特科クラス VII組 / 旧VII組とは? わかりやすく解説

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特科クラス VII組 / 旧VII組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「特科クラス VII組 / 旧VII組」の解説

『閃』における主人公たち。 リィン・シュバルツァー 登場作:「閃I」P・「閃IIP/B・「閃III」P・「閃IV」B→P・『創』P 声:内山昂輝 『閃』、『創』の主人公帝国北部温泉郷ユミル治めシュバルツァー男爵家養子太刀用い剣術流派八葉一刀流》の使い手シュバルツァー男爵によって拾われた子であるとされ、士官学院入学後、その生い立ちから、担任教官サラによってVII組の「重心としての役割与えられ本人資質もあって次第仲間たちから認められ、彼らの架け橋として個性豊かなVII組の中でリーダーみなされるようになっていく。 来歴 父ギリアス・オズボーンと母カーシャ息子として生まれる。幸福な家庭に育つが、5歳の時(1192年)にオズボーンの家が猟兵襲撃を受け、この際心臓の近く建材貫かれ瀕死の重傷を負う。妻の最期の願い聞き届けたオズボーンは、《黒の騎神》イシュメルガに願い、自らの心臓リィン移植させる。 一命取りとめたリィンは、吹雪の日にオズボーンによってユミル領主テオ・シュバルツァーに託されその後シュバルツァー男爵家養子として育つ。この時期までのことはリィン記憶ではおぼろげであり、リィン自分のこと拾われ浮浪児だと考え続け出自悩み抱えて育つことになる。 「閃I」の8年前(1196年)、義妹エリゼ二人で渓流遊びをしていたところ突然大雪降り出し、熊のような大型魔獣遭遇してしまい、エリゼを守るため「鬼の力」(後述)を無意識に発動し小さなナタのみで魔獣切り刻んでしまう。この出来事リィンにとってトラウマとなり、以降自身中に眠る得体の知れない力によって周囲の者たちを傷つけてしまうことを恐れるようになる。 「閃I」の7年前(1197年)、自身の中の""じみた何かを抑えるため、ユミル訪れた剣術家ユン・カーファイに弟子入りして《八葉一刀流》を学び始める。そして「閃I」の直前頃には、ユンから《八葉一刀流》の初伝授けられるが、以前から持っていたトラウマから来る自己犠牲癖とがめられ修行打ち切られてしまう。 「閃I」 - 卒業後は軍人になって家を出るつもりでユミル離れ帝都近郊小さな町トリスタにあるトールズ士官学院入学貴族クラス平民クラス分かたれている同学院で、この年新設され両方身分の者たちが混在して組織された《特科クラスVII組》(VII組)の一員となる。VII組では唯一人だけクラブ活動所属せず、そのかわり、その生い立ちから、貴族と平民留学生までいるVII組の「重心」(「中心ではなく)であるとサラ判断され校内様々な依頼事を任されるうになる帝国各地行われるVII組の特別実習をこなす内、クラスメイトたち抱える問題にともに向き合い同時に帝国宰相オズボーン抹殺目論む帝国解放戦線》による陰謀にたびたび遭遇し、彼らと対決重ねる。物語終盤帝国内戦始まろうとする中、巨大な人型兵器《灰の騎神》ヴァリマールの《起動者(ライザー)》となり、その力でトリスタの街に襲撃してきた《帝国解放戦線》の人型兵器機甲兵》を圧倒する。しかし、直後現れた《帝国解放戦線》のリーダー、《C》ことVIIクラスメイトのクロウ・アームブラストが操る《蒼の騎神》オルディーネに敗れ、守るべきと思っていたクラスメイトたち逆に守られる形で、無念撤退強いられる。 「閃II」 - オルディーネとの戦闘のおよそ1か月後にアイゼンガルド連峰にて目を覚まし物語序盤黒猫セリーヌ遊撃士のトヴァルと行動をともにし、帝国正規軍貴族連合軍との間で内戦始まった帝国で、VII組の仲間探すため各地旅する仲間との再会支えを受け、アルフィンによってエリゼ真意伝えられたことで精神的成長遂げ物語中盤にて自身秘められた鬼の力」を《神気合一》して制御することで自分ものとする。そして、《灰の騎神》ヴァリマール《起動者》として学院生たち中心に立ち、士官学院奪還大目標とし、次いでクロウ士官学院帰還させることを目標とする。 物語本編終盤、《煌魔城》の決戦クロウとの騎神同士による一騎討ち勝利し復活した《紅き終焉魔王(エンド・オブ・ヴァーミリオン)》も退けるが、共闘したクロウ戦いの中で失ってしまう。クロウの死の直後に姿を現しオズボーン生存納得できず、腹心ルーファス事後処理淡々と指示して去ろうとする彼に猛然と掴みかかるが、それを静かに嗜めるルーファス言葉オズボーンこそが自分実父であることを思い出しオズボーンから今後しばらくは「英雄」として役立つよう告げられる。 「閃II外伝 - 内戦終結したことで、帝国クロスベル自治州電撃的占領し同地めぐってカルバード共和国との紛争始まり、その《クロスベル戦役》に軍属として参加する。クロスベルでは《灰の騎神》ヴァリマール駆って戦役参加するほか、帝国政府の「要請」にも応じ帝国による支配へのレジスタンス活動展開するロイド・バニングス前に立ちはだかって交戦し、その目論見妨げる。そうして、「内戦終結させた功労者としての虚名合わせて帝国政府による政治宣伝により《灰色騎士》としてリィン帝国内外にその名を知られるようになっていく。 VII組の仲間たち各人目標のため1年学院を去る中、学院に残ることを選択し、「閃II」と「閃III」の間の期間(1205年)、学生続けながら、帝国政府による「要請」を受けて帝国軍軍属として任務遂行する日々を送る。「要請」をこなすうちに「鬼の力」が次第強まっていき、同年秋の《北方戦役》でついに《神気合一》による制御も効かなくなりそれ以降全力を出すことを控えざるを得なくなる。そうして、翌1206年春に士官学院卒業する。 「閃III」 - 士官学院卒業後、帝国政府から帝国軍入り強く求められるもそれを固辞し帝都西郊のリーヴスに新設されトールズ士官学院・第II分校教官の職に就き、《VII特務科》(新VII組)の担任となる。帝国各地分校全員で行う特別演習の中、新VII組の生徒たち率いて特務活動を行うとともに帝国政府からの「要請」もこなすことになる。エマから譲り受けたペンダントの力とセリーヌ特訓成果もあり、「鬼の力」を再び《神気合一》で制御できるうになる終盤、《黒キ星杯》にて黒の聖獣によって窮地追い込まれリィンを庇ったミリアム目の前で喪ったことによるショックから「鬼の力」が暴走して自我を失う。リィン暴走によりヴァリマールの姿も変貌しミリアム変化した根源たる虚無の剣》によって黒の聖獣討ち取るが、それにより《巨イナル黄昏》を引き起こしてしまう。最後記憶取り戻したクロウ、ルトガー、アリアンロード、オズボーン駆られた4騎の騎神によって取り囲まれオズボーンの《黒の騎神》によって取り押さえられる。 「閃IV」 - 「鬼の力」を暴走させた状態のままセリーヌとともに《黒の工房本拠地連れ去られ囚われの身となってしまう。己を失った状態が1ヶ月ほど続いていたが、リィンを救うために《黒の工房》に乗り込んできたVII組の面々や、霊脈通して繋がった縁のある者たちから呼びかけで己を取り戻しVII組に復帰し、《黒の工房》を脱出することに成功するその後クロウ、デュバリィを仲間加えオズボーン陣営捕らえられていた仲間たち解放していく。パンタグリュエル極秘会談が行われることになると、ミュゼ招待によって参加し、『空』の主人公らリベール遊撃士協会、「」の主人公らクロスベル警察特務支援課とも邂逅果たしその際にかつて交戦したロイド和解する。オリヴァルト皇子が《光まとう翼》を提唱したことを受けてそれに参加し以後はその一員として活動する本格的に始まった《七の相克》で他の《起動者》たちを破って勝ち抜きついには幻想起動要塞オズボーン駆る《黒の騎神》イシュメルガにも勝利する。しかし、こうなることも想定含めていたイシュメルガの思念体によって乗り移られ、その身を蝕まれてしまう。 (ノーマルエンド) - こうなることは予期しており、イシュメルガの思念体が《黒の騎神》本体《起動者》分離したことをイシュメルガを滅ぼす好機見てヴァリマールとともに大気圏外飛び去り最後真っ白なのように輝く光となる。 (真エンド) - 《大地聖獣》アルグレスの残滓から《大地》を与えられていたことから、イシュメルガの思念体切り離した上で中途半端に錬成された《巨イナル一とともに大地》の中に封じ込め結合させる。これによりイシュメルガはこの次元唯一倒せ形態であるイシュメルガ=ローゲとして実体化し、これをトールズVII組、特務支援課リベール遊撃士らによる総力戦撃破する。イシュメルガの思念体狭間空間逃げ込んだため、それを追いかけ、人が振るえ大きさになった《剣》(ミリアム)で切り伏せ完全に消滅させる直後狭間空間現れオズボーン父子最後会話交わして元の次元帰還する。《巨イナル黄昏》が終息したことで呪い消えて髪と瞳の色元に戻り役目終えて消滅するヴァリマール別れる全て終わった後、トールズ士官学院・第II分校教官としての日常に戻る。 プロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→18歳(「閃II外伝)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 誕生5月 身長:173cm(「閃I」・「閃II」)→178cm(「閃III」・「閃IV」) 出身エレボニア帝国・ノルティア州(ユミル人物 のあるまっすぐな性格で、誰とでも打ち解けられる人の良さ備えるが、自身出自不明であることに引け目感じており、養子自分男爵家家督を継ぐべきではないと考えているため、どこか影を落とすような謙虚さ備えている。 当初『閃』の主人公帝国軍軍人にすることが検討されたが、軍規縛られる軍人だと動かしにくいと思われたため士官学院学生という設定になった朴念仁 ストイック爽やかなのに妙に泣かせなところがあり、妹のエリゼ接してきた時の癖で、軽々しく女子の頭をなでる癖がある。アリサ女性メンバー好意には非常に鈍感であり、VII組のクラスメイトからは「女心わかっていない」、「朴念仁なのも大概にしろ」と、ティオからは「タイプ違えロイドさんの同類」、ランディからは「アイツ以上に爆発しろって感じと言われており、「閃IV」では最終決戦前に整理付けるよう周囲から諭される。 義妹エリゼに対しては、彼女からの好意鈍感な一方過保護シスコン)なところがあり、彼女に好意を持つパトリックからは、エリゼ関連では「問答無用感じ」になると苦言呈されている。ふだんは寛容聞き流しているアッシュ軽口エリゼ関連に関して許さず、新VII組の生徒たち呆れさせている。 自己犠牲癖 お人好しで、自分のこと大切にしない人物と言われており、無自覚他人ばかり優先する所があり、本人もそれを悪癖だと認めている。 自己犠牲状況打開しようとする癖が「閃I」の頃からあり、「閃III」の頃にもその癖抜けておらず、VII組の仲間からは「筋金入り自己犠牲癖と言われるうになる作品中では「閃I」序盤ユーシスがこの性質について最初に指摘しており、「閃IV」でパンタグリュエルグロリアス特攻をしようとしたミュゼ教官として叱ろうとした時も、居合わせたユーシスからたしなめられている。 士官学院入学する以前、ユン・カーファイから《八葉一刀流》の修練初伝打ち切られ大きな理由ともなっており、それが「鬼の力」を恐れたリィン自己欺瞞として行っている行為だと見抜いていたユンは、そのことをあえて指摘はせずリィン自身自分気づいて自覚するまで待ち、彼が答え至ったことで中伝の書を(テオを介して授けている。 『閃』の作品中ではリィン成長を描く上でテーマひとつになっており、「鬼の力」と向き合う上でキーとなっているほか、オズボーンリィンに対して「己を捨てて他を活かすではなく、己も他も活かすのを最後まで諦めるな」という言葉を「閃IV」の最後に贈りユン教え結局はそこに繋がるのではないか問いかけている。 「閃III」以降の変化 「閃II」までの学生時代比べて身長が5リジュ(5cm)ほど伸び体つき幾分逞しくなる。クロスベル戦役北方戦役得た名声により《灰色騎士》としてリィンの顔と名は帝国中に知れ渡っているが、本人はそう呼ばれることをあまり良く思っておらず、普段伊達眼鏡をかけて印象変えるなどして誤魔化している(しかし、会話するうちに大抵はバレるか勘付かれている)。 士官学院では歴史学教科受け持っており、ユウナからは「悔しいけど分かりやすいし丁寧」と評されているほか、演習先のいわれなどの説明役に回ることも多い。本校時代成績はかなり上位だったらしいとアルティナ話している。 「閃III」で教官になるという設定は、「閃I」時点予定されいたものではなかった。 鬼の力 胸に謎の痣があり、時折うずくことがある。その痣はリィンオズボーンから心臓受け継いだ時にできたもので、帝国呪い起因して超常的な鬼の力」を引き出すことができる。 この力が解放されると、髪の色灰色銀色)に、瞳の色は赤になり、漆黒真紅瘴気をまとい、リィン普段とは比較ならない圧倒的な力とのような荒々しい戦いぶり見せる。 「閃I」の8年前、雪山魔獣襲われた際にエリゼを守るためにこの力を無意識引き出して初め振るい以降リィンはその力の大きさ恐れ、それが原因で「本気を出せない」性格になってしまう。 ゲーム本編では、「閃I」で学院旧校舎でエリゼ危機陥った時に初めてその力を使う。 当初、この力はリィンによって抑えられており、怒り反応して引き出され戦闘中理性失ったような状態になっていたが、「閃II」で新たな境地至って神気合一」を修得したことで理性保ったままこの力を引き出せるようになる。 この「鬼の力」は《魔女の眷属》であるエマセリーヌにもよくわからないのだったが、「閃IV」で《巨イナル黄昏》を引き起こす真なる贄”に与えられ呪いの力であることが明かされる。 「閃IV」で暴走状態から解放され《黒の工房》からも脱出した後、仲間信頼することができるようになったことにより、「鬼の力」を神気によって制御するではなく爆発させた状態のままとする《鬼気解放》を修得する(《鬼気解放》を使うと自我を失うことになるため仲間によるフォロー必要になる)。 「閃I」から描写があったこの「鬼の力」について、「閃IV」の登場人物たちの言葉だけでは真意伝わりにくかったため、後にインタビューで、オズボーンがイシュメルガの力を借りてリィン心臓移植した際にイシュメルガの因子媒介にして植え付けられたこと(この時点真なる贄に選ばれた)、力としては(イシュメルガではなく帝国呪いに紐づいたものであることが補足されている。「閃II」でマクバーンがリィンのことを「混ざってる」と言っているが、これは《外の理》と混ざっているという意味ではなく自分が本来持つものではない別の力と混ざってということ意味している。 八葉一刀流 ユン・カーファイの最後直弟子で、八葉一刀流全ての型に触れつつ《無》の先を極めんとする存在とされる。 「閃I」の7年前に剣客ユン・カーファイと出会い弟子として「八葉一刀流」の指南数年わたって受けてきたが、老師から修行打ち切られる形で「初伝」を授かるに留まっていた。その後トールズ士官学院入学後経験経て、「中伝」を授かる剣術だけではなく、《観の眼》の冴えがあり、気配断って尾行してくるような相手に気づいたことは数多くこれまでの作品主人公たちが気づかず見逃してたような状況怪盗Bの気配察知して破っている(ただし怪盗B本人もこの時は本気で正体隠そうという気はなかった)。 《観の眼》は一切先入観排しそのものを見るというもので、気配察知限らず推理などにも用いられるほか、新VII組の教官として生徒たち評価を行うためにも使われている。 容姿/外見 黒髪に碧紫色の瞳をしている。髪の色は父オズボーンに、顔立ちは母カーシャ似た。 《巨イナル黄昏》が始まった「閃IV」では、「鬼の力」が発動した時と同様に髪の色銀色に、瞳の色赤のままとなってしまう。《巨イナル黄昏》が解除されたことにより、これらは元に戻った。 「閃IV」で救出された後は、エリン魔女たち作った霊力暴走ある程度抑える術式組み込まれた黒い服を着ている。