帝国宰相とは? わかりやすく解説

ドイツ国首相

(帝国宰相 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/02 09:33 UTC 版)

ドイツ国首相(ドイツこくしゅしょう、ドイツ語: Reichskanzler)は、1871年から1945年まで存続したドイツ国首相に相当する官職。国制に応じて帝国宰相(ていこくさいしょう)、首相ライヒ首相とも訳される。


  1. ^ a b ドイツ帝国憲法第15条。
  2. ^ ドイツ帝国憲法第17条。
  3. ^ 木村靖二「近代社会の形成と国家統一」(『新版世界各国史13 ドイツ史』、山川出版社、2001年)。
  4. ^ その後、各邦を超えた帝国固有の行政事務が拡大するとともに、外務省・内務省・海軍省・鉄道省・郵政省・司法省・財務省・植民省などの帝国省庁が設置されていった。
  5. ^ 帝国の官職はそれに対応したプロイセンの大臣によって兼務されることが通例であったため、事実上、帝国指導部の大抵の構成員は大臣ではあった。
  6. ^ 望田幸男「第二帝政の国家と社会」(『世界歴史大系 ドイツ史2』、山川出版社、1996年)。
  7. ^ 前掲『新版世界各国史13 ドイツ史』のほか、『世界歴史大系 ドイツ史3』(山川出版社、1997年)、若尾祐司・井上茂子編著『近代ドイツの歴史 ―18世紀から現代まで― 』(ミネルヴァ書房、2005年)などの通史・概説書を参照。なお、ヴァイマル共和政期のReichskanzlerを宰相と訳す例もある。村瀬興雄『アドルフ・ヒトラー』(中央公論社〈中公新書〉、1977年)、や初宿正典「ドイツ憲法略史」(高田敏・初宿正典編訳『ドイツ憲法集 第5版』、信山社、2007年)など。
  8. ^ ヴァイマル憲法第53条。
  9. ^ ヴァイマル憲法第55条、第56条。
  10. ^ a b ヴァイマル憲法第54条。
  11. ^ ヴァイマル憲法第50条、第56条。


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帝国宰相

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ビスマルク憲法」の記事における「帝国宰相」の解説

帝国宰相は皇帝によって指名された。連邦参議院議長兼任しその職務監督に当たり、連邦参議院議員対す優越権有していた。また、法令勅令は帝国宰相の副署をもって初め有効化する。なお、1918年憲法部分修正により、新たに帝国議会が帝国宰相の解任有した

※この「帝国宰相」の解説は、「ビスマルク憲法」の解説の一部です。
「帝国宰相」を含む「ビスマルク憲法」の記事については、「ビスマルク憲法」の概要を参照ください。

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