雄川堰とは? わかりやすく解説

雄川堰(おがわぜき)

用水 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡地内
名水画像
雄川堰はおよそ400年前構築されたものと推測され古くから住民の生活用水や非常用下流水田かんがい用水として利用されてきた。4月上旬桜まつり時期には、その景観美しさ多く観光客訪れる。
位置情報

おすすめの時期
現在おすすめです
年間通じて堰には流れているが、特に4月開花時期咲き乱れる桜の花と、雄川堰の清らかな流れ両方楽しむことができる。

周辺の自然環境
周辺は雄川堰の清らかな流れ沿って城下町小幡の古い家並み桜並木続いている。
利用状況
標高1,370mの稲含山水源とする雄川中流部から取水し、城下町や昔の武家屋敷地帯生活用水として潤ている他、その下流にある水田灌漑用水として利用されている。
イベント情報
4月上旬 名水周辺では、桜祭り武者行列)が毎年行われ多く観光客訪れている。
水質・水量
水質水量選定当時とほぼ変わらず良好な状態を保っている。水質どちらかと言えばアルカリ性であり、BOD生物化学的酸素要求量)は常時2mg/l下回っていることからも、汚濁少な良好な態と言える
由来・歴史
織田信長二男、信雄が大阪夏の陣功績により、元和元年西暦1615年7月23日大和国松山奈良県三万石と、上州小幡万石家督相続させた後、織田宗家として小幡陣屋築いたときに整備したのである織田氏及びその後承継した松平氏は、御用水奉行を置き、水の大切さ説き、雄川堰の管理力を入れたが、現在は地元住民の手により守られている。
水質保全活動
地元住民により、毎週水路内のゴミ等の回収活動が行われる他、用水組合が年3回止めて清掃作業行っている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR高崎線高崎駅」=(乗り換え)⇒上信線上州福島駅下車徒歩20

【 お車でお越し場合
■ 上信越自動車道富岡IC主要地方道富岡神流線を甘楽町方面南下(約10分)

お問い合わせ
甘楽町健康課保健環境
〒 370-2292
群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
TEL : 0274-74-3131
hoken@town.kanra.gunma.jp
http://www.town.kanra.gunma.jp
アクセスマップ
アクセスマップ図

雄川堰

雄川堰
雄川堰
雄川堰
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雄川堰
水土里の路ウォーキング
(雄川堰と城下町小幡の歴史をたずねて)
雄川堰
雄川堰 疏水概要
疏水所在
群馬県甘楽郡甘楽町小幡地内をおよそ1kmにわたり流れ用水ありながら環境省名水百選選定されています。

所在地域の概要
甘楽町は、群馬県南西部位置し面積は5857ha、人口は約1万5000人の町です。農業が盛んで、主に野菜、りんご、キウイフルーツしいたけなどを栽培してます。また、町並み特徴として、およそ400年前織田氏時代より形成され城下町としての風景が、今も色濃く残されおります

疏水概要・特徴
雄川堰は、いつ構築されたものか未だ不明ですが、およそ400年ほど前と推測されており、古くから住民の生活用水非常用下流水田かんがい用水として、多目的に利用されきました
水源稲含山から流れ出す雄川で、小幡の南3キロほどの翁橋下手に高さ約7mの堰堤造り取水しています。そこから雄川堰までの途中長さ6m、幅1mの1枚岩を3枚組合わせた吹上石樋」があります。この長い間木製でしたが、1865年、7ヵ月250の手間を費やし造られました。これにより、漏れなく下流送れるようになりました
また、1642年小幡陣屋完成により、3ヶ所に取水口設け陣屋内の生活用水庭園引き込まれ利用されきました



くわしい情報
雄川堰
甘楽町公式ホームページ
http://www.town.kanra.gunma.jp/
雄川堰
環境省認定名水百選
http://mizu.nies.go.jp/meisui/data/
index.asp?info=19
雄川堰



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