微妙にこじらせてるような印象もあると言われている(色が同じなのでアルティナには気に入られている)。 ゲーム上の性能 武器太刀八葉一刀流による強力な遅延技と範囲攻撃を持つ。同じく八葉一刀流剣士アリオス・マクレインが用いる技の一部使用できる。オーブメントの属性は時と火。 「閃II」からは中盤取得するクラフト、「神気合一」を使うことで一時的に能力クラフト大幅に強化できる。「IV」で救出されてからは、贄としての鬼の力として「鬼気解放」を使うことでクラフト強化できるが、3ターン経過後に暴走するというデメリット追加された。 使用するSクラフトは、「閃I」では焔をまとった太刀による居合い切り披露する「焔の太刀」とそれが強化された「蒼焔の太刀」。「閃II」では、「蒼焔の太刀」の後、「終の太刀・暁」を修得。「閃III」では「七ノ太刀落葉」(神気合一時は「灰ノ太刀・滅」)、強化後は「七ノ太刀・刻」(同「灰ノ太刀・絶」)となる。「閃IV」では「灰の太刀・絶」(鬼気解放時は「終の太刀・黒」)、奥義伝授試しの後は「奥義・無仭剣」(同「絶技・無仭剣」)が使用可能となる。 『魔法少女☆まじかるアリサ』のリィン・シュバルツァー 「閃II」のDLCリィンの人には言えないオリジナル衣装」を基にしたスピンオフキャラクターで、『東亰ザナドゥ』の作中作魔法少女まじかるアリサ』の敵キャラという設定高校2年生で、アリサクラスメイト。その正体人間界征服するため遣わされ魔界皇子人間界について学び成長するため、然るべき時が来るまではと記憶魔力封印されていたが、両手宿していた皇子の印の内、左手赤い宝石小さい頃にアリサにあげてしまっていたため、不完全な形で覚醒してしまう。 赤い石を持つアリサ接触したことで魔界皇子リィンとして覚醒し全身黒づくめで、ゴーグルヘッドホン付けたイタい姿に変身し厨二言葉を吐くうになる魔界皇子として覚醒した後は、普段の姿でも厨二病言葉話し手の甲黒い宝石時折うずくことがある)を隠すため、右手に常に黒い皮手袋をするようになる。 アリサ・ラインフォルト 登場作:『閃』P・『創』P 声:堀江由衣 「閃I」、「閃II」のヒロイン帝国最大重工業メーカーであるラインフォルトグループの会長を母に持つ少女家族のことを顧みず仕事打ち込む冷徹なイリーナへの反発から士官学院入り決め近代兵器製造生業とする実家へのあてつけの意味込めて武術でも伝統的な弓術選択し導力弓を使う。 ラインフォルト家仕えメイドシャロンのことは時に反発しつつも姉のように慕っている。 来歴 帝国最大企業の子という出自から、貴族の子からは疎まれ平民の子からは特別扱いされ友人少な子供時代を送る。 「閃I」の8年前(1196年)に「事故」で父フランツ亡くし、母イリーナ仕事没頭するようになったこともあり、家庭環境大きく変わる。以降祖父グエンしばらくしてラインフォルト家使えるようになったメイドシャロン一緒にいてくれるようになり、弓術礼儀作法といったことをはじめ、二人から様々なことを学び、慕うようになる。 「閃I」の5年前1199年)、グエンイリーナによってラインフォルト社追われシャロンイリーナ従い、それらに納得いかない思い抱える。 「閃I」の直前祖父グエンから学費援助してもらって実家出て、母イリーナ常任理事をしているとは知らずトールズ士官学院入学する。 「閃I」 - 出自隠してアリサ・R」として、トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる(シャロン来訪により出身ほどなく露見する)。ラクロス部所属自分の家族の在り方について悩み抱えていたが、特別実習通して克服していき、士官学院卒業までなんらかの道を示すことを母イリーナ宣言する。 「閃II」 - 当初ガイウスミリアムとともにノルド高原潜伏していた。リィンとの合流後行動をともにし、ノルティア州で潜伏していたアンゼリカから母イリーナ所在もたらされたことから、ルーレ市に潜入して救出成功する内戦により組織弱体化したラインフォルトグループの建て直しに少しでも早く協力できるうになるため実家に戻ることにし、士官学院1年卒業する顧問として同社復帰したグエンシャロン支えられ実践形式マネジメント学び、シニアマネージャーの資格を得る。 「閃III」 - 叩き上げでラインフォルトグループの第四開発部室長就任し新型戦術オーブメント「ARCUS II」と魔導杖部門担当している。リィンクロスベル自治州を特別実習訪れた際に再会し第四開発部開発した機甲兵用の追加ユニット飛翔ユニット)を渡し、クロスベルにおける結社暗躍明らかになると再びリィン行動共にする。《黒キ星杯》の出現時にフランツ生きていたことを知り、《黒キ星杯》では結社戻りVII組の前に立ちふさがったシャロンらと戦う。その際ティータティオ連絡取り合って作成したオーバルギアEXA」に搭乗してシャロン対抗試みる。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィンシャロン取り戻すべく行動開始ガルガンチュア試験戦艦における戦いでシャロン取り戻す。真エンドでは《七の相克》後、イシュメルガの呪縛から解放されフランツ再会するプロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 出身エレボニア帝国・ノルティア州(鋼都ルーレ人物 はっきりとした物言い一見きつい印象だが、人のことを気にかけることができ、たとえ怒っていても相手のことを思いやらずにいられない性格いわゆるツンデレ)。 母へ反発原動力になっているが、彼女が常任理事務めている士官学院そうとは知らず入学してしまったうえ、学費もやはりそうとは知らず母に支払われ続けており、完全に親離れできておらず、そのこと自覚を持つようになる。 母譲り商才加え、父から機械いじりなどの技師仕事教わり機械関係は士官学院入学する以前からラインフォルト社一般社員より詳しいくらいの知識を持つ。本人は(知識はあっても)エンジニアとしての才能持っていないと自覚しているが、他の者たちがあまり持っていない技術関係知識VII組をしばしば助ける。 入学式後のクラスオリエンテーションで起きたアクシデントからリィン一方的に敵視してしまうが、本人悪気がなかったことは理解しており、授業中教官から質問されリィンアシストするなど仲直りしようタイミングをうかがうも、なかなか素直になれない。 母と祖父対立苦悩しており、かつてのような仲の良い家族戻ってほしいと願っているが、先述性格から他人にそのこと相談できずに一人悩み続ける。特別実習通じてリィン初め相談して励まされその後もともに過ごしていく中で彼に恋愛感情を抱くようになる。「閃II」ではそれが顕著に現れており、再会した折から彼に抱きつくほか、絆イベントではリィンヴァリマール内部乗る終章ではリィン恋仲になった際に彼に口づけするなど、「閃I」におけるヒロイン的な扱いが強い。一方リィン女性絡み話題になるあからさまに不機嫌になるような嫉妬深い一面もある。リィン義妹エリゼも同じ思いを持つことから、「本当に自分と意見合いそう」と親近感持っている容姿/外見 長い金髪ツーサイドアップにして、羽を模した髪飾り付けている。あまり目立たなくなるがミリアムから「大きい方」と言われるバスト持ち主でもある。 ゲーム上の性能 武器導力式の弓。祖父グエンシャロンから学んだ弓術による攻撃繰り出し優秀なサポートクラフトを持つ。オーブメントの属性は火と空。 『魔法少女☆まじかるアリサ』のアリサ・ラインフォルト 「閃II」のDLCアリサの人には見せられないオリジナル衣装」を基にしたスピンオフキャラクターで、『東亰ザナドゥ』の作中作魔法少女まじかるアリサ』の主人公という設定ピンク色の服を着た魔法少女で、得物伝説の愛の弓「トゥインクル・スター」、必殺技は「まじかるアリサ ラブ・シューティングスター」。 ふだんはハンバーガーチェーン店「マクモナルド」でアルバイトをしているごく普通の高校2年生だが、謎の妖精モナくん導きにより、魔法少女まじかるアリサとなる。 