遊撃士とは? わかりやすく解説

遊撃士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「遊撃士」の解説

エステルヨシュアカシウスについては「#ブライト家」を参照 シェラザード・ハーヴェイ 登場作:『空』P・『暁』P・「閃IV」O・『創』O 声:塩山由佳 ロレント支部所属する女遊撃士。「《銀閃(ぎんせん)》のシェラザード」の異名を持つ。鞭の使い手だが併行してアーツ駆使する攻撃を得意とするタイプエステルとの付き合い長く、「シェラ姉」と呼ばれ頼れる姉貴分として慕われている。 来歴 幼少期スラム街身寄りのない孤児として過ごしており、生き延びるためにスリ置き引きかっぱらいといった軽犯罪繰り返す荒んだ生活を送っていたが、7歳くらいの時(1186年頃)に旅芸人集団ハーヴェイ一座」の座長拾われる一座姉貴分となったルシオラ様々な芸教わり、やがて踊り子として一座芸人に加わる。 「FC」の12年前頃(1190年頃)、巡業訪れたロレントエステルきっかけとしてブライト家親しくなり、以降巡業ロレント訪れる度にブライト家遊びに行く関係となる。 「SC」の8年前(1194年)、ハーヴェイ座長死去したことで一座解散しルシオラ姿を消したため、唯一頼れる大人だったカシウス頼り彼の指導で遊撃士を目指す1197年、準遊撃士としてリベール王国各地方回って各地遊撃士協会から推薦状をもらい、正遊撃士となる。 「FC」 - ロレント支部所属の正遊撃士としてエステルヨシュアの遊撃士研修(ブレイサー研修)を担当し最終試験合格した二人を準遊撃士に任命その後カシウスが行不明になり、エステルヨシュアとともにボース地方まで旅をともにするボース地方事件の解決後、ロレントに一旦帰るが、終章では応援として王都向かいエステルらに協力する。 「SC」 - 《身喰らう蛇》の調査依頼され王国内を回る。かつての姉分結社《身喰らう蛇》執行者となったルシオラ再会し、たびたび対峙交戦することになる。 「the 3rd」 - ロレントアイナ飲んで酔いつぶれていたところ《影の国》事件巻き込まれる。「月の扉」では準遊撃士時代にグランセルで修行をしており、その時ロレント支部受付となるアイナとの出会い描かれる。 「閃III」 - 直接登場しない帝国遊撃士協会助けるため、アガットとともに帝国入りした。帝都ヘイムダル地下共和国特殊部隊ハーキュリーズ》の掃討作戦が行われた際はアガットVII組らとは別のエリア受け持ち、黒キ星杯出現した際にはティータ傍にいるようにアガット尻を叩いている。 「閃IV」 - 《黒キ星杯》後は他の遊撃士たちとも連絡絶ち密かにオリヴァルト皇子らと合流しカレイジャスIIパンタグリュエル救援駆けつけた。パンタグリュエルでの一件後は《光まとう翼》の一員として活動し世界大戦終結後にオリヴァルト皇子結婚する。 『創』 - オリヴァルト皇子オリビエ)と結婚した事で、エレボニア皇族一員加わり、姓が「アルノール」に変わっている遊撃士協会には名前だけは残しているが、立場立場である為、事実上は遊撃士を引退カレイジャスIIオリビエと共に新婚旅行赴くも、ノルド反軍縮派の帝国師団拘束されてしまうが、リィンらの活躍により救出。この時点オリビエの子妊娠している。 プロフィール 年齢23歳(「FC」・「SC」)→24歳(「the 3rd」)→26歳(「閃IV」)) 出身:七耀暦1179年5月14日(月) 遊撃士ランク:C(「FC」)→B(「SC」)→A(「閃III」以降人物 リベール若手遊撃士の中でも1、2を争う凄腕で、エステルヨシュアらの遊撃士としての師でもある。自身自他ともに認めるカシウス・ブライトの一番弟子であり、彼のことを「先生」呼んでいる。 の強い人物で、姉御肌後輩たちの面倒見良いが、大酒飲みカラミ上戸という悪癖も持つ。 物腰丁寧だが、口が悪いところもあり、エステル教育良くない単語教えていたりもする。