1960年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 03:23 UTC 版)
他の紀年法
- 干支:庚子(かのえ ね)
- 日本(月日は一致)
- 中華民国(月日は一致)
- 中華民国暦49年
- 韓国・朝鮮(月日は一致)
- 仏滅紀元:2502年 - 2503年
- イスラム暦:1379年7月2日 - 1380年7月12日
- ユダヤ暦:5720年4月1日 - 5721年4月12日
- 修正ユリウス日(MJD):36934 - 37299
- リリウス日(LD):137775 - 138140
※檀紀は、大韓民国で1948年に法的根拠を与えられたが、1962年からは公式な場では使用されていない。
※主体暦は、朝鮮民主主義人民共和国で1997年に制定された。
カレンダー
できごと
1月
- 1月1日
- 1月2日 - ジョン・F・ケネディが大統領選に出馬表明。
- 1月5日 - 閣議、貿易為替自由化促進閣僚会議の設置を決定[1]。
- 1月6日 - 神奈川県横須賀市の日本医療伝道会衣笠病院で出火。産婦や新生児など死者16名[1]。
- 1月7日
- 1月16日 - 中野好夫、吉野源三郎らが沖縄資料センターを設立[2]。
- 1月19日
- アスワン・ハイ・ダムの建設始まる。
- 日米相互協力及び安全保障条約(新安保条約)調印[3]。
- 1月24日 - 民主社会党結成大会[4]。
- 1月27日 - ソ連が対日覚書で新安保条約を非難し、外国軍隊が撤退しない限り、歯舞・色丹は引き渡さないと通告[3]。
2月
- 2月1日 - 興和が胃腸薬「キャベジンコーワ」を発売。
- 2月13日
- 2月23日 - 皇太子明仁親王と同妃美智子夫妻の第1子として、浩宮徳仁親王(今上天皇、第126代天皇:徳仁、上皇第一皇男子)が誕生する。同日は、2020年(令和2年)以降の天皇誕生日(日本のナショナル・デー)[5]。
3月
- 3月15日 - 韓国で大統領選挙実施。馬山で不正選挙があったとして騒乱事件が起こる。
- 3月16日 - 全日空DC-3型機と航空自衛隊F-86戦闘機が滑走路上で衝突、両機とも大破。全日空機の乗客2人と客室乗務員1人死亡。全日空小牧空港衝突事故。
- 3月17日 - ノースウエスト航空710便空中分解事故発生。
- 3月30日 - 映画「ベン・ハー」が日本で公開される。このとき天皇・皇后が招かれ、日本映画史上初の天覧上映となる。
4月
- 4月 - タカラが「ダッコちゃん」発売(180円)。大ヒットする。
- 4月1日
- 4月4日 - セネガル独立。
- 4月12日 - 日産自動車が「セドリック」を発売。2004年まで44年間生産された。
- 4月19日
- 4月23日 - 麒麟麦酒が缶入りビールを発売。
- 4月27日
- 4月30日 - ソニーが世界初のトランジスタテレビを発売[6]。
5月
- 5月1日 - U-2撃墜事件発生。
- 5月3日 - 創価学会第三代会長に池田大作が就任。
- 5月8日 - 東急ホテルチェーンの1号店として銀座東急ホテルが開業。
- 5月16日 - 雅樹ちゃん誘拐事件発生(5月19日に人質が殺害)[7]。
- 5月22日 - チリ地震発生。翌日、日本でも津波の被害。
- 5月28日 - 東洋工業が「R360クーペ」を発売。
6月
- 6月1日
- 6月5日 - フィンランドのボドム湖でボドム湖殺人事件が起こる。
- 6月10日 - 安保闘争: 東京国際空港でジェイムズ・ハガティ米大統領報道官の一行がデモ隊に包囲され、アメリカ海兵隊のヘリに救助[8]。(ハガチー事件)
- 6月15日
- 6月19日
- 6月20日
- 6月26日 - マダガスカルがフランスより独立。
- 6月30日 - コンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)がベルギーより独立[10]。
7月
- 7月1日
- 7月5日 - コンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)で兵士による反乱が開始される(コンゴ動乱の勃発)[11]。
- 7月11日 - ベルギーの支持を得たモイーズ・チョンベが南部カタンガ州のコンゴ共和国(コンゴ・レオポルドヴィル)からの独立を宣言[12]。
- 7月14日 - 岸信介首相が池田新自民党総裁就任祝賀会からの帰路、暴漢の襲撃を受け重傷を負う[13]。
