聖ウルスラ医科大学とは? わかりやすく解説

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聖ウルスラ医科大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「聖ウルスラ医科大学」の解説

クロスベルにおける病院に当たる施設医師教授准教授)の中には教会からスカウトされ神父存在する最新鋭技術使い患者世話をしている。最近ではメス身体入れる「手術」なども行われるようになったが、一般に受け入れられていない模様。 セシル・ノイエス 登場作:『VII』・『暁』・「閃IV」・『創』 声:大原さやか 聖ウルスラ医科大学の看護師で、ロイドの兄ガイの元婚約者23歳(「」・「碧」)→26歳(「閃IV」)。 ロイドにとっては姉同然存在で、セシルのほうもロイドのことは完全に自分の弟扱いしている。ガイ結婚するはずだったが、「」の3年前結婚翌月控えていた時期に彼を失う。 人物 働き者穏やかな女性で、看護師として優秀だが、ロイド一緒にいる人は誰でも彼と付き合っていると思ってしまうほどの天然ボケ男性ランディ対象なのでロイドは非常に困っている)。さらにキーアを連れてきたロイド見て、「結婚していたなんて…」と発言をする。 その見た目特務支援課メンバー全員口を揃えて美人評価しランディ自分好みティオは「ぐらまー」と語っている。 父マイルズ図書館館長で、母レイテ専業主婦劇団アルカンシエル花形女優イリア・プラティエとは日曜学校以来親友である。 殉職したガイのことを今も愛しており、その死を悲しんでいる。なぜ殺されたのか、誰の仕業だったのかと原因わかれば前に進める」ということロイド告げている。 「」と「碧」では聖ウルスラ医科大学で若手看護師まとめ役看護主任みたいなこと)をしている。「閃IV」では正式に看護主任となっており、転院してきたユーゲントIII世の担当看護師任されている。また、ユウナたち新VII組や復帰したリィン、オリヴァルト、アルフィン手術前ユーゲントIII世の病室案内し面会にも立ち会っている。 「碧」終盤では、聖ウルスラ医科大学の名前の由来でもある伝説聖女ウルスラ」の末裔らしいことがツァイトによって示唆されている。 シズク・マクレイン 登場作:『VII』・『暁』・『創』 声:井上富美子 アリオス娘。」では視力失った少女として登場する来歴」の5年前1199年)にクロスベル市内で起こった導力車爆発事故失明してしまい、この時にサヤも失う。それ以来、聖ウルスラ医科大学に長期入院して療養生活を送っている。 「」 - 聖ウルスラ医科大学病院入院する少女として登場。キーアと友人になる。 「碧」 - 名医セイランドによる手術を受け、手術そのもの成功したものの完治には至らず周囲の光を感じ取れ程度回復までにとどまる。終盤で《零の至宝》として目覚めたキーアの力によって視力回復するが、アリオスクロイス家陰謀加担していることやガイ死に関わっていることを知ってしまい、涙ながらにロイド謝罪する。しかし、ロイドには慰められ、必ずアリオスとキーアを連れ戻すことを約束される。 「閃IV」 - 登場はしないレミフェリア公国にいることが語られている。 プロフィール 年齢9歳(「」・「碧」) 身長:131cm(「」・「碧」) 人物 聡明朗らかな性格をしているが、聞き分けが良すぎ、遠慮しがちなところがある。そうした性格からキーアと出会うまで友達作れずにいたため、周囲からは心配されていた。 強く、「碧」で手術成功したにもかかわらずわずかな回復とどまったことで周囲暗澹たる反応を示す中、回復したことを前向きに捉えていると語り喜んでみせる。 ヨアヒム・ギュンター 登場作:「」B 声:金子英彦 聖ウルスラ医科大学の准教授34歳(「」)。 来歴 かつてはD∴G教団》の幹部司祭で、教団が行人体実験などの実験統括する責任者をしており、教団誘拐した子供たちに《真な叡智グノーシス)》のプロトタイプ投与した実験データ回収して研究重ねていた。 1198年、《グノーシス》の完成目前というタイミングで、《D∴G教団》殲滅作戦により教団壊滅してしまう。その後教団ロッジ楽園》の情報を基にハルトマン弱み握り、彼を後ろ盾にしてクロスベルに落ち延び聖ウルスラ病院居場所確保しハルトマンを介してルバーチェに命令下せ立場を得る。そして、壊滅した教団ロッジから実験データ秘密裏回収し、《グノーシス》の原材料である《プレロマ》はクロスベル南部湿地帯群生しているという好条件幸いし、《太陽の砦》地下深層研究施設利用し、《グノーシス》の研究開発続ける。 「」の3年前1201年)、自分存在迫っていたガイ・バニングスを始末するようルバーチェに依頼する。ルバーチェによるものではなかったものの、ガイ死亡したため、露見することはまぬがれる。 「」 - 聖ウルスラ医科大学病院薬学神経科2部門を取り仕切る准教授として登場釣り好きの飄々とした人物見られいたものの、医師としては優秀ということで、過去記憶持たないキーアの診察や、ロイドらが入手したグノーシス》の成分調査依頼されるなど、支援課からも頼られる。しかし、終盤アーネスト主治医であったことが発覚した上、彼の市長という地位への異常な執着振り身体能力の向上という特徴が《グノーシス服用者のそれとよく似ていたことから、黒幕であることを特務支援課疑われる。