また、に対してサディスト一面をみせることもある 酒は未成年の頃から嗜んでおり、酒量底なしで、酒好きサラでさえ撃沈するほどの大酒飲み加えて酒癖悪さ折り紙付きで、本人自分と同じペースでゆっくり酒を楽しんでほしいだけだと語るが、そのペースは相当に速く絡み酒でもあるため、同席する機会が多いオリビエから恐れられている。 同年齢の遊撃士であるサラのことは意識しており、サラ最年少のA級遊撃士で若手ではトップクラスで、カシウスにも頼りにされていたことから嫉妬感じていたが、酒好きという共通点があり、一度飲んだ意気投合した口癖は「慎重に、そして確実に」で、準遊撃士時代から口にしている言葉であり、後輩エステルアネラス真似して使っている。 容姿/外見 褐色の肌、紅玉ルビーのような瞳をしたエキゾチックな美女。 髪は銀髪で、一座にいた頃から髪を伸ばしていたが、「the 3rd」の《影の国》事件一月ほど前にショートヘアに。 ゲーム上の性能 オーブメントの属性「風」。 アガット・クロスナー 登場作:『空』P・『暁』P・「閃III」S・「閃IV」S・『創』P 声:近藤孝行 「《重剣(じゅうけん)》のアガット」の異名を持つ正遊撃士。二つ名の示す通り身の丈を超すほどの巨大な剣を武器としており、直接攻撃中心しながらアーツ補助に使うという戦闘スタイル来歴FC」の10年前の《百日戦役》で故郷のラヴェンヌ戦火晒され、妹を亡くす。妹の死責任感じたことで、償い方法探し求めて飛び出し、その答えが見つからない憤りから荒れた生活を送る。 ルーアン地方流れ着き不良集団レイヴン》のリーダーをしていたが、カシウスによって更生し、遊撃士になる。 「FC」 - ボースでの空賊事件起きる少し前にカシウスから黒装束の男たち(情報局特務兵たち)の調査頼まれ道すがらエステルらとも顔を合わせる特務兵を追ってツァイスまでたどり着き、そこでエステルヨシュア協力し誘拐されラッセル博士救出しラッセル博士ティータ安全な場所まで連れて逃げ役目買って出る。 「SC」 - 《身喰らう蛇》の調査依頼され王国内を回る。「FC」から「SC」において《剣帝》レオンハルトレーヴェ)とはたびたび激突し戦っていたが、彼の正体判明したSC」では全く歯が立たず敗北し手加減されていたことが判明するそのことから一時自暴自棄になってしまうが、ティータ仲間たち支えによって立ち直りレーヴェ認めるほどの剣士へと成長果たした。 「SC」後は遊撃士の仕事に戻るが、遊撃士を目指し始めたレイヴンの3人を特訓するようになったり、ラッセル家招かれ月一で通うようなったりするという変化起きる。 「the 3rd」 - ツァイス到着し飛行船発着場ダン・ラッセルと出くわしたところで《影の国》事件巻き込まれる。 「閃III」 - 帝国遊撃士協会助けるため、シェラザードとともに帝国入りし、トールズ士官学院・第II分校入学されたティータ付き添い務める。14年前にリベール王国帝国の間に起こった百日戦役》の発端となる《ハーメルの悲劇》の真相探ろう独自に動き出す。《第II分校》のサザーラント州での特務実習では、リィンたち《旧VII組》に協力しハーメル事件のことを話す。 「閃IV」 - 《黒キ星杯》後はトマスランディ合流し、《黒の工房》ではリィンたちに加勢し脱出援護するその後ティータ(とアルフィン皇女救出作戦パンタグリュエルでの極秘会談参加パンタグリュエルでの一件後は《光まとう翼》の一員として活動し最終決戦ではエステルとともにリベール組で《塩の》のひとつの攻略引き受ける。 プロフィール 年齢24歳(「FC」・「SC」)→25歳(「the 3rd」)→28歳(「閃III」・「閃IV」) 出身リベール王国・ラヴェンヌ 遊撃士ランク:C(「FC」)→B(「SC」)→A(「閃III」以降人物 がさつな口調や熱い人柄一方、遊撃士としての慎重さ冷静な判断力持っており、状況に対して思慮深く判断下す。誰に対して横柄な態度を取るものの、対応そのものは丁寧。厳し性格持ち主でもあり、遊撃士の仕事人一倍責任感プライド持っており、新米遊撃士のころのエステルたちに対して甘えを許さなかった。 