明和町_(群馬県)とは? わかりやすく解説

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明和町 (群馬県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 02:02 UTC 版)

めいわまち 
明和町
桜並木路
明和町旗 明和町章
日本
地方 関東地方
都道府県 群馬県
邑楽郡
市町村コード 10522-8
法人番号 6000020105228
面積 19.64km2
総人口 10,438[編集]
推計人口、2025年4月1日)
人口密度 531人/km2
隣接自治体 館林市邑楽郡千代田町板倉町
埼玉県羽生市行田市
町の木 ツゲ
町の花
明和町役場
町長 冨塚基輔
所在地 370-0795
群馬県邑楽郡明和町新里250-1
北緯36度12分41秒 東経139度32分03秒 / 北緯36.21128度 東経139.53422度 / 36.21128; 139.53422 (明和町)座標: 北緯36度12分41秒 東経139度32分03秒 / 北緯36.21128度 東経139.53422度 / 36.21128; 139.53422 (明和町)
外部リンク 公式ウェブサイト

― 市 / ― 町 / ― 村

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明和町(めいわまち)は、群馬県南東部に位置し、邑楽郡に属する館林都市圏関東大都市圏に属する[1]

概要

総人口10,727人、世帯数4,090世帯(2021年)の自治体である(群馬県統計情報提供システムの統計)[2]。東京都心から約60kmと群馬県の中で最も東京都に近く、交通の便も良い事から、東京へ通勤・通学する住民も多く[注釈 1]関東大都市圏[1]に属する。

1995年と2000年の国勢調査においては群馬県の市町村の中で唯一東京特別区部への通勤率が5%を上回っていた。

町内の大規模な工業団地により財政は非常に豊かで、対人口財源は群馬県下上位で、2007年より交付金不交付団体となっている。2006年の財政力指数は0.80であったが、2007年に1.11となった。それらを理由として、隣接する館林市などとの合併を拒み続けてきた。

江戸時代には江戸と上野国下野国を結ぶ交通の要衝であった[2]1871年(明治4年)の廃藩置県後にはこの地域は栃木県に属していたが、1876年(明治9年)に群馬県の管轄となった[2]

1955年(昭和30年)に町村合併促進法により千江田村、梅島村、佐貫村の三ヶ村が合併して明和村となった[2]。町名の由来は、三ヶ村の合併時に、公募により「明朗で平和な村に」という想いから新村名として「明和村」と名付けられたことによる[3]

交通網の発達により都市化が進み、1970年(昭和45年)に首都圏都市開発区域の指定を受けた[2]1985年(昭和60年)には人口1万人を突破し、1998年(平成10年)に町制を施行して明和町となった[2]

三重県にも同表記の明和町(めいわちょう)があり、両町で友好交流提携・災害相互応援協定を締結している[4]。両町は町名だけでなく、町章三日月を象ったデザインを採用している共通点も存在する。

地理

  • 位置:群馬県南東部。群馬県内で行政役所位置が最も都心から近い自治体。
  • 大きさ:東西約11㎞、南北3㎞の細長い形状であり、面積は19.67km2と群馬県内では邑楽郡大泉町に次いで2番目に狭い。
  • 河川:利根川谷田川
  • 地形:関東平野に位置し、標高17〜21mと町内の標高差はほとんど無い。過去は渡良瀬川による度重なる洪水に襲われた。

地域

五十音順

  • 入ケ谷(いりがや)
  • 梅原(うめばら)
  • 江口(えぐち)
  • 大佐貫(おおざぬき)
  • 大輪(おおわ)
  • 上江黒(かみえぐろ)
  • 川俣(かわまた)
  • 下江黒(しもえぐろ)
  • 須賀(すか)
  • 千津井(せんづい)
  • 田島(たじま)
  • 斗合田(とごうた)
  • 中谷(なかや)
  • 新里(にっさと)
  • 南大島(みなみおおしま)
  • 矢島(やじま)

隣接している自治体

歴史

人口

明和町と全国の年齢別人口分布(2005年) 明和町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 明和町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
明和町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,496人
1975年(昭和50年) 9,182人
1980年(昭和55年) 9,815人
1985年(昭和60年) 10,156人
1990年(平成2年) 10,390人
1995年(平成7年) 11,255人
2000年(平成12年) 11,474人
2005年(平成17年) 11,326人
2010年(平成22年) 11,209人
2015年(平成27年) 11,044人
2020年(令和2年) 10,882人
総務省統計局 国勢調査より


行政・立法

  • 町長:冨塚基輔(2015年4月26日就任、3期目)

県議会

  • 選挙区:邑楽郡選挙区
  • 定数:3名
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日[5]
議員名 会派名 備考
久保田順一郎 自由民主党
川野辺達也 自由民主党
森昌彦 自由民主党

衆議院

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
群馬県第3区(明和町、太田市館林市邑楽郡 笹川博義 自由民主党 5 選挙区
長谷川嘉一 立憲民主党 2 比例復活

施策

環境都市宣言
ISO14001を認証取得
もったいない館
明和町キャラクター
メイちゃん

教育

小学校

中学校

高等学校

交通

鉄道

川俣駅

路線バス

道路

高速道路

東北自動車道 利根川橋

国道

物流

館林市や邑楽郡板倉町同様、群馬県でありながら東北自動車道沿線にあるため宅配便では隣接県扱いになる例が多い。

出身著名人

産物

名所

ふるさとの広場
  • 桜並木路
  • ふるさとの広場
  • シクラメン通り
  • 梨街道

脚注

注釈

  1. ^ 東京都心に最も近いのは当町だが、平成27年国勢調査によると、群馬県内の東京都特別区部への通勤率は邑楽郡板倉町に次いで2位である。

出典

  1. ^ a b 総務省統計局 経済センサスと統計地図(大都市圏の売上高)【1.関東大都市圏】
  2. ^ a b c d e f 経営発達支援計画の概要 明和町商工会”. 中小企業庁. 2025年5月11日閲覧。
  3. ^ 明和町の文化財と歴史” (PDF). 明和町. p. 21. 2022年4月24日閲覧。
  4. ^ 第124回「三重県の明和町と災害相互応援」”. 明和町公式ホームページ. 2016年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月24日閲覧。
  5. ^ 議員の紹介 勤続年数・年齢順 - 群馬県議会(令和5年4月30日現在)”. www.pref.gunma.jp. 群馬県. 2023年4月30日閲覧。
  6. ^ a b ぐんま旬の味覚-東部地区9月-”. ぐんまアグリネット. 2010年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月24日閲覧。

関連項目

外部リンク




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