帝国正規軍とは? わかりやすく解説

帝国正規軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:07 UTC 版)

英雄伝説 軌跡シリーズの登場人物」の記事における「帝国正規軍」の解説

ミュラー・ヴァンダール 登場作:「FC」・「SC」B→S・「the 3rd」P・「碧」・『閃』・『暁』・『創』 声:磯部弘 エレボニア帝国における武の名門ヴァンダール家出身で、帝国正規軍の第七機甲師団所属する軍人オリビエ(オリヴァルト皇子)とは幼馴染みであり、昔から彼の奇行頭を痛めているが、同時に扱い方心得ており、時折強引な手段用いることもある。しかし、オリビエの影の努力を誰よりも知っており、数少ない心許せる「親友」である。 剣技の腕は達人クラスで、帝国軍若手将校中でもトップクラス強さで、ナイトハルトとは双璧とされている。漆黒大剣片手自在に振り回し、敵に強烈な攻撃浴びせる来歴 少年時代、オリヴァルト皇子彼のアリエル護衛として、アルスター派遣され移り住む。 「閃III」の17年前1189年)、レンハイム家が猟兵によって襲撃され、オリヴァルトの命を救う。その後皇子護衛続け1193年トールズ士官学院入学卒業後は帝国正規軍に入隊しいずれか時点第七機甲師団配属される。 「FC」 - オリビエサポートするため、大使館駐在武官としてリベール訪れる。 「SC」 - リベール王国軍が押収していたカプア空賊団の《山猫号》の引き取り霜降り峡谷訪れヨシュア交戦その後帝国戻り、オリヴァルト皇子叔父ゼクスとともに第三機甲師団ハーケン侵攻に加わる。終章では、アルセイユ砲術士として加わりエステルたちに協力した(PSP版からはプレイヤーキャラクターとして、終章パーティー加えることが可能になった)。 「the 3rd」 - 帝国南部パルム市に滞在していた折に《影の国》事件巻き込まれる。 「碧」 - オリヴァルト皇子護衛のためにクロスベルを訪れ、「オリビエ」として奔放な性格発揮して市中散策している皇子連れ戻すため、黒い上下スーツサングラスをかけた「音楽家マネージャー」として特務支援課捜索依頼する。 「閃I」 - オリヴァルト皇子トールズ士官学院理事会出席した際と、カレイジャスVII組を実習地に送り届ける際に、皇子護衛としてわずかながら登場しリィンらと言葉を交わしている。 「閃II」 - VII組がカレイジャス合流した時点でオリヴァルト皇子とは別行動取っており、第七機甲師団率いて帝国西部動いていることが語られている。その後西部赴いたオリヴァルト皇子合流し各地転戦終盤、オリヴァルトらとともに帝都かけつけナイトハルトとともに魔煌兵と戦う。 「閃III」 - 台詞のみの登場中佐昇進ヴァンダール家皇族守護職から解任されたことにともない、オリヴァルト皇子護衛の任を解かれ、ゼンダー門(ノルド高原)に異動した第七機甲師団原隊復帰する僻地飛ばされた中、弟クルト悩み抱えていることを見抜き、彼を励ます手紙を送る。終盤帝都異変に際して帰還が間に合わず、オリヴァルト皇子に後から必ず駆けつけるからそれまではするなと連絡をする。 「閃IV」 - 帝国軍機甲師団新設することに伴い第七機甲師団解体されその戦力は各師団振り分けられるが、そのこと監視緩んだことでオリヴァルト皇子合流することに成功する。オリヴァルト皇子シェラザードたちとカレイジャスII乗り込みパンタグリュエル救援駆けつけるカレイジャスIIでは操舵担当していたが、アンゼリカにその座を譲る。その後ゼクスオリエとともにオルキスタワーに現れリィンらを救援する終盤、オリヴァルト皇子シェラザードとの結婚決めると、彼女も含めて改め皇子守り抜く決意固める。 プロフィール 年齢28歳(「FC」・「SC」)→29歳(「the 3rd」)→30歳(「碧」・「閃I」)→32歳(「閃IV」) 身長:186cm(「碧」) 階級エレボニア帝国軍・少佐(『空』・「碧」・「閃I」・「閃II」)→中佐(「閃III」) 人物 武人肌な性格をしている。 剣技長けるだけでなく、機甲化進んだ第七機甲師団所属していることもあって導力兵器扱いにも精通しており、「SC」と「the 3rd」で一時的にアルセイユクルーとなった際は同艦の砲術士を、「閃IV」でカレイジャスII登場した際は同艦の操舵士を務めている。 