地元であるリベール王国中心に活動しているが、特定の所属支部決めることはせず、王国全土渡り歩いている。しかし、ロレントにはカシウスがいるため敬遠して寄り付かず、そのため「FC」で旅するエステルヨシュア実際に会うまで彼女ら面識がなかった。カシウスのことを父親のように見ている節があり、(偉大な父親反抗期息子が持つような)コンプレックス感じている部分がある。 「SC」の古竜レグナートをめぐる一連の事件以来ティータに対しては頭が上がらなくなってしまい、それ以降ティータとの関わり深くなっていき、ともに戦った仲間たちからは「年の差カップル」とからかわれるようになったアガット本人ティータは年の離れたみたいなもので、妙にかれている関係だと言っているが、ティータとの仲を知ったエリカ・ラッセルからは目の敵にされており、散々な目に遭わされることになる。 容姿/外見 赤髪をし、頭にバンダナ着け青年。胸には妹ミーシャアガットに贈るはずだった石をペンダントにして身に着けている。 「閃III」の再登場時も基本的に同じ姿だが、バンダナをするのはやめており、「the 3rd以前は頬にかかるほど長かったもみあげ短くなっている。「閃III」の初期案ではバンダナをした姿も描かれているが、ラフイラストの段階バンダナ付き公表されているものはなく、早期バンダナなしでデザイン進められたらしいことがわかる。もみあげはラフイラストの段階長短異なるものが描かれており、長さ検討が行われている。 ゲーム上の性能FC」・「SC」では全プレイヤーキャラクターの中で最高の攻撃力を誇る。オーブメントの属性「火」自分自身HPを削ることによってCP上げることができ、なおかつ直線小円などの多彩な能力クラフトを持つ。 「FC」ではSクラフト単体攻撃の「ダイナストゲイル」と、後に修得する中円攻撃の「ファイナルブレイク」を使用する。「SC」ではその2つとその強化版のほか、全体攻撃の「ドラゴンダイブ」を修得する再登場した「閃III」と「閃IV」ではSクラフトは「ドラゴンフォール」のみになり、「ダイナストゲイル」は通常クラフトになっている。 クルツ・ナルダン 登場作:「FC」・「SC」S・「the 3rd」・『暁』 声:金子英彦 王都グランセル支部所属の正遊撃士。29歳(「FC」・「SC」)。 槍術東方由来の「方術」を操りリベール王国ではカシウスに次ぐ実力を持つ遊撃士とされている。後輩育成にも積極的に取り組んでいる。遊撃士ランクは「SC序盤時点B級で、もうすぐA級に昇格予定と言われている。 実力確かなのだが、作品中では桁違い実力を持つ敵の相手をしているために不覚を取るシーンが目立つ。 新人の頃は王都グランセル支部受付兼業していたこともある。「SC」でスポット加入する他、「FC」では武術大会で対戦相手として当たり、「the 3rd」では《影の国》によって守護者として再現され主人公たちの前に敵として現れる。「the 3rd」から「」にかけてのエステルヨシュア不在の期間もリベール唯一人のA級遊撃士として実績上げていたらしく、「暁」では市民にも犯罪者にも名前が知られている。また、ある事件支援のためにクロスベルから派遣されてきたナハトクロエ戦闘指南行ったリベール王国爆破テロ予告があった際は王都防衛担当し単身で《ニーズヘッグ》の部隊員の20名以上撃破同時に部隊長であるアイリ一撃退けA級遊撃士の力を見せつけた。 アネラス・エルフィード 登場作:「FC」・「SC」S・「the 3rd」P・『暁』P 声:大河内雅子 ボース支部所属する正遊撃士の少女出身ボース地方で、「FC」で新米の正遊撃士として登場し、「SC」ではランクFに昇格している。大きなリボン特徴でかわいいものに目がなく、「可愛いことは正義」が口癖祖父ユン・カーファイから八葉一刀流学んでおり、直弟子にはあたらないものの、総合的な潜在能力は高いとユンから評価されている。アネラスにとってカシウスは剣の兄弟子にあたる。後にエステル活躍刺激されよりいっそう修行に励むようになる。 