カレル

デジタル大辞泉

カレル【Alexis Carrel】

読み方：かれる

［1873〜1944］フランスの外科医・生理学者。1905年、米国へ移住。血管縫合術を完成。臓器移植を研究、組織培養法を確立し、現代の生命観に影響を与えた。1912年ノーベル生理学医学賞受賞。著「人間—この未知なるもの」ほか。

か・れる【^×嗄れる】

読み方：かれる

［動ラ下一］［文］か・る［ラ下二］《「枯れる」と同語源》声がかすれる。しわがれる。また、声が出なくなる。「歌い過ぎでのどが—・れる」

か・れる【枯れる】

読み方：かれる

［動ラ下一］［文］か・る［ラ下二］

１ 草木が、水分などがなくなり、生命を保つことができなくなる。花や葉が変色したり、落ちたりする。「作物が—・れる」「葉が—・れる」

２ 張りやみずみずしさがなくなる。本来の勢いがなくなる。「やせても—・れても」

３ 人物や技術が練れて、深みが増す。円熟して、落ち着いた深い味わいが出てくる。「芸が—・れる」「—・れた人柄」

４ 技術や製品などが、その登場から十分な時間が経ち、すでに問題点が出尽くし、解決も済んでいる。最先端のものではないが、不測の事態が発生しにくく、安定して動作することを意味する。「—・れた技術」

５ 動物が死んで干からびる。

「葉のさま、花も、虫などの—・れたるに似て」〈枕・四〇〉

６ 膿(うみ)が出て、おできの表面が乾く。

「督(かん)の殿の御瘡—・れさせ給ひつれど」〈栄花・峰の月〉

７ 滅んでしまう。

「其人の徳にてらされて—・れぬ名をとどめしもあるに」〈鶉衣・蓼花巷記〉

か・れる【^×涸れる】

読み方：かれる

［動ラ下一］［文］か・る［ラ下二］《「枯れる」と同語源》

１ 池・川・井戸などの、水がほとんどなくなる。水けがなくなり、乾いた状態になる。干上がる。「泉が—・れる」「涙が—・れる」

２ 湿り気がなくなり、乾燥する。「よく—・れた木材」

３ 感じたり考えたりする力が減って、出なくなる。また、必要なものが不足がちになる。枯渇する。「詩嚢(しのう)が—・れる」「愛情が—・れる」「資金が—・れる」

外国人名読み方字典

カレル

名前 Carell； Carel； Carrel； Karel； Carrell； Carrer； Carrere； Charles； Kaler

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カレル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/28 21:07 UTC 版)

カレル（Karel、Carel）は、ヨーロッパ系の男性名。チェコ、スロバキア、ポーランド、オランダ、ベルギーなどに見られる。カール、シャルル、チャールズ、カルロ、カルロス、カーロイなどに対応する。

個人名

• カレル・アペル - オランダの画家。
• カレル・アンチェル - チェコの指揮者。
• カレル・クラマーシュ - チェコスロバキアの首相（1918年 - 1919年）
• カレル・ケヘル - チェコスロバキアのスパイ。
• カレル・コムザーク
  • ボヘミア出身の音楽一家コムザーク家には、同名の人物が三人いる。
• カレル・サビナ - オーストリア＝ハンガリー帝国の作家・ジャーナリスト。
• カレル・シェイナ - チェコのコントラバス奏者、指揮者。
• カレル・スタミツ（カール・シュターミッツ） - ドイツのチェコ系作曲家。
• カレル・ストルイケン - オランダ出身の俳優。
• カレル・スヴォボダ - チェコの作曲家。
• カレル・ゼマン - チェコのアニメーション監督、特撮映画監督。
• カレル・チャペック - チェコの作家、劇作家。
• カレル・ドールマン - オランダの軍人。
• カレル・ハヴリーチェク・ボロフスキー - オーストリア帝国の作家・政治家。
• カレル・フイヴェールツ - ベルギーの作曲家。
• カレル・ノバチェク - チェコのプロテニス選手。
• カレル・ピターク - チェコ出身のサッカー選手。
• カレル・ファブリティウス - オランダの画家。
• カレル・フサ - チェコ出身のアメリカの作曲家。
• カレル・ブリュックナー - チェコ出身のサッカー選手、指導者。
• カレル・ボレスラフ・イラーク - チェコ出身の作曲家、指揮者。
• カレル・ポボルスキー - チェコ出身のサッカー選手。
• カレル・ヤロミール・エルベン - チェコの作家、詩人、ジャーナリスト、フォークロア研究家。
• カレル・ライス - チェコスロバキア出身のイギリスの映画監督。
• カレル・リスモン - ベルギーの陸上競技選手。
• カレル・レイネル - チェコの作曲家。
• カレル・ヴァン・ウォルフレン - オランダ出身のジャーナリスト、政治学者。

姓

カレルは姓にも見られるが、これは綴りや発音が異なる様々な姓を仮名表記したものである。

• アレクシス・カレル（Alexis Carrel） - フランスの外科医、生物学者。
• ジャン＝アントワーヌ・カレル（Jean-Antoine Carrel） - フランスの登山家、登山ガイド。
• スティーヴ・カレル（Steve Carrel） - アメリカのコメディアン、俳優、脚本家。
• ティア・カレル（Tia Carrere） - アメリカの女優。
• パウル・カレル（Paul Carell） - ドイツの戦記作家。

その他

• アニメ『機動戦士ガンダム00』に登場する整備メカ。ハロ (ガンダムシリーズ)#機動戦士ガンダム00に登場するハロを参照。

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カレル

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「宇宙英雄ペリー・ローダンの登場人物」の記事における「カレル」の解説

第三勢力東国境守備の小部隊を率いる少尉。空港を徒歩で見回り中にイワン・イワノヴィッチ・ゴラチンの超能力で核爆弾と化し死亡した。第14巻。

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「カレル」の例文・使い方・用例・文例

• 生理的時間のリズムは、特定の基本過程に対する干渉によるものでない限り修正可能ではない−アレキシ・カレル
• 私には、この不安定な心臓がある−ジョン・ル・カレル
• ロンドンからカンヌへ向かう途中，彼はパリの鉄道駅で，ロシア人映画監督エミール・ドヘスフスキー(カレル・ローデン)に出会う。