モナくんモナ国王てぃんくるモナくんモナの国の国王本名は「てぃんくるモナくん」。いわゆる魔法少女マスコット妖精で、語尾に「モナ」を付けて話す。 悪の魔王魔界皇子の父)の配下ミリアムによって国を征服され、国に伝わる伝説変身アイテムである3つの『ARCUS』を手に命からがら人間界脱走してきた。人間界ではマクモナルドのマスコット乗り移り、ふだんはアリサポケットの中でマスコット人形振りをしているが、魔法少女を導く時はモフモフしたぬいぐるみ大の大きさになる。 自分の国を救ってもらうため、アリサラウラエマにARCUSを託して魔法少女にする。 日本ファルコムマスコットキャラクターのひとつであるモナくんを基にしたキャラクターであり、「閃II」のDLCアリサの人には見せられないオリジナル衣装」では「てぃんくるモナくん」としてアクセサリになっている。 エリオット・クレイグ 登場作:『閃』P・『創』P 声:白石涼子 帝都出身音楽好きの少年帝国軍中でも猛将としてその名を知られるオーラフ・クレイグの息子で、父は軍人ながら、姉のフィオナとともにピアノ教師である母の薫陶強く受けた音楽一家育ち自身将来音楽家志望している。士官学院入学まで武術経験皆無等しく入学時に適性があると言われたことから《魔導杖(オーバルスタッフ)》のテスト要員参加した来歴 ピアニストだった母親影響音楽親しんで育つ。姉と同じく音楽院進学しようとしたが、父オーラフの反対にあい、士官学校中でも音楽授業充実していて、卒業生半分軍人以外の道に進むトールズ士官学院への進学を選ぶ。 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。吹奏楽部所属しヴァイオリン担当する父との関係知られたくなかったため、(聞かれなかったからということもあるが)入学して3ヶ月経って父親軍人であることを黙っていた。帝都の特別実習士官学院入学した経緯リィンらに明かし最初不本意な思い入学したものの、それを前向きにとらえているということ語りそうしたエリオット在り方ラウラフィーにも影響与えて彼女ら和解一助となる。 「閃II」 - 当初、マキアス、フィーとともにケルディック方面潜伏していた。クロイツェン州の領邦軍に姉フィオナ囚われたことから、軍人として動けない父に代わってリィンとともに領邦軍の拠点である《双龍》に潜入して姉を救出する士官学院経験から音楽の力に気づいてますます好きになり、クロウ最期の言葉による後押しもあって、内戦後激動の時代に少しでも人々の心を癒し豊かにできるよう、音楽の道に進むことを再び決意する。父に許されたとこもあって士官学院1年卒業し帝都音楽院編入する。 「閃III」 - 念願プロデビュー果たしプロ音楽家として帝国各地での巡業敢行している。サザーラント州で特別演習行っていた第II分校結社襲撃受けた際に救援駆けつけリィン再会し結社拠点を探るべく分校別行動始めたリィン同行する。《黒キ星杯》では、マキアスやユーシスとともに鉄血の子供たち》の4人と戦う。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始。ドレッグノール要塞ではVIIとともに父であるクレイグ教官だったナイトハルト乗り越え、クロスベルでは陽動のため、アルカンシェル練習公演監督務める。 プロフィール 年齢16歳(「閃I」・「閃II」)→19歳(「閃III」・「閃IV」) 出身エレボニア帝国帝都ヘイムダルアルト通り人物 リィンにとっては士官学院最初友人士官学院入学後音楽院などへの未練持っていたが、特別実習等で視野広げることができたため、漠然と音楽院に進むよりよかった考えるようになる楽器についてヴァイオリン演奏することが多いが、一通り楽器には触れた経験がある。 楽器演奏に関して妥協許さず士官学院学院祭向けてVIIメンバー音楽教えることとなった時は人が変わったようなスパルタぶりや有無を言わさない圧力見せ、他のVIIメンバー全員閉口させる。実家自室あらゆる種類楽器大量楽譜揃えられており、趣味範疇超えているとまで言われる容姿/外見 年上の女受けする容姿のため、帝都にいた頃は軽傷負っただけでも近所お姉さんたちが大騒ぎすることもあったらしい。 ゲーム上の性能 武器魔導杖男女兼用男性用)。音楽乗せて放たれるクラフト使用。そのため、クラフトでは様々な楽器使用する。特に回復効果の高いサポートクラフトを持つ。オーブメントの属性と空。 ラウラ・S・アルゼイド 登場作:『閃』P・『創』P 声:伊瀬茉莉也 レグラム地方治めるアルゼイド子爵家の息女青髪長髪を持つ長身女性帝国内でも高名な剣術流派「アルゼイド流」を修めており、その流派継承者帝国最強剣士一人にも数えられる光の剣匠》ヴィクター・S・アルゼイドを父に持つ。 来歴 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。水泳部所属入学時点でアルゼイド流の中伝をすでに得ており、その実力は新入生最強と言われている。元猟兵であるフィー受け入れることができず、折り合い悪さ引きずるが、後に帝都での特別実習中に私闘経て和解するパワータイプラウラスピードタイプフィーとは本来、相性良い組み合わせのため、リィンからは2人コンビを「最強」と評される。 「閃II」 - 当初ユーシスエマとともにレグラム実家潜伏していた。不在ヴィクターに代わって領主としての仕事務め来訪してきたオーレリアウォレス両将の応対をし、圧倒されるクロウ最期の言葉後押しされ、アルゼイド流の奥義伝承修行をすることを決意し士官学院1年卒業してヴィクターとともに修行の旅に立つ。修行の末、19歳にしてアルゼイド流の免許皆伝至り師範代資格を得る。 「閃III」 - 武者修行兼ねて各地練武場を回って師範代として指南をしつつ、己の武を磨いて回っている。サザーランド州で特別実習行っているリィン再会し同地暗躍始めていた結社対抗するよう「要請」を受けた彼を助力する。《黒キ星杯》ではエマガイウスとともに結社最強のアリアンロード、マクバーンの2人と戦う。そのさなか、父ヴィクター乗るカレイジャス爆破されるのを目の当たりにしてしまう。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事と父が乗るカレイジャス爆破されことによるショック意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始する物語終盤VIIとともに呪い強制力によって突き動かされヴィクター戦い勝利するプロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 出身エレボニア帝国・クロイツェン州(レグラム人物 常に泰然自若としており、ある意味貴族的な鷹揚さを持つ。やや世間ずれしている面はあるものの、自分無知無知として積極的に学ぼうとする向上心持っている。そんな性格であるため、貴族ではあるが、身分問わず誰でも平等に接する。ことあるごとにアルゼイド家に含むところがある様子見せるデュバリィにも真摯に接するなど、器の大きさ見せる。 見込んだ相手気に入った相手のことを理解できない気が済まない性分があり、士官学院入学当初全力出していなかったリィンや、自分と大きく異な生き方をしてきたフィーに対して執着を持つようになる普段から凛々しい立ち居振る舞いをしているため、年下女子には人気があり、レグラム一部の者に「お姉さま」と呼ばれて熱烈に慕われているほか、VII組が帝都の聖アストライア女学院を訪れた際も女学生たちから人気となる。 剣については、寝る前に素振り欠かさないようにしたり、リィンにも手合わせを願うなど、自らを高めることに余念がない精進次第では私をも凌ぐだろうとオーレリアから言われている 祖先は《聖女リアンヌ・サンドロット腹心であるため、聖女憧れ存在であり、いつかは彼女のようになりたい考えている。 「閃I」の学院祭の《みっしぃパニック》でみっしぃ気に入ってしまい、 古風な話し方をする人物で、礼を言う時は「そなたに感謝を」と口にする。 