リベール王国のユリア・シュバルツとは似たもの同士的な気持ちがあるのか気が合う様子であり、「the 3rd」ではユリアエピソードにも登場し手合わせするシーンや、お互いのことを語り合うシーンがある。「閃IV」でも交流続いており、パンタグリュエル会談来ていないことを残念がっている。 一方同郷元貴族の空賊団カプアー家のことはあまり快く思ってないようで、それゆえジョゼットにはやや厳し態度接することから相性悪く、「軍人バカ」と呼ばれている。 ヴァンダール流マテウスヴァンダール家当主にしてヴァンダール流剣術の総師範叔父ゼクス異母弟クルトヴァンダール流剣士である。 若い時分に同じヴァンダール流には同年齢の外弟子としてオーレリアがいたが、ミュラーは剣の腕で彼女に及ばないことは認めた上でたゆまぬ努力で自らの剣を完成させた。 ミュラーは『軌跡シリーズ』中で、ヴァンダール流使い手として最初に登場した人物で、「SC終盤レーヴェ戦で「ヴァンダールの剣」と名乗って剣術流派存在初め示している。 ゲーム上の性能 当初ノンプレイヤーキャラクターだったが、「the 3rd」、PSP・PS3版SC」(終盤)ではプレイヤーキャラクター昇格した。オーブメントの属性は「」。 ナイトハルト 詳細は#ナイトハルト参照。 ゼクス・ヴァンダール 登場作:「SC」・「閃I」・「閃II」・「閃IV」・『創』 声:平井啓二(『空』ドラマCD)→島田敏(「閃II以降) 帝国正規軍・中将で、第三機甲師団率い師団長。「《隻眼》のゼクス」の異名知られる帝国でも5本の指に入る名将であると同時にヴァンダール流剣術使い手としても知られ帝国屈指の剣士一人数えられるミュラークルト叔父で、オリヴァルト皇子には武術兵法教えたことがあり、「先生」呼ばれている。 来歴SC」 - 《導力停止現象》の中、帝国軍先鋒として進発し、蒸気戦車擁した第三機甲師団率いてリベール王国ハーケン門に侵攻する。《導力停止現象》に悩まされているリベール救援目的したものであるとして進軍正当性主張するが、カシウス・ブライトと共謀して一芝居打ったオリヴァルト皇子の言に従う形で、撤兵一時的なものにすぎないことを皇子助言した上で軍を一旦後退させる。 「SC」の後、リベール侵攻した際に独断進軍停止させたことがオズボーン気に障ったらしく、第三機甲師団ごと帝国北方のゼンダー門に左遷される。現地ノルドの民と早々に友好関係築きノルド若者ガイウストールズ士官学院紹介し彼の入学後押しする。 「閃I」 - ゼンダー門に駐留する第三機甲師団師団長として登場。特別実習を行うためノルド高原訪れたリィンVII組・A班を迎える。 「閃II」 - 内戦が始まるとゼンダー門で籠城続けノルド高原にて猟兵団ラマール領邦軍を相手第三機甲師団率いて戦う。終盤、ノルティア州を治めログナー侯が中立転じたため、同州通過して第四機甲師団連携しつつ帝都近郊まで進軍し、自らの剣術弟子であるオーレリア将軍率いラマール領邦軍と激突した。 「閃III」 - 名前と回想のみの登場内戦後ヴァンダール家皇族守護職から解任されるのと時期同じくして、第三機甲師団オーロックス砦に異動したことが語られる。 「閃IV」 - ジュノー海上要塞駐屯していた統合地方軍がヴァイスラント決起軍となり要塞引き払ったことから、第三機甲師団とともに海上要塞異動するトワプリシラ皇妃解放するためリィンVII組が海都オルディスに潜入しクレア鉄道憲兵隊衛士隊と城館衝突したため、その事収拾のため出向き、甥のクルト再会するそれまで剣士としての実力伝聞語られるのみだったが、終盤ヴィクター・S・アルゼイドの要請により、オルキスタワーにミュラーオリエとともに救援駆けつけ魔甲機リヴァイアサンミュラーとの同時攻撃であっさり粉砕している。この際《火焔魔人》マクバーン真の姿でないことにも、一瞥したのみで気づく人物 帝国軍では革新派にも貴族派にも属さず中立立場取り穏健派智将として知られる剣の達人ではあるが、部隊指揮にあたって指揮官先頭個人の力を前面押し出すオーレリアウォレスとは異なり、「剣は剣、軍は軍」という考えのもと、戦場にヴァンダールの武をことさら持ち込んだりはせず、用兵家として戦う。帝国名将多しといえども用兵家として勝る者はいないと言われ部下からの信頼厚く、「SC」の後で左遷同然でゼンダー門に配置転換された際も、部下たちは高い士気保っている。 