鉄血の子供たち(アイアンブリード)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)
「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「鉄血の子供たち(アイアンブリード)」の解説
ギリアス・オズボーン子飼いの若者たち。 レクター・アランドール 登場作:「the 3rd」・『VII』・『暁』・「閃I」・「閃II」・「閃III」S→B・「閃IV」B→O・『創』P 声:森田成一 《かかし男(スケアクロウ)》の異名をもつ帝国軍情報局の士官。状況によって、二等書記官の肩書きも使い分ける。 来歴 11歳の時(1192年)、《百日戦役》後に父ルドルフが《ハーメルの悲劇》の元凶として密かに処刑され、レクターも証拠隠滅を図った大貴族により殺害されそうになるが、(父を処刑に追いやった)オズボーンによって保護される。その後、オズボーンが新設した帝国軍情報局で準スタッフとして手伝いを始める。 1200年、オズボーンの援助で、リベール王国のジェニス王立学園に留学する。やりたい放題して学生生活を送りつつ翌年には生徒会長をしており、学園に通い始めた頃のクローゼとも交流し、その後、理由を告げずに学園を突然退学。リベールを去って帝国に帰国したのを機に、情報局に正スタッフとして加わる。 1203年、《導力停止現象》が起きている最中のリベール王国にハーケン門経由で徒歩で入国し、王都グランセルのエレボニア帝国大使館に二等書記官として着任。《リベールの異変》が終息した後、オズボーンによるリベール電撃訪問に際して、彼に同行してクロスベル経由で帝国に帰国。 「零」 - 《黒の競売会》に合わせてクロスベル入りする。派手なシャツ姿で登場し、船上でウクレレを弾きながら歌を披露する、議長邸宅内や住宅街の川で釣りをするなど、やりたい放題の性格はほとんど変わっていない。IBC防衛戦時には、IBCの正門前で進攻する警備隊との激戦を展開する特務支援課を観察し、一連の騒動にオズボーンの関与を疑わせる言動を見せる。 「碧」 - 《赤い星座》によるクロスベル進出に一役買い、いったん帰国した後、西ゼムリア通商会議ではオズボーンとともに再びクロスベルに来訪し、クローゼ(クローディア王太女)とも再会する。会議後は再び帰国するが、クロスベルでディーターが自らの大統領就任とIBCの資産凍結を撤回しなかったため、その真意を探るためオズボーンの指示を受けて三度クロスベルを訪れ、キリカとともに支援課の前に姿を現す。その後、「調べることが色々とあったから」と称してクロスベルへの滞在を続け、特務支援課がクロスベル市に戻ってくると再びキリカとともに彼らの前に現れ、クロスベル市解放作戦への協力を申し出る。この作戦に際して、それまで明かされなかった身体能力と戦闘能力をわずかに披露する。 「閃I」 - テロリストの工作によって共和国軍との間で一触即発の状態となったノルド高原に現れ、巧みな交渉で事態を収束させる。終章では、クロスベルに行ったまま行方不明となっていることが語られている。 「閃II」 - 物語の終盤に登場。《碧の大樹》の消滅をもってクロスベル側の動きに一区切りがついたことで、カレイジャスに連絡を取り、ユーゲントIII世らがカレル離宮に囚われていることをリィンらに伝える。《煌魔城》での戦いが終わった後、クレアらとともに緋の玉座に現れ、《鉄血の子供たち》の筆頭がルーファスであった事実にはたまげたと感想を漏らす。その後、占領下のクロスベルにオズボーン宰相とともにルーファス総督就任に赴き、リィンにロイドたちの作戦の阻止と阻止失敗後の策を講じる。 「閃II」と「閃III」の間、リィンに帝国政府の「要請(オーダー)」を伝える連絡役を受け持つ。