- 7月15日
- 岸内閣総辞職[13]。
- アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスのロサンゼルス・メモリアル・コロシアムにおいて行われた民主党の党大会において、大統領候補のジョン・F・ケネディが「ニューフロンティア」を掲げた演説を行う。
- 7月17日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドが開園5周年を迎えた。
- 7月18日 - 第35臨時国会召集(7月22日閉会)[14]。
- 7月19日 - 第1次池田内閣成立[14]。厚生大臣に中山マサが就任(初の女性大臣)[14]。
- 7月24日 - 滋賀県大津市の比叡山ドライブウェイで観光バスが谷底に転落する事故が発生、死者28名負傷者14名を出す[15]。
- 7月27日 - 経済協力開発機構(OECD)創設。
8月
- 8月 - ベナンなど、アフリカで独立相次ぐ。
- 8月1日
- 8月10日 - この年から宇治川花火大会が行われる。
- 8月11日 - チャドが独立。
- 8月13日 - 中央アフリカ共和国独立。
- 8月15日 - コンゴ共和国がフランスから独立。
- 8月20日 - ソ連のスプートニク5号が世界で初めて生物(ベルカとストレルカほか)を宇宙から生還させることに成功。
- 8月25日 - ローマオリンピック開幕。
9月
- 9月9日 - 近畿コカ・コーラボトリング(当時の社名:近畿飲料、後のコカ・コーラウエスト)設立。
- 9月10日 - 日本でカラーテレビの本放送開始[16]。
- 9月14日 - 石油輸出国機構(OPEC)結成。
- 9月24日 - 国際開発協会(第二世界銀行)設立。
- 9月26日 - 1960年アメリカ合衆国大統領選挙でジョン・F・ケネディとリチャード・ニクソンの第1回テレビ討論開催。アメリカ合衆国大統領選挙史上初のテレビ討論。
10月
- 10月1日 - ナイジェリア独立。
- 10月2日 - 大洋が6年連続最下位からセ・リーグ優勝[17]。
- 10月12日 - 東京・日比谷公会堂で開かれた3党首立会演説会で日本社会党の浅沼稲次郎委員長が演説中、右翼の少年(当時17歳)に刺され死亡(浅沼稲次郎暗殺事件)[18]。
- 10月15日 - 大洋が日本シリーズで大毎下しストレート4連勝(4タテ)で日本一[18]。
- 10月17日 - 第36国会召集(10月24日解散)[18]。
- 10月19日 - 現行の生活保護水準は低すぎると訴えた朝日訴訟で東京地裁は原告勝訴の判決を下す[18]。
- 10月24日
- 10月25日 - 横田喜三郎が第3代最高裁判所長官に就任。
11月
- 11月1日
- 11月2日 - 浅沼稲次郎暗殺事件を起こした17歳少年が東京少年鑑別所の単独室内で自殺[19]。
- 11月8日 - アメリカ合衆国大統領選挙の選挙人投票で、ジョン・F・ケネディの当選が確実になる。
- 11月11日 - 南ベトナムで軍事クーデター未遂事件起こる。
- 11月19日 - 巨人の水原茂監督が勇退し、後任に川上哲治ヘッドコーチが昇格。
- 11月20日 - 第29回衆議院議員総選挙投票(1963年10月23日解散(ムード解散、所得倍増解散、予告解散))[20]。
- 11月28日 - モーリタニア独立。同年内でのアフリカ植民地独立が終了。
- 11月29日 - ラジオ東京(略称:KRT)が東京放送(略称:TBS)に社名変更。
12月
- 12月 - 石川島重工業と播磨造船所が合併し、石川島播磨重工業(現:IHI)が発足。
- 12月2日 - 俳優の石原裕次郎と女優の北原三枝が結婚[21]。
- 12月4日 - 都営1号線 押上駅 - 浅草橋駅間が開業、京成電鉄と相互乗り入れを開始(日本初の地下鉄と郊外電車の相互乗り入れ)[22]。
- 12月5日 - 第37特別国会召集(12月22日閉会)[23]。
- 12月12日 - 日米コカ・コーラボトリング(当時の社名:日米飲料。後の北九州コカ・コーラボトリング→〈旧〉コカ・コーラウエスト→コカ・コーラボトラーズジャパン)設立。
- 12月16日 - 1960年ニューヨーク空中衝突事故発生。
- 12月20日 - 南ベトナム解放民族戦線結成。
- 12月26日 - 第38国会召集(1961年6月8日閉会)。
- 12月27日 - 池田首相、所得倍増計画を発表[24]。