しかし、その時点で既にベルガード門の警備隊隊員たちやルバーチェの構成員たちに《グノーシス》を服用させるよう手を回すことは済んでおり、彼らを自身配下に置き千名近く軍勢整え、キーア奪取のためクロスベル市襲撃させる。しかし、特務支援課包囲網突破されたうえ、本拠地としていた《太陽の砦》に突入され、エステルヨシュア合流したロイドたちと最後の戦い繰り広げるグノーシスの力によってエステルたちの記憶からワイスマンの「魔眼」を真似るが精度低くロイド推理事件の秘された部分暴かれ精神弱ったところを彼の気合によって無効化される。追い詰められる従来の《蒼の叡智グノーシス)》より完成度高めた最終形」である《紅の叡智グノーシス)》を大量に服用して巨大な魔人変貌し戦闘最中には暴走引き起こす地面から伸ばす腕の攻撃によって優位に立つが、レンパテル=マテル援護によって勝機つかんだロイドたちに倒され意味深な言葉を遺して消滅する最期の瞬間には人の心を取り戻し、それに関して素直に礼を述べている。 人物 薬学詳しく医師としては有能熱意もあるが、天才というほどズバ抜けた発想持ち主ではなかったとセイランド教授評されている。眼鏡をかけた優男的な外見をしている。 どこか飄々としており、仕事研修医リットン押し付けてはどこかへ行ってしまうので、たびたび周囲を困らせている。仕事サボって釣りイベント参加していたところをロイドたちに連れ戻されたこともある。 《グノーシス》を服用し続けた影響髪の色は白になってしまっているが、ふだんはなんらかの方法髪の色変えて欺いている。また、これも《グノーシス》を服用し続けた影響で、まったく眠らなくても活動できる身体になったため、医者業務併行して《グノーシス》の研究を行うことができた。《グノーシス》を服用したものを洗脳することが可能で、自分意識乗り移らせるともできる。 《グノーシス》についてはヨアヒムでも全貌掴めておらず、《D∴G》教団伝わった秘儀をもとに完成させて量産成功したにすぎない本人認めている。 正体がわかると、ランディエリィからは「(赤い星座上の外道」「人でなしと言われエステルヨシュアからは「(ワイスマンよりマシかと思ったが)ワイスマンの方が遥かにマシ」「ワイスマンここまで狂気じみてはいなかった」と酷評される。その言葉どおり、「暁」では、「ある人物の死体からある人物への非合法な手術」を裏で行い成功させていたことが発覚する戦闘上の性能 人間の姿では中世錬金術師由来するエプスタイン財団製とは異なる)魔導杖持ち上位属性アーツ用いて戦う。 使用するSクラフトは「カラミティスフィア」。上空魔法陣形成して球体状の怪物呼び出し狂気の哄笑とともに刃のように鋭い光線放ち複数対象を貫く。 魔人ヨアヒム」におけるラストボスロイドたちに追い詰められ結果切り札である《紅の叡智》を大量に服用したことで変異した形態で、鬼を思わせる姿となる。鎧のような皮膚を持つ見上げるほどの巨体生かした攻撃と、上位アーツ用いる。対峙したヨシュアには「SC」のラストボスであるアンヘルワイスマン以上かもしれない思わせるほどの脅威与える。 七耀脈の上でこの姿に覚醒することで、《D》と接続することができ、「すべてを視る」ことができたため、クロスベルで起きた数々事件の全貌と、「世界真実」を知った様子である。 ある程度ダメージ与えると皮膚剥がれ落ち第二形態変化しさらに強化される。しかし戦闘最中暴走引き起こして正気失ったばかりか肉体崩壊し始め最終的にロイドたちの総攻撃によって倒されることで人として心を取り戻し狂気の果て死亡する使用するSクラフトは「超功刃魔道剣」。額の角から落雷放った後、右手禍々しい刃に変化させて一気振り下ろす第二形態では「罵斗流怒愚魔」というSクラフト用いる。掌底膝蹴り巨体から攻撃繰り出した後、上空飛び上がって右手に炎・左手に氷のアーツ集中させて結合し、闇色の光線として射出するさらには司空唱」というアーツによる連続攻撃まで使用する。「カラミティクロウ」によって移動能力奪い、「ガリオンタワー」を呼び出して塔から無数の光弾降り注がせ、最後に「ラストディザスター」によって大地消滅させる。 セイランド教授 登場作:「碧」・『暁』・「閃IV」・『創』 声:大越多佳子 レミフェリア公国医療機器メーカーであるセイランド社社長親戚筋の女医ヨアヒム後任として赴任してきた。時間うるさく、会うたびに予想していた時間より何分オーバーしていると口にする。 医師としても研究者としても優秀であると同時に近代医療限界についても謙虚に認めており、グノーシス成分分析担当した際は、わからないことはわからないということ述べている。 ヨアヒムとはレミフェリアの医科大学時代同期であり、卒業してからは会っていなかったが、たまに手紙やり取り行っていた。旧知の彼が医の技術悪用した末に自滅したことを嘆いている。 ルーシーとは親戚で、ルーシーのほうが本家筋にあたる。 『暁』では顔グラフィック追加されている。《グノーシス》の成分データ入った記録結晶のレミフェリアへの運搬を、試験班に依頼する。 「閃IV」では、ユーゲントIII世の手術担当している。

※この「聖ウルスラ医科大学」の解説は、「英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の解説の一部です。
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