アッシュにトールズ第II分校への入学という道を示す。 「閃III」 - 再び動き始めた結社への対策として、リィンに「要請」を伝えにたびたび現れる。終盤、アルティナの扱いには納得いかないものを感じていたものの、《黒キ星杯》では《鉄血の子供たち》としてVII組の前にたちふさがる。 「閃IV」 - 《黒キ星杯》でミリアムを救えなかったことを悔いており、一方で《巨イナル黄昏》の影響により直観がさらに強化される。最終的に《鉄血の騎士》となってクレアとともにリィンたちVII組の前に敵として立ちはだかり、VII組と対峙する。最終決戦の後、クレアともども極刑となることを覚悟するが、ルーファスに戦後の帝国の混乱収拾と再建のために尽くすよう説かれ、逮捕を免れ、帝国軍情報局(政府直属の地位は失った)の責任者として帝国内の混乱収拾に尽力することとなる。 プロフィール 年齢:22歳(「零」・「碧」、「閃I」)→24歳(「閃III」・「閃IV」) 身長:178cm(「零」・「碧」) 階級:エレボニア帝国軍情報局・特務大尉(「the 3rd」・「零」・「碧」・「閃I」・「閃II」)→特務少佐(「閃III」・「閃IV」) 人物 飄々とした言動で周りの人間を煙に巻いてしまう掴みどころのない人物。 特に意識せずとも、あらゆる物事の本質や行方が見えてしまう天賦の才を持つことから、交渉事には長けており、政府が関わる裏交渉を全て成功させてきたことから《かかし男》の異名をもつ。《グノーシス》によって運と勘が強化されたガンツにポーカー勝負で勝ってしまうなど、常識を外れたところがある。シグムントからも「黒月のメガネとはいい勝負」と評され、能力を認められている。 「なんとなく」の勘で真相に至ってしまうため、論理的に筋道立った考え方をするG・シュミットとは相性が悪い。 ジェニス王立学園では、学園史上最もチャランポランだったのになぜか多くの成果を残した生徒会長として色々な伝説が残っている。基本的に奔放でだらしないが、物事の本質的部分をとらえていることから人望があったとされる。 シロハヤブサのジークと会話できる。 オズボーンに対しては(恨んでいたという描写はないものの)父親の仇という意識があり、どこかで裏をかいて寝首をかこうとしていたが、それは果たせず、オズボーンに最後まで協力することになる。 クレア・リーヴェルト 登場作:「閃I」・「閃II」P・「閃III」S→B・「閃IV」B→O・『創』P 声:松来未祐(「閃I」・「閃II」)→小清水亜美(「閃III」・「閃IV」) 《氷の乙女(アイスメイデン)》の異名を持つ鉄道憲兵隊所属の士官。 オズボーン子飼いの《鉄血の子供たち(アイアンブリード)》の一員で、ルーファスの存在が明らかになるまでは彼女が「筆頭」と思っている者もいた。 来歴 実家は楽器メーカーのリーヴェルト社を営んでいたが、「閃III」の11年前(1195年)に起きた導力車同士の衝突事故で両親と弟のエミルを失い、同乗していたクレアは奇跡的に助かり、同社の副社長をしていた叔父一家に引き取られる。この事故で《統合的共感覚》に目覚めたクレアは、遺品を整理している内に、過去の帳簿から叔父が詐欺紛いの商法で莫大な利益を上げていたことと、父が叔父を質そうとした矢先に事故が起きたことに気づいてしまう。叔父を問いただすが居直られてしまい途方に暮れていたところで父の旧知だったオズボーンが現れ、仇討ちの助力を申し出た彼の助言に従って事件の証拠を集め、最終的に叔父を処刑台に送る。裁判には勝ったものの、叔父の家族である叔母、従兄のミハイル、従妹のイサラとは断絶してしまうことになる。 「閃I」の5年前(1199年)、トールズ士官学院に入学する。2年後(1201年)、士官学院を卒業して、鉄道憲兵隊に入隊し、従兄であるミハイル・アーヴィングと再会する。 