ゲーム上の性能 武器身の丈ほどの大きさを誇る両手剣で、戦闘では敵に剣の重量活かした強烈な攻撃放つ。オーブメントの属性と火。 マキアス・レーグニッツ 登場作:『閃』P・『創』P 声:佐藤拓也 帝都知事カール・レーグニッツの息子平民出身大変な努力家で、勉学では入試首席エマ負けまい普段から努力続けている。帝国の貴族制を公然と批判するなど、クラス内でも貴族への嫌悪感強く表明している。 来歴 早く母親亡くし父と2人だけの父子家庭となるが、近所住んでいた9歳年上従姉トリシャが男所帯のレーグニッツ家の世話を焼き、マキアスにとっては姉がわりとなる。 「閃I」の6年前(1198年)、その従姉貴族婚約者から手ひどく裏切られたことを苦に自殺してしまったことで、貴族に対して憎しみ持ち、それが八つ当たりにすぎないことは承知しつつも、彼らに勝てるだけの力を求めるようになる。 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。第二チェス部に所属入試成績第2位で、座学学年でもトップクラス成績入学後VII組の副委員長となる。貴族制度については公然と批判しており、貴族クラスメイトとも距離を置いており、特にユーシスとはARCUSの《戦術リンク》もできないほど反り合わず最初の特別実習ではそれが原因で普通の試験であれば落第点にあたるほどの散々な成績残してしまう。リィンのことも彼が男爵家出身で、しかもそのこと隠していたことを知ってからは距離を置いていたが、続くバリアハートでの特別実習通じてリィンユーシス人間性境遇知ってほだされ次第考え改めていく。 「閃II」 - 当初エリオットフィーとともにケルディック方面潜伏していた。VII組のクラスメイトの中では最初にリィン合流する。《カレル離宮》に父が囚われていることを知り救出作戦参加する内戦後クロウ最期の言葉後押しされたこともあって帝都政治学院前倒し受験して合格したことで、士官学院1年卒業して政治学院編入することにする。父譲り生真面目さと優秀さフル回転させて1年で必要単位修得すると、19歳という異例若さで「司法監察院入りを果たす。 「閃III」 - 司法監察官として登場。クロスベルではアリサエマとともにリィン助力する。《黒キ星杯》では、エリオットユーシスとともに鉄血の子供たち》の4人と戦う。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始。絆イベントではかつてトリシャと婚約していたアーサー再会し、トリシャの件で後悔していた彼の呪いを解く。 プロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 出身エレボニア帝国帝都ヘイムダルオスト地区人物 少し頭が固く考えすぎなところがある。何事にも真正面から正攻法立ち向かう強さがあり、他の者であれば難しすぎてうやむやにしてしまうような問題にも真摯に向き合い答え探すようなところがある。そうした性格から、他人衝突し空回りすることも多い。 ユーシスとは当初折り合い悪く、特別実習経て関係が多少改善した後も顔を合わせれば皮肉や憎まれ口言い合っているが、息はピッタリで、喧嘩するほど仲が良い種類の関係になる。 入学当初VII組の中でもトラブルメーカーという面が強く、後に本人そのこと認めクラス一の未熟者だったと自省の念を持つようになる思想立場など含めユーシスセットキャラクター造形がされている。 初期設定では鉄道模型などのインドア趣味持っているというキャラ付け検討されたようだが、ゲーム本編ではミスティによるラジオ番組「アーベントタイム」のファンという程度抑えられている。 ゲーム上の性能 武器導力式のショットガン装填する弾丸によって回復状態異常効果相手与えクラフトを持つ。オーブメントの属性は地と幻。 ユーシス・アルバレア 登場作:『閃』P・『創』P 声:立花慎之介 四大名門一つアルバレア公爵家次男宮廷剣術使い手で、騎士剣得物にしている。 来歴 帝国最大貴族一角であるヘルムート・アルバレアの子として生まれるが、母が平民であることからアルバレア公爵家から遠ざけられ育ち、「閃I」の8年前(1196年)、母の死に伴い公爵家に引き取られる公爵家に引き取られ以降は兄ルーファス慕い、彼から様々なことを教わりつつ育つ。 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。もともと馬好きであったことから、入学後馬術部所属する出自による葛藤やマキアスとの不和などを抱えていたが、リィンにより緩和される入学当初周り寄せ付けない雰囲気強かったが、VII組との交流経て人当たり柔らかくなっていく。VII組に途中編入しミリアムからは早々に懐かれる。 「閃II」 - 当初ラウラエマとともにレグラム方面逃れたが、単独でバリアハートの実家に戻る。その後、しばらくは不本意な思い抱えつつ領邦軍の指揮などを行っていたが、リィンたちが各地活動始めたことを察知するサラ連絡を取るなど準備しリィンとの一騎打ちの末に意を決し実家決別してVII組に合流する。父ヘルムートがケルディック焼き討ち行ったことで父を止めることを決意しオーロックス砦の戦いで自らの手で父を拘束する内戦後学院としての生活に戻っていたが、父の逮捕と兄ルーファスのクロスベル総督就任により、領主不在となったクロイツェン州は彼が治めるほかなくなりクロウ最期の言葉後押しもあり、士官学院1年卒業して領地帰るその後、ヴァンダール一門処遇税制改革強行など、貴族への締め付け加速度的に強化されていくことに不穏な空気感じ取り、ハイアームズやログナーなど他の四大名門水面下連絡取り合ううになる。 「閃III」 - アルバレア公爵家当主代理にして、クロイツェン州の領主代行として登場四大名門一角として領邦会議開催される海都オルディスに赴き、同地特別演習行っていたリィン再会領邦会議前に結社によってジュノー海上要塞占拠されると、その攻略参加しリィンとともにアリアンロードや《戦乙女》たちと交戦する領邦会議主題となるカイエン公爵家当主後継者指名ではハイアームズ侯、アンゼリカ連帯し当初有力視されていたバラッド侯を公費流用などを理由弾劾して候補から除外し、ミルディーヌ(ミュゼ)を次期当主として推挙する。《黒キ星杯》では、マキアス、エリオットとともに鉄血の子供たち》の4人と対峙し、その中で、兄ルーファス帝国最大の大貴族嫡子ありながらなぜ《鉄血の子供たち》としてオズボーン与するのか理由問いただし、彼の生まれ秘密を知る。最終盤、黒の聖獣から身を呈してアルティナ守ったミリアム命を落としたことで絶叫する。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事、特にミリアム絶命により意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始する。アリアンロードがその最期に力を残したことでミリアム思念体の形で再び現れ涙する幻想機動要塞では新旧VIIとともにルーファス対峙し、彼を破った後、敗因を問う兄にそれを教え一発殴って気絶させることでケジメ付ける。 プロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 出身エレボニア帝国・クロイツェン州 人物 言動尊大だ悪気があるわけではなく基本的に人情のある人物で、自分未熟さ受け止める謙虚さもある。大貴族出身だが必要以上にへりくだられることや馴れ合いは嫌い、「閃I」で士官学院入学した際も、自身家名のために媚を売ってくる生徒には辟易しており、学内にある貴族専用サロンにも行こうとしなかった。その誇り高い性格母親譲りと言われている。 マキアスとは彼の貴族嫌いの言動に対して火に油を注ぐような言動返すために入学当初から険悪な関係が続いていたが、実家のあるバリアハートでの特別実習通して以降互いに若干歩み寄った関係となる。 