係争地域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 23:02 UTC 版)
「エストニアとロシアの領有権問題」の記事における「係争地域」の解説
エストニアは、ロシアが実効支配している ナルヴァ川東岸の幅約10キロメートルに渡る、レニングラード州イヴァンゴロド周辺の帯状地域(ヤーニリン地域) プスコフ州ペチョールィ周辺地域(旧ペツェリ県) の2か所について、自国の領有権を主張していた。ヤーニリン地域と旧ペツェリ県の合計面積は、エストニア全領域の5パーセントに当たる約2300平方キロである。両地には3万数千人が居住しているが、その大部分はロシア人である。 ヤーニリン地域は主に疎林と牧草地からなり、いくらかオイルシェールが埋蔵されていると考えられるが、それを資源として利用する動きは見られない。他方、ペチョールィは小都市であるが、タルトゥ=ナルヴァおよびヴァルガ=パルヌに通じる陸の要衝となっている。
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