- ^ a b 昭和二万日12、p.34
- ^ 昭和二万日12、p.34-35
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- ^ 昭和二万日12、p.44-45
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- ^ 昭和二万日12、p.56-57
- ^ a b c 昭和二万日12、p.64
- ^ 昭和二万日12、p.75
- ^ “Marred” (英語). London: Guardian Unlimited. 2014年9月18日閲覧。
- ^ Didier Gondola (英語). The History of Congo. Greenwood. p. 118. ISBN 978-0313316968
- ^ Georges Nzongola-Ntalaja (英語). The Congo: From Leopold to Kabila: A People's History. Zed Books. p. 111. ISBN 978-1842770535
- ^ a b 昭和二万日12、p.76
- ^ a b c 昭和二万日12、p.78
- ^ 昭和二万日12、p.78-79
- ^ 昭和二万日12、p.90
- ^ 昭和二万日12、p.94
- ^ a b c d 昭和二万日12、p.96
- ^ a b 昭和二万日12、p.100
- ^ 昭和二万日12、p.102
- ^ 昭和二万日12、p.105
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- ^ モレッリ 2020, p. 63.
- ^ “大川透(出典:VIPタイムズ社)”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年11月5日閲覧。
- ^ “声優・鶴ひろみさん死去 事務所が正式発表 運転中に大動脈解離”. ORICON NEWS (2017年11月17日). 2020年11月23日閲覧。
- ^ パドレス一筋の「安打製造機」、トニー・グウィンさん死去
- ^ “石井康嗣(いしいこうじ)の解説”. goo人名事典. 2020年12月1日閲覧。
- ^ “世界的シェフがコロナ感染で死去”. 西日本新聞 (2020年3月26日). 2020年11月18日閲覧。
- ^ “サッカー、マラドーナ氏が死去”. 共同通信. (2020年11月26日) 2020年12月9日閲覧。
- ^ “川島なお美さん死去 昨年胆管がん手術 54歳若すぎる…”. スポーツニッポン (2015年9月24日). 2020年12月25日閲覧。
- ^ “漫画家の野間美由紀さん、虚血性心疾患のため2日に死去 59歳 『パズルゲーム』シリーズ連載中”. ORICON NEWS. oricon ME. (2020年5月14日) 2020年11月4日閲覧。
- ^ コラムニスト勝谷誠彦さん、肝不全で死去 57歳 - 日刊スポーツ 2018年11月28日
- ^ “勝谷誠彦氏 28日未明に死去 公式ホームページが発表”. Sponichi Annex. (2018年11月28日) 2020年12月23日閲覧。
- ^ 1960年であることは、第13章でジェームズ・ボンドが1959年のサンダーボール作戦を1年ほど前と言っていることによる。
- ^ アーサー・C・クラーク『明日にとどく』早川書房、1986年、143 - 154頁。ISBN 978-4-15-010660-7。
- ^ 手塚治虫『手塚治虫漫画全集 226 鉄腕アトム 6』講談社、1980年、61 - 63頁。ISBN 978-4-06-173226-1。
- ^ 手塚治虫『鉄腕アトム 4 ロボットランド』朝日ソノラマ、1975年、62・89 - 92頁。ISBN 978-4-257-91334-4。
- ^ 笹本祐一『妖精作戦』東京創元社、2011年、206・207頁。ISBN 978-4-488-74101-3。
- ^ ミサキナギ『リベリオ・マキナ ―《白檀式》水無月の再起動―』KADOKAWA、2019年、9・28 - 31頁。ISBN 978-4-04-912328-9。
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