せいぶつかがくてき‐さんそようきゅうりょう〔セイブツクワガクテキサンソエウキウリヤウ〕【生物化学的酸素要求量】
生物化学的酸素要求量
→BODBOD(生物化学的酸素要求量)
BODとはBiochemical Oxygen Demandの略称で,河川水や工場排水中の汚染物質(有機物)が微生物によって無機化あるいはガス化されるときに必要とされる酸素量のことで,単位は一般的にmg/Lで表わします。この数値が大きくなれば,水質が汚濁していることを意味します。河川の環境基準…AA域1mg/L以下,A域2mg/L以下,B域3mg/L以下,C域5mg/L以下 等々
生物化学的酸素要求量(BOD) (せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう)
BOD…生物化学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand)
生物化学的酸素要求量
生物化学的酸素要求量
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生物化学的酸素要求量(BOD)
BODはBiochemical Oxygen Demandの略称です。溶存酸素(DO)が十分ある中で、水中の有機物が好気性微生物により分解されるときに消費される酸素の量のことをいい、普通20℃で5日間暗所で培養したときの消費量を指します。有機物汚染のおおよその指標になりますが、微生物によって分解されにくい有機物や、毒物による汚染の場合は測定できません。逆にアンモニアや亜硝酸が含まれている場合は微生物によって酸化されるので、測定値が高くなる場合があります。BODが高いとDOが欠乏しやすくなり、BODが10mg/リットル以上になると悪臭の発生などが起こりやすくなります。河川でのBODの環境基準値は類型別に定められており、「1mg/リットル以下」~「10mg/リットル以下」となっています。
生物化学的酸素要求量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 03:32 UTC 版)
英: biochemical oxygen demand)は、生物化学的酸素消費量とも呼ばれる最も一般的な水質指標のひとつであり、主に略称のBODが使われている[1]。
(せいぶつかがくてきさんそようきゅうりょう、- ^ “用語解説 : 生物化学的酸素要求量(BOD)” (2013年1月22日). 2018年2月14日閲覧。
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- 2 生物化学的酸素要求量の概要
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