性格・人物
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「ピッコロ (ドラゴンボール)」の記事における「性格・人物」の解説
作中ではほぼ一貫して自分にも他人にも厳しいクールなキャラクターだが、ゴテンクスとの絡みなど周囲のギャグ的なノリに振り回されることも多い。また、愛弟子の悟飯や同じナメック星人で地球の神の座を引き継いだデンデとは親交が深く慕われており、ピッコロも彼らには優しく接している。 性別が存在しないナメック星人であるため、恋愛については理解できない。口笛が大嫌い。 種族としてはナメック星人であるが、その出自は魔族。しかし作中にて悟空たちとの共闘や悟飯との触れ合いを通じて邪心が消えていった。本来魔族に殺害された者の魂はあの世へ行かず苦しみさまようのに対して、殺害したラディッツの魂はあの世へ行ったことから、魔族ではない純粋なナメック星人に戻っていった。ただ、他のナメック星人と共に暮らすことは望んでおらず、悟飯にそれについて尋ねられた時には「刺激のない退屈な生活はゴメンだからだ」と返している。 天下一武道会に初めて出場したときには、まだ大魔王としての意志を強く持っており、悟空殺害後の世界征服を目標に定め、武道会の観客全員ごと悟空を消し去ろうとするなど危険な攻撃もためらうことなく行った。策略を立てて有利に事を運ぶことも得意で、悟空との初対決では10カウント寸前まで気絶したふりをして不意打ちを仕掛けたり、仲間になった後は人造人間20号の攻撃でやられたように見せかけ隙をついて悟空を助けるつもりだったなど、勝つための演技を多数行う。人造人間17号と18号との戦闘に敗れた後、クリリンに「世界を征服するために貴様らを利用している」と言いつつ神と融合するために神殿に行くなど心情的にはほとんど改心しており、神との融合後は世界征服を口にすることもなくなった。融合の直前に神から「悪の意志は大分薄れている」と評されている。戦士としては非情さを持っており、地球でのナッパたちとの戦いで悟飯に襲いかかった栽培マンを瞬時に殺害したり、怒りに任せてバビディを切り裂くなど情けをかける必要がないと判断した相手には全く容赦しない。優秀な頭脳を活かし、冷静な判断で指揮する司令塔の役割を担った。人造人間編では悟空が心臓病の発作で不在中だったこともあり、一時はピッコロが戦士たちをまとめていた。アニメではセルジュニアから悟空を守るために、ヤムチャと天津飯を指揮している。頭脳の良さは敵も認めるほどで、魔人ブウには取り込み対象として狙われた。 フリーザ編終盤でネイル、人造人間編中盤では神と同化し大幅なパワーアップを果たす。どちらもベースとなったのはピッコロであり、同化前のネイルも神も「(同化後の)人格はピッコロのもの」と語っているが、両者の持っていた知識や記憶もそのまま受け継いだため、それまでのピッコロには見られない言動を見せるようになり、人格も徐々に穏やかなものへと変わっていった。ミスター・ポポも同化後はピッコロに対し、同化前の神とほぼ変わらない態度で接している。 ネイルとの同化後はナメック星の最長老に敬称を付けて呼ぶようになり、神との同化後は以前は呼び捨てにしていた界王に対しても敬称を付加し、大界王や界王神に対して「さま」を付けて敬語を用いて会話するなど立場が上の者に対する敬意や礼儀をわきまえた描写が多く、またブウとゴテンクスの闘いの巻き添えで天界の宮殿が壊されたことに衝撃を受けている。『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』ではブルマやプーアル、ウーロンと共に突っ込み役に徹しコミカルな姿を見せた。 鳥山明は登場キャラクターの中で一番シャイなキャラクターとしてピッコロを挙げている。
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「キルバーン (ダイの大冒険)」の記事における「性格・人物」の解説