アルバレア公の実子だが、平民出身の妾の子であるため、父であるアルバレア公からは関心向けられていない母の死により公爵家に引き取られ以降妾腹彼に分け隔てなく接したルーファスのことを慕い宮廷剣術作法も彼から教わった自分と同じく生まれ悩み抱えリィンとはお互い葛藤打ち明け合ったことをきっかけに、互い認めて高め合う関係となる。 子供たち面倒見がよく、バリアハートでも子供たちから慕われている。ミリアムVII組に編入してからは彼女に妙に懐かれてしまい、奔放な性格振り回されている。ミリアムには当初邪険に扱うことが多かったが、「閃III終盤で彼女が消滅してしまうという出来事経て、「閃IV」で彼女が思念体のような形で再び姿を現すうになる素直に接するように態度変化している。 実家では暇があれば厩舎通っていたほどの馬好きで、「閃I」と「閃II」の本編でも馬に乗るイベントが多いほか、「閃II」のSクラフト「アスティオンナイツ」は、『軌跡シリーズ』では異例な、馬に騎乗した攻撃となっている。 「閃I」制作時VII組の男性陣初期設定画は日本ファルコム女性スタッフ意見聞きながらデザインされており、ユーシス場合乙女ゲーム趣向大きく出た結果ゲーム本編よりもやや「俺様的な不良貴族風」なビジュアルだった。VII組のほかの男性キャラも同様で、特にガイウスクロウ乙女ゲーム的な趣向強く出ていたものの、制作が進むにつれていずれも日本ファルコムゲーム的なキャラクターになっていったという。 「閃III」以降の変化 マキアスとは会えば憎まれ口言い合う仲であることに変わりはないが、嫌みなくなったと言われており、その点はマキアスも認めている。何だかんだで仲が良く友情の形というのは色々あるという感慨アルティナ抱かせる。 「閃IV」では(プレイヤー選択によっては)アルバレア家に伝わる聖剣エルヴァースを入手し最終機動要塞では兄弟剣である聖剣イシュナードを持つルーファス相対するゲーム上の性能 武器騎士剣左手を腰に添えた独特の構えから、兄より学んだ伝統的な宮廷剣術による攻撃繰り出す。オーブメントの属性は風と空。 エマ・ミルスティン 登場作:『閃』P・『創』P 声:早見沙織魔女の眷属(ヘクセンブリード)》出身少女で、詠唱による魔法使える。 騎神と起動者を導くという魔女としての使命のため、《灰の騎神》ヴァリマール封印されているトールズ士官学院入学した来歴 母親在野魔女で里の外で暮らしていたが、不幸な事故命を落としたため、ローゼリアに引き取られ同じくローゼリアの養い子ヴィータを姉がわりにして姉妹同然に育つ。 「閃III」の156年ほど前(1190年1191年)、ローゼリアが眷属創造秘術用いてセリーヌ生み出しエマ与える。 その後、《巡回魔女となったヴィータが里を出てそのまま行方くらましたことにショックを受け、自分も《巡回魔女》になるため修行勉学に励むようになる1197年頃)。 16歳の時(1203年)に、渋るローゼリアから《巡回魔女》の資格認められる。早速、ヴィータ探すために里を出たが、《魔女の眷属》の使命により士官学院入学することになったため、それを一時中断し、在野魔女協力得てトールズを受験し奨学生資格も得る。 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。魔女であるという出自隠して辺境出身奨学生ということにしている。VII組の委員長となり、武術面ではエリオットと同様、適性見込まれ魔導杖テスト要員となる。文芸部所属し部長ドロテ腐女子であるため、事あるごとに引きずり込まれそうになる。騎神のことはよく知らされていなかったため、ヴァリマール発見した時もどういうものかは把握していなかった。 「閃II」 - 当初ラウラユーシスとともにレグラム方面潜伏していた。再会したリィン対し秘密隠してきた自分VII組のメンバーでいる資格はないと言うが、彼からは改め仲間として受け入れられる精霊窟ではヴィータ対面しエマ負担かけまいとした祖母ローゼリアから魔女使命本質について何も伝えられていなかったことを知る。 内戦後、再び姿を消したヴィータ探すため、そして帝国における事態が《騎神》とそれにまつわる謎に紐づいて進行していることから、その謎を解き明かすことを望み1年士官学院卒業する。 「閃III」 - 故郷一通り秘術帝国まつわる歴史をローゼリアから学び改めヴィータ行方追いつつ、かつて魔女地精築いた霊窟探し求める旅をしている。クロスベルでリィン再会し、マクバーンの焔を防げるほどに強化され魔力見せつつ助力し別れ際リィンが「鬼の力」を再び制御することができるようペンダント渡し特訓のためセリーヌをしばらくリィン同行させる。帝都リィンらと再会し、《黒キ星杯》ではラウラガイウスとともに結社最強のアリアンロード、マクバーンの2人と戦う。 「閃III終了直後、《巨イナル黄昏開始時に暴走して囚われリィン、剣となったミリアム自力離脱したミュゼ以外の新旧VII組を《黒キ星杯》から脱出させる。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後はVII組の仲間とともに故郷隠れ里エリン療養しつつ、《黒キ星杯》で起きた出来事意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始するリィン救出した後も魔女の力でVII組を助け幻想機動要塞では、外の世界について話が及ぶと、ガイウスとともに「外の理」とこの世界の謎について話す。 プロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 出身隠れ里エリン 人物 控えめ性格をしており、やや引っ込み思案なところがある。他人思いやる優しさ持っており、癖の強いVII組の中では一番の常識人。 入学後VII組の委員長となり、仲間内からは主に「委員長」と呼ばれ面倒見のいい委員長として身分に関係なくクラス全員から信頼されている。入試首席通過するほど成績秀でその後学年トップ成績を誇るために入試2位のマキアスからはライバル視される。 面倒見がよく、士官学院時代フィー数学教えたりしている 怪我急速な治癒開錠などオーブメントに由来しない魔法のような力を使うことができる。魔女であるためなのか、高い歌唱力を持つ。 緋のローゼリアの養い子セリーヌお目付け役であり、姉であり妹でもあるような関係である。ヴィータのことは姉弟子であることから「姉さん」と呼び、慕うとともに魔女として憧れており、里を抜けた彼女のことを気にかけている。 視力多少ぼやける程度悪さで、魔女の術で補え問題はないのだが、幼い頃ロゼから「他者自分の“素顔”を見せれば情に流され使命揺らぐ危険もある」と教わり、「歴史の影に潜み使命全うすべき者」という魔女としてのあり方象徴として眼鏡をかけている 「閃III」以降の変化 ローゼリアの下で修行し直し、《魔女の眷属》に伝わる秘術一通り修得し空間転移や(「閃II」より強力な限定的な認識操作といった高度な魔法扱えるようになっている魔女としての実力がかなり上がっており、カンパネルラからも《深淵》に届く魔力と感心されている。 容姿/外見 三つ編み眼鏡特徴で、かなりの巨乳VII組の女子の中で一番スタイル良く、さらに眼鏡外して髪をほどくとVIIメンバー全員感嘆しアリサが「(隠すのが)もったいない」と評するほどの美少女瞳の色普段は青だが、魔力高めと金色になる。「閃III」までは眼鏡をかけていたが、「閃IV」では眼鏡を外す。 外見は「ザ・委員長」としてデザインされており、初期設定実際に採用されデザインの差は小さい。 ゲーム上の性能 武器魔導杖男女兼用女性用)。同じ武器を使うエリオット比べるアーツ面での攻撃能力が高い。オーブメントの属性は火と幻。 フィー・クラウゼル 登場作:『閃』P・『創』P・『黎』 声:金元寿子 猟兵団西風の旅団出身少女で、VII組の初期メンバーの中では最年少ショート銀髪ラフに切りそろえた少女来歴 「閃II」から見て10年ほど前(1194年頃)、猟兵団西風の旅団》の団長ルトガー・クラウゼルに拾われ、彼から姓を与えられ育てられる戦闘技術団員たちに教わり10歳の頃(1199年頃)に偶然から初め実戦経験しその後渋るルトガーを団員説得する形で《西風の旅団》の猟兵となる。