特発性骨髄線維症
【原文】idiopathic myelofibrosis
骨髄が線維組織に置き換わる進行性の慢性疾患で、骨髄の代わりに肝臓や脾臓などの臓器で血液が作られるようになる。この疾患は脾臓の腫大と進行性の貧血を特徴とする。「chronic idiopathic myelofibrosis(慢性特発性骨髄線維症)」、「agnogenic myeloid metaplasia(特発性骨髄化生)」、「primary myelofibrosis(原発性骨髄線維症)」、「myelosclerosis with myeloid metaplasia(骨髄化生を伴う骨髄硬化症)」とも呼ばれる。
特発性骨髄線維症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 18:17 UTC 版)
急性の経過をとるものとして、MDSに伴うもの、AMLに伴うものが知られている。特にAML-M7(急性巨核芽球性白血病)での骨髄線維症は有名である。慢性の経過をとるものとしては原発性骨髄線維症、ほかの骨髄増殖性疾患でも骨髄線維症を合併することがある。
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