「閃I」 - 鉄道憲兵隊所属の憲兵大尉として登場。ケルディックで初めての特別実習を行っていたリィンらの前に現れ、クロイツェン州の領邦軍によって窮地に追い込まれていた彼らを助ける。その後もリィンらの前にたびたび現れ、協力する。帝国内で暗躍する《帝国解放戦線》の動向を追い、終盤では《C》の正体を掴むが、一歩及ばず、オズボーンを狙撃されてしまう 「閃II」 - 内戦が始まるすぐにクレイグ中将に連絡を取り、鉄道憲兵隊とともにガレリア要塞の演習場跡地に陣地構築をする手伝いをし、分断された機甲師団の立て直しを図る。リィンらが拠点を訪れた際に同行を申し出、合流する。VII組が合流し、オリヴァルト皇子らからカレイジャスを託されたのを機に、鉄道憲兵隊の指揮に戻るため一行と別れた。VII組と別れたあとも、鉄道憲兵隊を率いて共同で作戦を行うなど継続して協力を行った。内戦終結後は真実を知ったリィンに距離を置かれるが、レクターから助言されて思いを素直に伝え、和解した。 「閃II」と「閃III」の間、クロスベル軍警学校の臨時教官を務めたことがあり、その際にユウナ・クロフォードを教えた。ユウナが軍警学校の単位を取り消された時は、彼女に助力し、トールズ士官学校・第II分校行きを勧める。 「閃III」 - デアフリンガー号引き渡しのため、第II分校を訪問しリィンらと再会する。その後、クロスベルで鳥籠作戦の実働部隊を指揮し、特務支援課関係者の封じ込めを担当する。この際、帝国の呪いの依り代としての力が発現しつつあり、無意識に呪いの強制力(因果律制御)を行使したことで、本来は困難な任務を達成する。《巨イナル黄昏》が始まるとその力を自覚的に用いることができるようになり、瞳に文様が浮かぶようになる。終盤、レクターと同様にアルティナの扱いには納得いかないものを感じていたものの、《黒キ星杯》では《鉄血の子供たち》としてVII組の前にたちふさがる。 「閃IV」 - 引き続き《鉄血の子供》としての任務にあたるが、「閃III」でアルティナを見捨てようとしたことと、ミリアムを犠牲にしたことについての後悔を終始持ち続ける。序章ではオルキスタワーに潜入したロイド、エステルらを迎え撃ち、さらに海都ではリィンらの前にたちはだかる。最終的に《鉄血の騎士》となってレクターとともにリィンたちVII組の前に敵として立ちはだかり、VII組と対峙する。最終決戦の後、レクターともども極刑となることを覚悟するが、ルーファスに戦後の帝国の混乱収拾と再建のために尽くすよう説かれ、逮捕を免れ、鉄道憲兵隊(政府直属の地位は失った)の責任者として帝国内の混乱収拾に尽力することとなる。 プロフィール 年齢:24歳(「閃I」・「閃II」)→26歳(「閃III」・「閃IV」) 階級:エレボニア帝国・旧都セントアーク 階級:エレボニア帝国軍・憲兵大尉(「閃I」・「閃II」)→憲兵少佐(「閃III」) 人物 どんな状況でも冷静に対処でき、優れた先読み能力と用兵術を持つことから、帝国正規軍はもちろん、貴族直属の領邦軍にまでその名を知られている。ただし、鉄道憲兵隊は沿線で事件が起きれば「輸送の安全確保」の名目で貴族の領地にも介入できるため、貴族や領邦軍からは疎まれている。 戦闘では導力銃を得物とし、その腕前は神技とも称されている。 リィンを気にかけていた理由については、事故で亡くなったエミルをリィンと重ねていたところもあったと打ち明けている。 リィンがオズボーンの息子であることは雰囲気や顔立ちがどこか似ていることやオズボーンがVII組に意外なほどに関心を示していたことから薄々気づいていた。 容姿/外見 水色の髪をした可憐な美人で、鉄道憲兵隊の軍服は似合っているものの、見た目や普段の優しげな様子からは軍人には見えない。涼しげな声をしている。 ゲーム上の性能 武器は軍用の大型導力銃。