脾腫
脾腫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 08:27 UTC 版)
脾臓が何らかの原因で大きくなってしまった状態を脾腫という。原因としては、肝硬変などによる門脈圧亢進症、白血病・骨髄増殖性疾患・感染症などの浸潤性疾患の2種がある。脾腫が著明になると、脾臓の機能が亢進した状態になり、血球の破壊がどんどん進むため貧血や出血傾向などが出現する。このような状態では対処法として手術によって脾臓を摘出することがある。 脾臓摘出術(脾摘)が適応となる疾患遺伝性球状赤血球症、不安定ヘモグロビン症、温式自己免疫性溶血症(温式AIHA)、サラセミア、PK欠損症(pyruvate kinase deficiency)、特発性血小板減少性紫斑病(ITP;idiopathic thrombocytopenic purpura)etc.
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「脾腫」の例文・使い方・用例・文例
- 脾腫という症状
脾腫と同じ種類の言葉
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