アルバレア公爵家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「アルバレア公爵家」の解説
ヘルムート・アルバレア 登場作:「閃I」・「閃II」 アルバレア公爵家の当主(アルバレア公爵)で、エレボニア帝国東部にあるクロイツェン州の統括者(領主)。ゲーム本編では基本的に「アルバレア公」と呼ばれている。 当主を務めるアルバレア公爵家はカイエン公爵家と並ぶ大貴族であることから、貴族派が貴族連合を結成するにあたり、クロワール・ド・カイエンと《四大名門》の主導権を争っている。来歴 「閃I」から27年前(1177年頃)、妻と弟の間にできた子ルーファスを不義の子と知りつつ公爵家の名誉のために実子とした。 「閃I」から17年前(1187年頃)、自身と平民の女との間に生まれた子ユーシスを疎んじ、母子ともに公爵家から遠ざける。 「閃I」 - リィンらが特別実習でバリアハートを訪れた際に登場し、ユーシスに寒々しく言葉をかける。 「閃II」 - 貴族派(貴族連合)ではカイエン公とともに中核を担っているが、主導権を彼に握られている現状に苛立っており、主導権を握るために《北の猟兵》を雇い、アルフィンを捜索させ、ユミルを襲撃させるなどする。ついには正規軍が駐留していたケルディックを焼き討ちしたことでカイエン公とルーファスから完全に切られることとなり、オーロックス砦でカイエン公の要請を受けたデュバリィにその事実を知らされて愕然とした後、ユーシスによって捕縛された。その後はアルバレア邸に軟禁され、返り咲きをもくろみつつ酒浸りの生活を送っていたが、ユーシスに諫言され態度を若干改める。 「閃III」 - 登場はしない。貴族連合の一方の首魁であるカイエン公の判決が下され、アルバレア公への審理はまだ継続中であるということが『帝国時報』で報じられている。 人物 傲岸不遜な人物であり、公爵として階位を並べるクロワールとは折り合いが良くない。 平民に生ませた子であるユーシスには興味がなく冷淡な態度を取り、長男のルーファスには貴族派で活躍していることからよくできた息子と評価する一方、自分の暴走行為をとがめられて釘を刺されていることから内心は彼の存在を疎ましく思っている。 当の本人は息子たちから「権力の亡者」と呼ばれるほどに利己的な性格である上、領民にも軍事費目的で理不尽な増税を行っており、税の引き下げを要請された際には領邦軍に犯罪行為として強引に引き下げさせようとしているため、評判はすこぶる悪い。 ルーファス・アルバレア ヘルムートの長男。詳細は#ルーファス・アルバレアを参照。 ユーシス・アルバレア ヘルムートの次男。詳細は#ユーシス・アルバレアを参照。
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