オーブメントの属性は水と空。 ミリアム・オライオン 《白兎(ホワイトラビット)》の異名を持つ帝国軍情報局のエージェント。詳細は#ミリアム・オライオンを参照。 ルーファス・アルバレア 登場作:「閃I」・「閃II」・「閃III」B・「閃IV」B・『創』P/B 声:平川大輔 ユーシスの兄で、アルバレア公爵家の次期後継者。『閃』から登場するキャラクターで、『創』では主人公となる。 「閃I」から「閃II」終盤まで謎だった《鉄血の子供たち(アイアンブリード)》の「筆頭」であり、最も初めに《鉄血の子供たち》になった人物でもある。《翡翠の城将(ルーク・オブ・ジェイド)》の異名を持つ。 来歴 ヘルムート・アルバレアの妻と弟との間にできた不義の子として生まれる。家名に傷がつくことを嫌ったヘルムートにより、ヘルムートの実子として育てられる。 ルーファス自身も自分の生まれは知っており、平民の血が流れているからという理由で実子のユーシスを家から遠ざけ、血統のために自分を後継者に据えた父ヘルムートを見て、貴族制度や貴族社会そのものに疑問を抱く。 「閃III」の12年前(1194年)、軍部出身の平民宰相であるオズボーンの力量と、仕掛けた人間に気づけるかを試すため、ヴァルカン率いる猟兵団アルンガルムをオズボーンに差し向けるが彼らは返り討ちに遭い全滅する。その後、帝都近郊で行われた鷹狩でテオ・シュバルツァーに引き合わされたオズボーンに、その事件の首謀者が自分であることを看破され、内心も言い当てられたことで、ルーファスはオズボーンを「真の父」と考えると申し出て、《鉄血の子供たち(アイアンブリード)》の最初の一人になった。 「閃I」 - トールズ士官学院の3名の理事の一人として、リィンらの前に姿を現す。帝国の貴族制度を擁護する意見をしばしば述べる。 「閃II」 - 貴族連合の「主宰」であるクロワール・ド・カイエン(カイエン公)の下、貴族連合軍の総参謀となり、東西の正規軍を合流させないことを基本方針として据え、正規軍の機甲師団を各地で分断する手腕を見せる。終盤、《煌魔城》におけるリィンらの戦いが終結した後にオズボーンとともに現れ、VII組やクロワ―ルに自らの正体を明かし、貴族との争いを「なるべく穏便かつ角を立てず、しかし確実に貴族勢力の力を削ぐ形で」収拾するという課題をオズボーンから与えられていたことを明かす。 内戦後は帝国正規軍と領邦軍の力を結集した「クロスベル征討軍」の総司令に任命され、クロスベル自治州を電撃的に無血占領し、共和国軍の侵攻もすべて退ける。クロスベルの占領を確固なものとしたことで帝国はクロスベルに総督府を開設し、ルーファスが初代総督となる。 「閃III」 - クロイツェン州をユーシスに委ね、自身はクロスベル総督として占領地政策を続け、その統治によってクロスベル市民の帝国への反発を着々と薄めていく。一方で、大戦に向けた陰謀を巡らせ、夏至祭に合わせて、共和国の特務作戦艇がクロスベル上空を通過するのを故意に見逃して帝都ヘイムダルに共和国工作員が潜入する状況を作り上げ、夏至祭の祝賀会でユーゲントIII世がアッシュに撃たれると、彼を共和国工作員とみなすことで開戦に向けた口実を作る。《黒キ星杯》では、《鉄血の子供たち(アイアンブリード)》の3人を率いてユーシス、マキアス、エリオットと戦い、ユーシスに自らの生まれの秘密を明かす。 「閃IV」 - 《大地の竜》作戦の共同立案者として、作戦実行に向けて動く傍ら、帝国領となったクロスベルの中で最も霊力の高い湿地帯で《金の騎神》エル=プラドーの起動者となる。《第三相克》でヴァリマールに敗れた《銀の騎神》アルグレオンを背後から騙し討ちして討ち取りその力を奪うが、《第五相克》で圧倒的な優位を築いたにもかかわらずリィンやユーシスたちVII組に敗れる。