魔女の眷属とは? わかりやすく解説

魔女の眷属(ヘクセンブリード)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 17:04 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズ」の記事における「魔女の眷属(ヘクセンブリード)」の解説

《焔の至宝》を受け継いだ一派末裔現在の長は緋のローゼリア(あかのローゼリア、ローゼリア・ミルスティン)。

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魔女の眷属(ヘクセンブリード)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「魔女の眷属(ヘクセンブリード)」の解説

かつて帝国存在した、《焔》を司る至宝紅い聖櫃(アークルージュ)》を授かった一族末裔。《魔女》と呼ばれ帝国伝承にしばしば登場する存在。 ローゼリア・ミルスティン(《緋》のローゼリア) 登場作:「閃III」・「閃IV」S・『創』S 声:水橋かおり 《魔女の眷属》の長で、真祖エマヴィータたちの師、800年上生きており、老成し口調で話す。《緋(あか)のローゼリア》とも、ローゼリア・ミルスティンとも名乗っており、「ロゼ」とも呼ばれる来歴 《焔の聖獣》ローゼリアと融合した存在である焔の一族の長先代)によって使い魔眷属)として生み出される。 「閃III」のおよそ900年前(270年頃)、帝都ヘイムダルにおいて《暗黒竜ゾロ=アグルーガが出現し、《魔女の眷属》は帝都から逃げ人々助けるが、その最中、長である先代ローゼリアが失われる先代跡を継ぐため《月冥鏡》によって主の記憶一部使命受け継ぎ2代目ローゼリアとなる。 371年ヘクトルI世を助力し彼に《緋の騎神》テスタ=ロッサ起動させ、《暗黒竜ゾロ=アグルーガからヘイムダル奪還する助力をする。ゾロ=アグルーガの打倒には成功したものの、返り血浴びた《緋の騎神》は呪われた存在になってしまったため、皇城地下封印する942年レグラムローエングリン城において、リアンヌ・サンドロット導き試練挑んだ彼女は《銀の騎神》アルグレオンの《起動者》となる。《獅子戦役》の終盤951年952年)にはドライケルス皇子導き、《灰の騎神》ヴァリマール《起動者》とし、この2人によって《獅子戦役》は終結迎える。最後の戦い死去したリアンヌの遺体エリンの里に運び、そこで彼女の不死者としての復活見届ける。 「閃III」の200年ほど前(1000年頃)、帝都起きた《夜の眷属(ノクトファミリア)》による事件関わりそれまで対立していた七耀教会とこの一件機に和解する両親失ったヴィータエマそれぞれ引き取り時期異なる)、養親になると同時に魔術の手ほどきを始め二人のために眷属創造秘術使いセリーヌグリアノス生み出す1190年1191年頃)。 「閃III」 - リィン行く先々現れリィンにのみ姿を見せる。終盤、《暗黒竜ゾロ=アグルーガが蠢動始めると新旧VII組の前に正体明かしてその危機伝えて調伏協力する。《巨イナル黄昏》に向けた流れ確定的になったことを受けて帝都大聖堂新旧VII組を集めトマスとともに帝国にかつて存在したふたつの至宝の話、《魔女の眷属》と《地精》に過去あった出来事について語る。帝都近郊に《黒キ星杯》が出現すると、トマス協力して新旧VI組を《黒キ星杯》内に送り込む。 「閃IV」 - 《黒キ星杯》から新旧VII組を離脱させ、隠れ里エリンにかくまい、彼らのリハビリ協力するリィン囚われている《黒の工房》の位置特定する手段示し特定成功すると、里全体使った転移陣を用意し彼らを工房送り込むリィンらが《七の相克》に向けて動き始めると、自らの聖獣としての正体明かして交戦することで彼らを試し帝国過去起きた出来事を《月冥鏡》によって見せ、《相克》を勝ち抜く覚悟固めさせる最終決戦では《塩の》のひとつの攻略受け持ち、《巨イナル黄昏》が終わるとフランツ・ラインフォルト協力して6騎の騎神の力借りて奇蹟起こし消滅しかけていた《剣》(ミリアム)の実体化を行うとともにクロウ魂魄再生して生者として復活させる人物 不老保ち暗黒時代》から生き続けており、帝国伝承でも《獅子戦役》でドライケルス皇子味方した善き魔女”や帝都起きた吸血鬼事件」の吸血鬼真祖などとして語られ、《暗黒竜》を討伐したヘクトルI世とも懇意にしていた過去を持つ。 作中登場する娯楽小説赤い月ロゼ』の主人公のモデルだが、妙齢女性として描かれている小説実際容姿とが異なることについて、眷属創造秘術セリーヌグリアノス生み出したことが原因だと語る。人間の姿で本気を出す時や、満月の夜など霊力みなぎっている時であれば、本来の妙齢女性の姿を維持することができる。 エマ言わせると、基本的に面倒見はよく、魔術についてもとことん厳しいものの、奔放なところや思わせぶりすぎるところが玉に瑕ということになる。基本的に霊力さえあれば生きていけるため、食事掃除洗濯といった家事には無頓着で里の者たちの世話になっているエマヴィータにとっては育て養母にあたるが、二人からは「おばあちゃん」、「婆様」と呼ばれている。 翼ある灼獣《ローゼリア》 その正体は焔の聖獣《灼ローゼリア》と魔女の長が融合した存在。今のローゼリアは二代目であり、地精の裏切りによって先代命を落とした後、その使い魔が力と使命受け継ぎ、《ローゼリア》となったセリーヌグリアノス生み出したのも、いずれ自分死んだ時に新たに《ローゼリア》を受け継ぐ存在残しておくためである。 