面の鎖場、崖、ガレ場が続く。滝壺の手前に2m程度の小滝があり、これをよじ登らないと滝壺にアクセスできない。一見右に巻けるように見えるが、斜面が崩れやすく落石の危険があるため、注意が必要。

鎖場の途中に赤久縄山登山道との分岐がある。また、断崖へと向かう獣道が分岐しており、注意が必要(注意を促す看板有り)。

マムシスズメバチに注意。

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脚注

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  1. ^ 産業技術総合研究所 地質調査総合センター シームレス地質図 より

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