敗因をユーシスらに問いかけ、人の絆に頼らなかったことだと異口同音に応じられて得心し、最後はユーシスに一発殴られて気絶する。すべてが終わった後、極刑を覚悟するレクターとクレアに帝国の混乱収拾と再建の一翼を担うよう説き、オズボーンの咎は《鉄血の子供たち》の筆頭として自分が受けることを告げ、自分だけが逮捕される。その後、クロスベルからの帝国正規軍の撤退が始まるが、総督府治安部隊(総督親衛隊)はそれを了承せずクロスベル市内全域を占領したため、ルーファスはかつての部下である彼らに呼びかけを行うという形で帝国に協力したことが語られる。 『創』 - 大戦開戦の罪でオーロックス砦に拘置されていたが、《黒の衛士隊》が自分を暗殺しようとしたのを返り討ちにする。実行犯の衛士から、「クロスベル再事変計画」及び「計画の為に狙っている謎の「トランク」」の情報を聞き出した彼は、《鉄血の子供たち》筆頭及びクロスベル初代総督として、クロスベルを襲う事態の解決に動くと決め、衛士隊に便乗して脱獄。翌日に自分の偽者が「新総統」を名乗りクロスベルを再占領した事を知った後は、《新生帝国解放戦線》のリーダー《C》を名乗って犯行声明を帝国軍情報局に送り、トールズ新旧Ⅶ組に表側の事態の対処を任せ、自身はオーロックス峡谷道に赴き、スウィンとナーディアが運んでいたトランクを確保。中にいた少女の人形ラピスの失われた記憶が事件のカギを握ると判断し、スウィンとナーディアを高額のミラを提示して雇い、《新生帝国解放戦線》を結成。ラピスの記憶を取り戻す為に帝国とクロスベルを巡り、事件の背後の真相を知る。その後は特務支援課及びトールズ新旧Ⅶ組をはじめとする面々と合流し、クロスベル解放作戦及び創(はじまり)の翼作戦に参加。最後は自身の罪を償う為に《逆しまのバベル》を破壊すべく、新総統のフリをして人々の憎悪を煽る演説を行い、《天の雷(ケラウノス)》の標的をバベルに向けさせバベルと運命を共にしようとしたが、《エリュシオン》が削除前に行った未来予測でそれを知ったラピス、スウィン、ナーディア、ユーシス、ロイドに「強制連行」され生還。演説直前の戦闘で追った怪我及び高温のバベル内部に長時間いた事での火傷の治療を受け、1週間後に聖ウルスラ医科大学で目を覚ます。大戦開戦の罪に加え、偽者が行ったクロスベルでの一件や脱獄も加味すると極刑は確実だったが、オリビエから「《逆しまのバベル》は「ルーファス・アルバレア」と共に消滅した」として「公的には死亡扱いとして存在しない人間となる」沙汰が下される。直後、ラピスから「《エリュシオン》を生み出した世界を知る為の旅」に誘われて応じ、退院後は、ラピス、スウィン、ナーディアと共に世界を巡る旅に出た。 プロフィール 年齢:27歳(「閃I」・「閃II」)→29歳(「閃III」・「閃IV」) 人物 宮廷剣術では右に出る者がいない達人とされ、アルバレア家に伝わる聖剣イシュナードを携えている。「閃II」ではユミルでリィンを除くVII組全員を一人で相手にして剣と導力魔法で圧倒した。ユーシスとセドリック皇子には剣術の手ほどきをしたことがある。 オズボーンのことは乗り越える対象とみなしており、従属し続けるつもりはなく、リィンとの《相克》に勝利したら、不死者となった上でオズボーンに《最終相克》を挑むつもりだったという。 効率や合理性を重視する性格で、あらゆる場面で優秀な才能を有しているが、故にあらゆる事を一人でこなし、仲間に頼らない面があり、それが《相克》での敗因となった。内心ではトールズ士官学院での生活で得た仲間に囲まれた弟に羨望を抱いていると同時に、自身は人の絆には無縁であると考えていたが、『創』での旅を通じてラピス、スウィン、ナーディアとの絆を得た。
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