異名通り隻眼で、右目に眼帯をしているが、「SC」と『閃』では位置左右逆になっていることがある。 オーラフ・クレイグ 登場作:「閃I」・「閃II」・「閃III」・「閃IV」B・『創』 声:磯部弘 帝国正規軍・中将で、帝国正規軍の中でも最強打撃力を誇るとされる第四機甲師団率い師団長エリオットフィオナの父で、ナイトハルトの上官でもある。 「《紅毛》のクレイグ」の名で知られる猛将であるが、家庭では子供たち溺愛しており、ガレリア要塞では人目はばからず息子抱きしめるほどの親バカぶりを見せる。 しかし、エリオット音楽の道に進むことだけは、帝国男子としてあるまじきこととして、頑として許さず間接的に彼がトールズ士官学院入学するきっかけ作るエリオットに対しては、軍人息子としてたくましく育ってほしいという気持ちもあるが、「天使のようなエリオットにはそのままでいてほしい」という気持ちもあり、板ばさみとなっている。 来歴 「閃I」 - 第四機甲師団演習のためガレリア要塞駐屯しており、特別演習訪れたエリオットVII組を迎える。《帝国解放戦線》が最新鋭動力戦車アハツェン」を遠隔操作した際はいち早く迎撃向かいガレリア要塞近郊にてアハツェン群れ撃破した。 「閃II」 - クレア鉄道憲兵隊協力してガレリア要塞演習場跡地拠点築き対機甲兵戦術確立して貴族連合交戦続けている。中盤以降カレイジャス鉄道憲兵隊連携取りつつ、クロイツェン州の双龍門、ケルディック、バリアハートを制圧終盤第三機甲師団連携して帝都近郊まで進軍しウォレス准将率いるサザーラント領邦軍と激突する。《煌魔城》が顕現した後は事態の異常さからウォレス准将一時休戦し、ナイトハルトカレイジャス救援差し向けた。 「閃III」 - 大将昇進しており、第四機甲師団ドレックノール要塞移っている。「要請」により要塞訪ねてきたリィンらを迎え、サザーラント州における結社蠢動に対して正規軍動かない事情語り、その裏面にある事情に気づいたリィンハーメルへの立ち入り許可証与える。夏至祭合わせて第四機甲師団一時的に帝都鎮守府帝都防衛の任にあたることになり、この際ヴァンダイク依頼リィンにかつての上官であるオズボーン過去について話す。 「閃IV」 - ドレックノール要塞戻り、《大地の竜》作戦向けた準備進める。アルフィン皇女ティータ要塞移送されてきたため以降軟禁し、VII組が救出に来た際はナイトハルト共闘し、リィンらの前に立ちふさがるワルター 登場作:「碧」・「閃I」・「閃II」 帝国正規軍・中将で、ガレリア要塞司令官要塞付き守備部隊である第五機甲師団師団長兼任している。 「碧」ではクロスベル自治州侵攻した第五機甲師団《神機》アイオーンTYPE-γによって壊滅させられ、その反撃として、ガレリア要塞列車砲によりクロスベル市砲撃しようとするが、アイオーンTYPE-αの空間消滅能力により司令部ごと消滅させられてしまい、消息不明になる。この攻撃により配下第五機甲師団一部後方部隊残して消滅し消滅をまぬがれた者たちもほとんどは要塞壊滅後に軍を辞めてしまった。 時系列としては前後するが、「閃I」ではガレリア要塞訪れたVII組の前に登場し、その厳格な人柄からリィンからは「色々な意味で“帝国軍人”を地で行く人」という印象持たれている。 「閃II」でもガレリア要塞壊滅後に行方不明のままであったが、最終盤に発見されガレリア要塞跡で目を覚ますルドルフ・アランドール 故人レクター父親で、1192年時点で帝国正規軍の第十三機甲師所属階級准将ラマール貴族騎士階級下級貴族出身で、「《ハーメルの悲劇》を企てたとされる主戦派かつ貴族派将官であり、猟兵崩れハーメルを襲わせた首謀者である。 《ハーメルの悲劇》に先んじては、猟兵崩れ使ってオズボーン邸宅を襲わせ、オズボーンの妻カーシャ殺害しリィン重傷を負わせた元凶でもある。 《百日戦役》では開戦時全軍さきがけ務め第十三機甲師団を率いてハーケン門に侵攻戦役停戦時まで生き延びたが、帰国後、ハーメル虐殺偽装容疑により、極秘軍事裁判の後に密かに処刑された。 小心者であり、妻には逃げられ男手ひとつでレクター育てていた。処刑直前書いたレクター宛てた最期の手紙の中では、レクターへの言葉のほか、自分がしたことへの後悔と「どうして魔が差してしまったのか」という困惑綴る

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