その後各地転戦して西風妖精シルフィード)》とあだ名されるようになる。 「閃I」の前年1203年)末、ルトガーが赤い星座の《闘神》バルデル・オルランドと一騎討ちの末に相討ちとなり、団長失った西風の旅団解散状態になる。他の団員去られ途方に暮れていたところをサラ半ば強引に連れてこられる形で、士官学院入学したサラとは「猟兵遊撃士」として交戦経験あったようである)。 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。園芸部所属猟兵だった過去明るみとなると猟兵とは相容れない考えを持つラウラとの間で不穏な関係となるが、帝都での特別実習通して和解し以後強力なコンビを組むうになる。 「閃II」 - 当初エリオット、マキアスとともにケルディック方面潜伏していた。合流後ガレリア要塞跡にて《西風の旅団》で仲間だったゼノレオニダスと敵として再会する。《煌魔城》の戦いで士官学院入学してから培ってきた思いを彼らに打ち明けて成長認められ団長意向猟兵世界から足を洗うよう仕向けられたことや、他の団員たちは壮健であることを伝えられる。 《煌魔城》の戦い最期ゼノたちが残した団長取り戻す」という意味深な言葉真意を探るため、《西風の旅団捜索にあたって自由が利きなおかつ「《VII組》のために自分できること」を自分なりに考え抜き士官学院1年卒業し遊撃士となる道を選択する。 「閃III」 - 「閃III」では帝国政府からの規制がさらに強まる中、サラやトヴァルによる指導のもと、若干16歳で正遊撃士資格取得しサラコンビを組む形で国内外での仕事こなしている。サザーラント州で特別演習行っていたリィン再会しラウラエリオットとともに彼をサポートしその中で死んだ思われていたルトガーと再会する。《黒キ星杯》では、アリササラとともにルトガーらと戦う。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始サラエリオット行動をともにしていたが、ハーメル廃村で新VII組を救援しユウナらがラマール州の探索赴く際に同行する。《第三相克》を前にルトガーと戦い、《相克》で敗れて満足して消滅しようとする彼をお父さん呼び別れ挨拶をする。《巨イナル黄昏》が終わった後は遊撃士としての日常戻り帝国の混乱収拾のため各国から来た遊撃士たちとともに尽力するプロフィール 年齢15歳(「閃I」・「閃II」)→17歳(「閃III」・「閃IV」)→18歳(「閃IV終盤誕生8月31日 人物 若干面倒くさがりネコのようにどこでも寝る癖がある。小柄な体格ながらも、校舎2階から飛び降りて平然としていたり、高所へ壁伝い簡単に飛び上るなどの驚異的な身体能力を持つ。また、戦場で培われたことから戦術眼・状況判断力分析力察知能力などに非常に長けており、緊急時戦闘ではその力を遺憾なく発揮している。 人付き合い悪くなく、真顔辛辣な冗談を飛ばすこともあるが、自分出身過去については積極的に語ろうとしない生い立ち周囲より年齢が若いことから勉強は苦手なようで、課目によっては日曜学校習っているはずの内容エマアリサから教わることもある。試験成績クラス最下位だったものの99人中72位と健闘しアリサからはもっと上を狙えるとも評されている。 自身と同様、本当両親の顔を知らないという共通点からリィンに対して親近感持っているまた、一緒にいると「居心地が良い」「安心する」といった具合にかなり懐いている様子である。 ゲーム上の性能 武器拳銃短剣一体化した銃剣ガンソード)」の二刀流「双銃剣(ダブルガンソード)」。普段腰に身につけているウェストポーチには閃光手榴弾(フラッシュグレネード)や破壊工作用の可塑性高性能爆薬入っている。また、寮の部屋には弾薬備蓄している。 『閃』のプレイヤーキャラクター最速スピード誇り戦闘では主に斬撃での攻撃行いクラフト銃撃繰り出すほか、上述閃光手榴弾による爆撃を行うクラフトも持つ。フィールドアクションでは間合い応じ斬撃銃撃使い分ける特殊な攻撃を行う。オーブメントの属性は風と時。 ガイウス・ウォーゼル 登場作:『閃』P・『創』P 声:細谷佳正 帝国共和国係争地域であるノルド高原出身青年褐色の肌に長身偉丈夫「閃III」以降星杯騎士団守護騎士第八位《絶空鳳翼》として登場する来歴 幼い頃ノルド高原の東に共和国軍基地築かれ帝国軍監視塔建てられ少しずつ不安を覚える。 七耀教会巡回神父としてノルド訪れていたバルクホルン(星杯騎士団守護騎士だがガイウスには隠している)からゼムリア大陸歴史教わり大国同士争い消えた民族多さ、《導力革命》がもたらした生活や文化への影響時間と距離の概念もたらした大幅な変化知りノルドの地がいつまで平穏であり続け保証はなく、「外」の大きな流れ巻き込まれる可能性あり得るということ気づく。 「閃I」の前年1203年)、ゼクス中将がゼンダー門に着任した当時魔獣群れ襲撃受けていたところを助太刀したことで彼と面識を得る。それをきっかけトールズ士官学院存在知りゼクスから推薦するという申し出受けて、それを即決する。 「閃I」 - トールズ士官学院入学し特科クラスVII組の一員となる。絵を描くのが趣味で、故郷にいた当時我流ノルド風景描いており、入学後は絵の専門的な技術学べることから美術部所属する入学直後オリエンテーリングではリィンエリオット同行する帝国文化制度には疎いためリィンエリオット教わっており、先入観囚われない本質突いた発言をすることがあり、VII組をはじめ周囲から厚く信頼されるうになる。特別実習VII組・A班がノルド高原訪れた際は一行案内するとともに同地での《帝国解放戦線》の暗躍立ち向かう。 「閃II」 - 当初アリサミリアムとともにノルド高原潜伏していたが、リィンらと合流すると、ノルドを守るためには帝国内戦抑える必要がある悟り第二故郷である帝国のためにも、リィンらと行動ともにすることを決意するノルドの地に戦火が及ぶ危険の高まったことから、士官学院1年卒業して故郷帰る。 「閃II」と「閃III」の間(1205年)、故郷ノルド高原戻り共和国軍帝国正規軍との間で散発的な交戦繰り返される中、ノルドの民の安全を守ろう目を光らせる高原を渡る風にか黒いものが混じっていることを感じ来訪した師バルクホルンにより、それが帝国に迫る"滅びの風"だということを知る。その最中共和国軍飛行艇によってノルドの里が襲われ自分の身を犠牲にしてガイウス救ったバルクホルンにより、死の間際彼の聖痕》を託されるその後トマスによってアルテリア法国案内され半年間に渡って守護騎士としての修行を積む。 「閃III」 - 星杯騎士団守護騎士第八位《絶空鳳翼となって帝国帰還しラマール州でリィンらに助太刀して《鉄機隊》らと交戦する。《黒キ星杯》ではラウラエマとともに結社最強の《鋼の聖女》、《火焔魔人》の2人と戦う。 「閃IV」 - 《黒キ星杯脱出後、そこで起きた出来事意気消沈していたが、ユウナら新VII組に𠮟咤され、リィン取り戻すべく行動開始。《黒の工房》でリィン救出後は、VII組ら一行自身メルカバ捌号機(はちごうき)を提供する星杯騎士となったことで、自分何のために戦っていたのかを一時的に失いかけていたが、ウォレスとの一騎打ち経て士官学院入った時の初心思い出し、ガイウス・ウォーゼルとして世界護ることを誓う。 プロフィール 年齢17歳(「閃I」・「閃II」)→20歳(「閃III」・「閃IV」) 出身ノルド高原 趣味絵画 人物 鷹揚で常に泰然自若としており、年齢不相応に達観したところのある青年寡黙だが、よく考えてから的確な発言をするタイプで、ここぞという時発言には説得力がある。 ノルドに伝わる槍術用い十字得物とする。師匠はバルクホルンで、ウォレスとは兄弟弟子の関係にあたる。 4人兄弟長男で、弟トーマ2人の妹には「あんちゃん」と慕われている。 「閃III」で星杯騎士となるが、「風と女神の~」を口癖にしているように、七耀教会信仰に厚いことは「閃I」の頃からたびたび示されていた。 