カイエン公爵家とは? わかりやすく解説

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カイエン公爵家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「カイエン公爵家」の解説

クロワール・ド・カイエン 登場作:「閃I」・「閃II」 声:島田敏(「閃II」) 《四大名門筆頭とされるカイエン公爵家の当主カイエン公爵)で、エレボニア帝国西部にあるラマール州の統括者領主)。ゲーム本編では基本的にカイエン公」と呼ばれている。 貴族派でもヘルムート・アルバレアと主導権を争う存在であり、内戦時に決起した貴族連合では「主宰」を務める。ミルディーヌ(ミュゼ)にとっては叔父にあたる。 来歴 「閃III」のおよそ10年前1195年もしくは1196年)、本来家督を継ぐはずだった兄アルフレッド海難事故死去したことにより、カイエン公爵家当主後継者となり、ほどなく当主の座を継ぐ。この際、兄の娘であるミルディーヌは帝都遠ざける。 「閃II」の3年ほど前(1201年頃)、クロウ・アームブラストとヴィータ・クロチルダを援助し、《帝国解放戦線》の結成後押しする。 「閃III」の4年前(1202年)、G・シュミット新兵器開発依頼して機甲兵用意始めとともにパンタグリュエル建造するなどし、来たる内戦準備密かに進める。この際クロウ入手した《蒼の騎神》オルディーネの情報シュミット提供されるよう取り計らう。 「碧」 - 登場はしない西ゼムリア通商会議襲撃した帝国解放戦線》の背後にいる人物として語られている。 「閃I」 - バリアハートへ行く道すがらレグラムのアルゼイド子爵邸を訪れ子爵貴族派勧誘するとともに正規軍への教練止めるよう釘を刺す。 「閃II」 - 貴族連合実質的な主宰となり、貴族連合軍総参謀となったルーファス働きもあって内戦優勢に進める。《灰の騎神》の乗り手となったリィン味方引き入れることを早くから画策しパンタグリュエル半ば強制的に招いた際に、オズボーンやり方あまりに理不尽だったから自分たちが事を起こしたのだと訴え懐柔を図る。終盤野望のすべてをリィンたちに打ち砕かれてもなおセドリック人質にとって抵抗するが、最後アルティナによって拘束され正体現しルーファス生存していたオズボーンから彼らの掌の上踊らされていた事実突きつけられ、気絶する。 「閃III」 - 登場はしない本編開始時点では拘留続いていたが、クロスベル事変に際してクロスベル独立国共謀してガレリア要塞破壊したこと、内戦中に帝都占領して皇族幽閉したことが決め手となり、内乱罪外患罪などの罪で無期懲役の判決言い渡される人物 カイエン公爵家は近隣諸国凌駕する財力持ち、クロワール自身はそれに見合った派手さ豪奢さを好み見た目オレンジ髪の優男という風貌をしている。飄々としたつかみどころのない人物で、ヴィクターや《灰の騎神》の乗り手となったリィンのような潜在的な敵対者懐柔して取り込もうとするしたたかさ持っている。 実はカイエン公爵家には《獅子戦役》でドライケルス帝に敗れ後世に《偽帝》として伝わるオルトロス・ライゼ・アルノールの血が流れており、真の目的皇族への復讐自身エレボニア帝国支配者になることであった。 ミルディーヌ・ユーゼリス・ド・カイエン 登場作:「閃III」・「閃IV」・『創』 海難事故亡くなったアルフレッド公子(クロワールの実兄)の忘れ形見で、現在のカイエン公であるクロワールの姪にあたる。世間からはその存在隠されており、バラッド侯も自身弾劾至った際までその存在知らなかった詳細は#ミュゼ・イーグレット参照。 ヴィルヘルム・バラッド 登場作:「the 3rd」・「閃III」・「閃IV」・『創』 声:馬場圭介 侯爵先代カイエン公の弟で、クロワールの叔父、ミルディーヌの大叔父にあたる。 来歴 「the 3rd」 - 物語冒頭、ルシタニア号の乗客として登場するのみ。 「閃III」 - 「閃II」後に逮捕された甥クロワールは実子も親戚も持たなかったため、領主不在となったラマール州の暫定統括者に就任した。《結社》による《実験》によって4つの猟兵団が州内に入り乱れているにもかかわらず保身しか考えておらず、自身を警護させるためにウォレス将軍を振り回した結果、4基の列車砲を拿捕されて州都を混乱に陥らせる。さらには、自身だけがジュノー海上要塞に逃亡して《結社》と《北の猟兵》に陥落されるという失態を演じる。事件解決後に改めて執り行われた領邦会議では、失態の責任を問われるとともに度重なる公費の私的乱用が露見し、次期カイエン公爵候補から除外され、継承の権利を持つミルディーヌが突如現れたことにより完全に失脚する。表向きには列車砲が奪われた経緯とジュノー海上要塞を手薄とした2点について領邦会議で弾劾声明が出され、ユーゲントIII世がそれを追認したことで、暫定統括者から外される。 失脚した後も味方に付きそうな有力者を集めて再起を図ろうと画策しており、帝都の夏至祭を訪れ、かつての支援者から投資の損害賠償を求められて言い争ったり、戒厳令が敷かれている中でも競馬場やサロンで享楽に興じようとしたりするなど、その言動はリィンたちから呆れられている。 「閃IV」 - 海都から旧都セントアークの暫定統括者に就任しているが、実際はハイアームズ侯爵邸に軟禁状態となっていた。その退屈を紛らわせるべく地元の演奏家やアルカンシエルのメンバーを館に招き入れるなどしており、その話を聞いたリィンやエリオットは旧都でゲリラライブを行い、彼らの企みに気づかないまま彼らを館に招待してしまう。その後はセントアークを治めるハイアームズ侯爵の帰還もあり、《大地の竜》作戦への抵抗のために水面下の交渉を行っているらしく、リィンたちVII組や「カレイジャスII」に協力するスタンスを持った。自身の傲岸さも控えており、ミルディーヌに健闘を祈る発言もしている。 人物 浪費家として知られ愚か強欲ながら、己の益には恐ろしく聡く、抜け目ない評されている。 統治能力には一定の評価があるが、自らの利益のためなら革新派牛耳られている帝国政府組んで他の貴族たちを追い落とすようなこともいとわず、そうした所業から、帝国貴族あるまじき厚顔無恥ユーシス評されている 己の財産利益を守ることにおいては天才的だが、目先の欲に振り回されるタイプであるため、「閃IV」では帝国政府いいよう利用されてしまう。 「閃III」で再登場する際にデザイン画が起こされ外見ファーなどクロワールと服装共通点持たせつつ、クロワールよりも下品に見えるようデザインされている。

※この「カイエン公爵家」の解説は、「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の解説の一部です。
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