蒼い翼を持つ巨大なネコ科猛獣)の姿をしており、特徴である翼との姿はそれぞれ眷属であるグリアノスセリーヌ受け継がれている。 その行方教会探していたが、(吸血鬼事件などでローゼリアとは接点があったにもかかわらず人間融合していたためか、発見するには至っていなかった。 レグナート、ツァイトそれぞれ姿を消す前に少々言葉を交わしていたため、エステルリベール組や、ロイド特務支援課面々のことも実際に会う前から知っていた。 『赤い月のロゼ』中のロゼ 吸血鬼狩りをしている若い女性あどけなさ残しつつも凛とした顔立ち、首までかかるセミロング金髪透き通った声をしている。無表情で、口調丁寧だが、毒舌七耀教会の“ある組織”に属しており、法剣(テンプルソード)や法術使い手法剣以外に、法術によって加護与えた「対吸血鬼用兵装」を至る所に身に着けており、銀の弾丸放つ2丁の巨大な拳銃銀色レイピアなども得物とする。 物語では、七耀暦1000年頃の帝都発生している『吸血鬼事件』を解決するために現れ主人公軍人アルフォンスアル)と協力して吸血鬼を追う。 その正体滅んだ思われていた吸血一族の“真祖”の末裔で、名はローゼリア。真祖の姿になると、瞳の色真紅になる。血への渇望に耐えられず一族出奔して人を襲う“高位吸血鬼(エルダーヴァンパイア)”を一族名を汚す存在として許せず、吸血鬼狩りをしていた。自らは人の血を飲まないことにしており、その力は年々弱っていっている。 エマ・ミルスティン 《魔女の眷属》で、ローゼリアの養女詳細は「#エマ・ミルスティン」を参照。 ヴィータ・クロチルダ 《魔女の眷属》で、ローゼリアの養女詳細は「#ヴィータ・クロチルダ」を参照セリーヌ(セリーヌ・ミルスティン) 登場作:「閃I」・「閃II」・「閃III」・「閃IV」S・『創』P 声:相沢舞 優美艶やかな毛並持ちロゼから受け継いだ術により人間の姿になることができ(この姿の時は名前が「セリーヌ・ミルスティン」になる)、この姿だと「攻性術式」(導力器を使わない攻撃魔法)を使うことができる。ただし、人の姿になることを本人嫌っている。 来歴 「閃IV」の156年前(1190年1191年頃)、眷属創造秘術用いたローゼリアによってグリアノスとともに生み出されエマ与えられてともに育つことでエマにとっては姉のようなのような存在となっていく。 「閃I」 - お目付け役として、エマ同行してトリスタやってくるとして士官学院自由に出入りして旧校舎の異変に気を配りつつ、リィンを《起動者(ライザ―)》候補見てその成長見守り最後試しでは同行して彼が《起動者》となることを見届ける内戦始まりリィンが《灰の騎神》ヴァリマール初め起動すると《ケルン)》(コクピット)に同乗してサポートし、彼らが《蒼の騎神》オルディーネに敗れるとヴァリマール離脱指示してリィン意に反して強制的に離脱させる。 「閃II」 - 最初リィントリスタから無理やり離脱させたことで彼の怒りを買うが、旅を通じて彼とは相棒のような関係になっていく。リィンヴァリマール武装のためにゼムリアストーンを必要とするようになると、精霊窟の存在教えエマとともにその扉に解除協力して回る。 「閃III」 - エマとともに帝国各地霊窟回っていたが、クロスベルでリィン再会し、彼が《神気合一》のコントロール失っていたためしばらくそのサポートをすることにし、リーヴスに戻る彼に同行するリィンが《神気合一》を再び使えるうになるエマのもとに帰る帝都エマとともにVII組の面々再会し、《暗黒竜ゾロ=アグルーガとの戦いや《黒キ星杯》にも同行する。 「閃IV」 - 《黒キ星杯》で暴走状態となったリィン囚われると、ヴァリマール強制的に乗り込みリィンとともに《黒の工房に連れていかれ、暴走状態リィンを術によって抑え続ける。リィン暴走状態のまま自力脱出始めると、人型(セリーヌ・ミルスティン)になってそれを追いかけサポートし、新VII組との合流果たし辛くも《黒の工房》からの脱出成功するその後、月霊窟では聖獣としての正体明かしたローゼリアによる試しを受け、次の長の座を託される人物 厳格な性格をしており、生真面目控えめ性格エマとは問題ないものの、奔放なところのあるローゼリアやヴィータには手を焼いている。 憎まれ口をたたくものの、面倒見良く「魔女」としての使命重さをたびたびエマ言い含めリィンには振り回されるたびに何かと注意与える。 人間気持ち機微いまひとつわからなかったが、リィンらの側にいる内に人間たち影響強く受け、彼らと価値観共有するようになり、エマ使い魔としての役目超えて手を貸すようになるお目付け役としてエマ支えるという点を重視して作られているため、グリアノスとは異なり人間言葉を話すことができ、人の姿になることもできる。主であるエマとはつながっているため、相手生きてかどうかといった程度のことはたとえ遠く離れていてもお互い感知することができる。 ローゼリアからは部分色濃く引き継いでおり、そのためとしての性質があり、好物である魅力抗えない一面がある。動物意思疎通することができ、ガイウス相棒ゼオとも会話している。 イソラ・ミルスティン 登場作:『創』 故人エマの母で、ヴィータ先代巡回魔女魔力そこまで高くなかったものの、勉強熱心帝国呪いについても独自に調べており、幼い頃ヴィータにも少なからず影響与え、彼女が《巡回魔女》となるきっかけ与える。 巡回魔女となって里の外で暮らしていたが、最期見ず知らずの人たちを救おうとして命を落とした

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