ペヤング ソースやきそば
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 09:28 UTC 版)
「まるか食品」の記事における「ペヤング ソースやきそば」の解説
レギュラーサイズ 1975年(昭和50年)3月にカップ焼きそばとして発売開始。「日清焼そばU.F.O.」(日清食品)、「マルちゃんやきそば弁当」(東洋水産)とともにカップ焼きそばのロングセラー商品である。企業名の「まるか食品」よりも、この「ペヤング」ブランドは主力販売地域内で高い知名度を誇る。 名称は、1973年(昭和48年)7月に誕生した「ペヤング」ブランドのソース焼きそばであることから。 カップ焼きそばとして初めて四角形のパッケージを使用している。理由として、当時主流だった円形パッケージを使用した他社の真似はしたくないという差別化と、「屋台の焼きそば」で使用されていた容器からの発想によるものである。販売休止(後述)以前は容器・蓋ともにプラスチック製で、端部のツメを上げて湯切り口を作る方式の上載せ式の蓋であったが、販売再開にあたり、異物混入防止策の一環として、密着性を高くするため容器は発泡スチロール製に、蓋はアルミシール式に改められ、従来のデザインに準じた外装フィルムで覆っている。 味付けは発売開始以降一切変えておらず、ウスターソースは液体状で他社と違いあっさりした「まろやかソース」を使用し、そのソースを吸収しやすいように小麦の配合を工夫した麺を採用している。この液体ソースを業界で初めて開発したのは、まるか食品である(それまでのカップ焼きそばは、全て「粉末ソース」であった)。また麺は具材を絡みやすくするために従来とは反対に粗い方の面を上にして容器に入っている。 販売地域について、1990年代半ばまでは東日本地域、具体的には@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}関東甲信越東北までの範囲を中心に販売されてきたが[要出典]、2008年(平成20年)、大阪府大阪市城東区に関連会社の「まるか商事大阪営業所」を開設して以降、西日本地区での販路拡大を図っており、2015年(平成27年)6月時点では近畿圏のテレビ局でも「ペヤング」CMが放送されている。北海道エリアでは、昭和時代に通常販売していたが、販売不振を理由にドン・キホーテやジャパンミートなどといった大手小売店の限定販売となったものの、2015年秋頃に一部コンビニエンスストアにておよそ40年ぶりに通常販売が復活した。 レギュラーサイズの商品パッケージには「Big」の表記がある。この由来は、カップ焼きそばが発売された当初の麺重量は60~65グラムが主流だったのに対し、業界初の試みとして麺重量を90グラムで発売したことによるもの。エネルギーは544kcal(2015年6月現在)。 超大盛(レギュラーサイズ2個分) 2004年(平成16年)8月発売開始。エネルギーは1,099kcal(2015年11月以降の商品は1,081kcal)。 超超超大盛GIGAMAX(レギュラーサイズ4個分) 2018年(平成30年)6月に関東で先行発売され、7月に全国で発売開始。エネルギーは2,142kcal。1食だけで成人男性の1日分の摂取カロリーと同等となる。 超中盛やきそば(麺重量はペヨング2個分) 2020年(令和2年)10月発売開始。CGCグループ加盟店専売。エネルギーは996kcal。 超超超超超超大盛やきそばペタマックス(レギュラーサイズ約7.3個分) 2020年11月2日から一部のコンビニエンスストアで先行発売。エネルギーは4,184kcal。 超超超大盛GIGAMAX GREATBOSSレトルトもつ煮入り(レギュラーサイズ4個分) 2022年(令和4年)5月23日に発売予定。レトルトのもつ煮を加えた事で噛むほどに旨味が溢れ、最後まで飽きないようになっている。 また、2019年(令和元年)5月5日には伊勢崎駅南口広場にて「超∞超大盛GIGA MAX365」(超超超大盛GIGA MAX365個分)の試食会を開催した。麺重量は160kg、使用した湯は480L、エネルギーは781,830kcal。会場には主催者発表で5000人が来場し、Largest instant noodles tasting event(インスタントヌードルの最大の試食会)としてギネス世界記録(579人)に認定された。
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