ゼオ ノルド高原天空から見守るで、ガイウスの友。内戦の時は仲間というより、守るべき弱者としてVII組に助力する。 「ゼオ」という名前は《獅子戦役》でドライケルス皇子とともに戦った勇士同じだガイウスは語る。 ゲーム上の性能 武器身の丈超える長さ十字幼少より相手磨かれ故郷に伝わる伝統騎馬槍術による攻撃繰り出す。オーブメントの属性は風と地。 ミリアム・オライオン 登場作:「閃I」P・「閃II」P・「閃III」P→B・「閃IV」O・『創』P 声:小岩井ことり鉄血の子供たち(アイアンブリード)》の一人で、VII組には年度途中で加入する帝国軍情報局所属するエージェントで、《白兎ホワイトラビット)》というコードネームを持つ。 「アガートラムという名の銀色巨大な傀儡(くぐつ)を連れている。 来歴 「閃III」の5年前1201年)、《黒の工房》で覚醒する目覚めた後はすぐに任務に就くことはなく、クレアレクター世話になり、基本的な知識を学ぶ。 「閃I」 - 帝国軍情報局エージェントとして各地をまわり、リィンらの前にしばしば姿を現しノルド高原では実力を試すために交戦する情報局が《C》の行動パターンプロファイリングした結果トールズ士官学院関係者である可能性有力視されたことから、年度途中ながら、トールズ士官学院編入し特科クラスVII組の一員となる。調理部所属。 「閃II」 - 当初アリサガイウスとともにノルド高原潜伏しており、たびたび敵として現れるアルティナのことを気にかける。「カナシイ」という感情持っておらず泣いたこともなかったが、一連の経験経て心が育ちVII組での最後の戦い終えると涙を流す。 内戦後情報局一員としての任務再開するため、VIII組を卒業する。 「閃III」 - 《鉄血の子供たち》の一員として、情報局任務従事している。アルティナとも再会し姉であることを改め宣言しオズボーン意向反してVII組であることを優先する宣言していたが、《黒キ星杯》では考えがあって他の《鉄血の子供たちとともにVII組の前にたちふさがるオズボーンアルティナさらった理由知っており、《黒の聖獣》からリィンアルティナ庇いアガートラム破壊され自身致命傷負った結果最後ヴァリマールの手の上安堵表情浮かべながら命を落とし、その身は光となって根源たる虚無の剣》となる。これによりリィン鬼の力飲まれ暴走し、《根源たる虚無の剣》を持ったヴァリマールが《黒の聖獣》を討ち取ったことで《巨イナル黄昏》が始まる。 「閃IV」 - 肉体滅びた後、その意識は《根源たる虚無の剣》の中に残っており、《黒の工房》では暴走したリィンヴァリマールや他の多く人々とともに語りかけリィン正気に戻す。その後は剣の中で沈黙するが、リィンらが《第三相克》を挑んだアリアンロード(リアンヌ)が最後の力をヴァリマールと《根源たる虚無の剣》に与えたことで呪い外れ思念体として動けるようになる最終決戦ではヴァリマールの剣として戦い、《最終相克》でリィン駆るヴァリマールがイシュメルガを下すが、リィンはイシュメルガの思念体である《黒の思念体》乗り移られ、その身を蝕まれてしまう。 (ノーマルエンド) - こうなることを予期していたリィンは、《黒の思念体》が《黒の騎神》と分離したことをイシュメルガを滅ぼす好機見てヴァリマールとともに大気圏外飛び去ることを決意しどのみち消滅免れない覚悟していたミリアムクロウとともにそれに付き合い最後真っ白なのように輝く光となる。 (真エンド) - 《黒の思念体》分離させられ大地》によってイシュメルガ=ローゲして実体化した末、リィンらによって撃破される。狭間空間逃げ込んだ《黒の思念体》リィン追いかけ、人が振るえ大きさになった《剣》(ミリアム)で切り伏せ消滅させる。《巨イナル黄昏》が終息したことで役目終えたミリアムは騎神やクロウとともに消滅始めるが、6騎の騎神が最後に残された力を振るって奇蹟起こし消滅しかけていた《剣》を実体化させた上でミリアムの魂をつなぎとめる全て終わった後、新旧VII組は《黒の工房》に向かいフランツ・ラインフォルト密かに用意し残していた「Oz73」のバックアップ素体に《剣》から魂を移しミリアム復活する(これにて「閃IV本編終幕となる)。 プロフィール 推定年齢13歳(「閃I」・「閃II」)→15歳(「閃III」・「閃IV」) 出身:《黒の工房人物 非常に能天気で、呑気かつ無邪気人懐っこい性格をしているが。状況によっては軍人としての一面見せる。当初からARCUSも持っており、VIIメンバーとも戦術リンクを結んで攻撃を行うことができる。 編入後の実習中はたびたび機密情報としか思えない情報知人個人情報気軽に話したり、事あるごとにアガートラム呼び出して強引に力任せに解決しようとするため、VIIメンバーから呆れられている。基本的に怖いものなしだが、幽霊の類は苦手とする(本人は「得意ではない」だけだと言っている)。 Oz73 正体は《黒の工房》製のホムンクルスで、形式番号は「Oz73」。 本を読んで感動するであるとか誰かがなくなってさびしいということは理解できるものの、「カナシイ」という感情持っておらず、泣いたこともなかった。任務遂行支障きたさないようにするためそうなっていたようだが、ケルディックの焼き討ちクロウの死といった経験経て辛さ悲しみといった感情獲得することになる。 「閃II」の後日譚で、自分は「“お母さん”から生まれたのとは違う“造られ子供”」であり、アガートラムとリンクできるよう調整されていることを語り、詳しい情報は《黒の工房》から出荷された際に消去されていることを明かす形式番号のみ覚えている)。そのため覚醒後学習ではクレア世話になり、その経緯から彼女のことを姉のようにも母のようにも思い特に懐いている。 ホムンクルスという設定と、(「閃III」で)どうなるかは「閃I」の初期設定段階決まっていた。やんちゃなキャラという点も初期設定段階決まっていたが、リィンとの絡みなどのセリフ書かれていく内に、それに引っ張られキャラ変わっていき、それに合わせてキャラクターデザイン(絵)にも変化出たという。 「閃III」以降の変化 VII組に肩入れしすぎているため、「閃III」では情報局から情報へのアクセス制限を受けるようになる容姿/外見 碧色緑色)の短髪をした少女。《黒の工房》のホムンクルス製造技術クロイス家から盗んだものであるため、キーアと同様、覚醒後成長続けている。「閃III」で再登場した際は身長も少し高くなっているが、1リジュ1㎝程度なので本人は満足はしていない。 「閃I」では防水速乾性能を持つ特務スーツ着ている。 アガートラム ミリアム連れている銀色浮遊する謎の巨大傀儡。《黒の工房》製。金属とも陶器とも言えない不思議な物質でできており、ミリアムからは「ガーちゃん」と呼ばれている。外見胴体巨大な腕だけで足がなく、普段地面の上浮遊しているが、片腕ミリアム乗せて高度の空を飛ぶともできるミリアムとの意思疎通行え、彼女の発言謎の機械言語による返答返す詳細な機能不明だが、普段姿を消してミリアム付き添っており、彼女の指示で姿を見せてさまざまな行動を行う。 戦闘面ではミリアム指示に従って剛腕による殴打繰り出すほか、ビーム照射バリアの展開も行える。自在に形状変えることもでき、ミリアム一部クラフトやSクラフトでは、巨大な球体ハンマー変形して強烈な攻撃を行うものとなっている。 《黒キ星杯》で《黒の聖獣》の攻撃受けて破壊されるゲーム上の性能 武器上述傀儡アガートラム」で、ミリアムがこれを操って殴打させるのが通常攻撃。そのため、得物持たない変わり者自身アーツによる攻撃を行う。オーブメントの属性は地と幻。 サラ・バレスタイン VII組の担任であり、武術実践技術担当詳細は#サラ・バレスタイン参照。 クロウ・アームブラスト 2年生先輩で、単位不足を理由に年度途中でVII組に編入する詳細は#クロウ・アームブラストを参照セリーヌ 優美艶やかな毛並を持つ。実はエマ使い魔である。詳細は#セリーヌ参照

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