「FC登場時はただのサブキャラクターだったが一部高い人気があったため、「SC」ではスポット加入果たし、「the 3rd」でプレイヤーキャラクター昇格してエステルとともに行動するようになった来歴FC」 - エステルらとボース地方出会うほか、終章武術大会で対戦相手として登場する。 「SC」 - 序章エステルとともにル=ロックルに赴き、特訓ともにするその後クルツらと探索任務行いヴァレリア湖北西で《結社》の秘密施設発見し潜入する捕らえられワイスマン暗示かけられエステルらの前に敵として現れるケビン法術により暗示から解放される。 「the 3rd」 - 《影の国》事件巻き込まれる。 「閃IV」 - 本編には登場しないエンディング帝国の混乱収拾協力するため大陸各地から派遣されてきた遊撃士の一人として登場している(服装が『空』の頃とは異なっている)。 プロフィール 年齢18歳(「FC」・「SC」)→19歳(「the 3rd」) 出身リベール王国ボース地方 遊撃士ランク:F(「SC」) ゲーム上の性能 オーブメントの属性「風」。 「the 3rd」では八葉一刀流関連したエピソード存在し、そのエピソード一定条件達成するカシウスから彼が現役時代使っていた利剣迅速》を譲られ、その強力さからゲーム終盤近づくまでパーティメンバーの要となりうる直接攻撃力を得るカルナ 登場作:『空』・『暁』P 声:柚木涼香 主にルーアン地方拠点活動する女遊撃士。導力銃とオーバルアーツを得物とする後方支援型で、姉御肌。 「FC」、「SC」ではクルツアネラス、グラッツとのチーム活躍することが多い。「FC」では武術大会で対戦相手としてエステルたちと当たり、「SC」ではワイスマン暗示により、「the 3rd」では《影の国》によって再現されそれぞれ主人公たちの前に敵として現れる。 『暁』では、遊撃士を志したクロエ助言支援行ったことがクロエから語られる。 グラッツ 登場作:『空』・『暁』P 声:野島健児 ボース支部所属の正遊撃士。赤髪特徴とする青年大剣得物とし、必殺技は「グラッツスペシャル」等、必ず自分の名前が頭についているエステルヨシュアとは護衛任務の際に偶然すれ違い知り合った。 「FC」、「SC」ではクルツアネラスカルナとのチーム活躍することが多い。「FC」では武術大会で対戦相手としてエステルたちと当たり、「SC」ではワイスマン暗示により、「the 3rd」では《影の国》によって再現されそれぞれ主人公たちの前に敵として現れる。 『暁』ではクロエにその赤髪からアガット間違えられていた。 その他の所属遊撃士 リッジFC」・「SC」・「the 3rd」に登場ロレント支部所属の正遊撃士。エステルヨシュア同じくシェラザード師事し、「FC時点で遊撃士になって3年目若手スティングFC」・「SC」に登場ボース支部所属の正遊撃士。腕は立つが、無愛想寡黙メルツFC」・「SC」に登場ルーアン支部所属の準遊撃士。語尾に「ッス」と付けて砕けた口調で話す人物グンドルフFC」・「SC」・「the 3rd」に登場ツァイス支部所属の正遊撃士。ベテラン遊撃士で、カシウス・ブライトが抜けた後、リベール王国の遊撃士では一番の古株となる。 ウォンFC」・「SC」・「the 3rd」に登場ツァイス支部所属で、若手の正遊撃士。東方出身ロッコディンレイスthe 3rd」で準遊撃士になった3人組詳細は「#レイヴン」を参照ダン・ラッセル リベール王国活動していた元遊撃士。詳細は「#ダン・ラッセル」を参照

※この「遊撃士」の解説は、「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の解説の一部です。
「遊撃士」を含む「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事については、「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の概要を参照ください。

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