雲出井用水
![]() 四ッ野分水工 常時適切な維持管理作業が行われている |
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疏水の概要 | ||||||
■疏水の所在 三重県久居市戸木、元町、桃園 津市雲出、高茶屋、藤水地域600ha ■所在地域の概要 本地区は、三重県の県庁所在地である津市の南部に位置し、一級河川雲出川の左岸に広がる穀倉地帯である。また、この地域の北側は都市化が進んでおり、都市住民に緑とゆとりの空間を提供している。 ■疏水の概要・特徴 雲出井用水路は、度重なる大干ばつから農民を守るために、西島八兵衛により江戸時代1648年(慶安元年)に完成した水路である。 本用水は、雲出川の戸木村から分水し、更に高茶屋で水を3分(高郷井、八寸、揚溝)して、高茶屋、雲出地区まで網の目のように用水路をはりめぐらせた。その結果、延長7,200間(13km)の用水路が完成し、600町歩の田畑がその恵みを受け、1万石近くの収穫の農地が潤うことになった。 |
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