一人称は「ボク」で、他人を翻弄するような飄々とした口調で話す。バーンやヴェルザーに一定の忠誠の態度を見せてはいるが、常に自分の趣味で行動しているようなところがあり、ヴェルザーの陰口を言ったこともある。ミストバーンとは気質が対照的ながら気が合い、互いに「ミスト」、「キル」と呼び合う仲となったが、ミストバーンは彼に自分の正体についての詮索は無用と釘を刺し、両者共に最後まで自分の正体を隠していた。対照的に、プライドが高く冗談を好まないハドラーからは終始一貫、嫌われていた。 陽気そうな物腰とは裏腹に、相手を策に陥れ、もがき苦しんだところを仕留めるのに何よりの喜びを感じるという、陰湿かつ残酷極まりない性格で、離反したバランに刺客として差し向けられた時には、攻撃の前にバーンの唱えた「理想郷」を信じたバランを嘲弄するように「理想郷」の正体が「地上を破壊して全てを地の底の魔界に落とす」ものだとわざわざ教えている。 また、非常に執念深く、恨みや怒りを抱いた相手に対しては執拗に付け狙い、どんな卑怯な手段を用いてもその命を奪おうと試みる。その残酷さはバーンでさえ「おそらく魔界一だろうな」と評するほど。その卑劣なやり口に苦戦を強いられたアバンも「残酷にも劣る残忍」、「お前ほど非道で美点の見つからない敵には出会ったことがない」と露骨に嫌悪を見せていた。 彼の姿を見たということは即座に死を意味することから「死神」と呼ばれ、魔王軍の中にも彼の姿を見た者はいなかったというほど。他者への観察眼もあり、「ポップを葬ればダイ一行の脚は止まる」とごく当初から見抜いていた。また、バーンとミストの前に初めて現れた際「どちら様がバーン様で?」と初対面で彼らの秘密を察したかのような問いかけをしていた。 上述の通り魔王軍でも屈指の実力者であるが、獲物をいたぶることを楽しむあまりに詰めが甘く、ダイたちを何度か絶体絶命まで追い込みながらいずれも止めを刺し損なっており、劇中でも誰一人殺せていない。アバンはキルバーンの攻撃について力・技・スピードの全てが超一流だが、ここ一番の「必殺の気合い」がないと評価していた。自身の敗北・最期もその性格が災いすることになった(後述)。相手をからかうことを好み、バーンのような大物を相手にしても怯まない大胆不敵さを見せる一方で、自身が皮肉を言われると激高したり、想定外の事態に遭遇すると激しく動揺するなど、精神的には脆い部分もある。
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「コブラ (架空の人物)」の記事における「性格・人物」の解説
キャプテン・ドレイクのような正統派海賊たらんと常に心がけており、普段は冗談やとぼけた言動が多い三枚目だが、ここ一番では正統派ハードボイルドヒーローの顔を見せて凛々しい活躍をする。 無用な殺人を嫌い、生業である海賊稼業に関しても「殺人はせずスマートにやりたい」と自らの信条を口にしており、信条を曲げずに仕事をすることがどうしても無理であると判断すれば、どのような宝が目の前にあろうとあっさり諦める。その一方で悪党相手や自衛のためなら殺人もいとわず、特に激怒した時や血も涙もない悪党に対しては「地獄が寝ぐら、悪魔が友の、本物の殺人者」の顔を見せて一切容赦しない。 “海賊”と一応呼ばれているが、本業は窃盗犯で、厳密には宇宙海賊ではない。しかも標的は“高嶺の花”である財宝や希少品の美術品に限られており、難攻不落の厳重な警備を己の才覚と装備のみで潜り抜け、盗み取ることに生き甲斐を見出している。またその標的が実は古代火星文明の遺物であり海賊ギルドにも宇宙征服の手段として狙われていると知った場合、「銀河パトロールよりも嫌いなギルド」のその野望を阻止するために所有者と共闘することもある。“自分までも死にたくないから戦うだけ”であり、結果的に銀河系宇宙全員を救うことになるのは自身にとっては“行き掛けの駄賃”に過ぎない。典型的義賊である。 一匹狼ながら義理や友情を重んじる。かなりの女好きで手も早く、相手は概ね20代ほどのグラマーな地球人の美女に限定される。「守備範囲」ではない醜女、年輩の女性、未成年者、そして地球人型以外の女性には手をつけない。 高額の懸賞金が掛けられた賞金首である。10万ドルの賞金首として全宇宙に手配されていたが、情報屋のミス・マドウによればその額でも本気で首を狙おうとする者がいなかったために「ザ・サイコガン」編でギルドから300万ドルの賞金が懸けられた。旧TV版では、賞金稼ぎのジェーン・ロイヤルの弁によるとコブラに懸けられた賞金は700万ドル(第3話)、ギルドが雇った殺し屋・ターベージの弁では1万クレジット(第5話)、その雇い主であるクリスタル・ボーイが別に雇った情報屋たちの会話では700万ビート(第6話)とされている。いずれにせよ、本人曰く「天文学的な額の賞金が懸かっている」ことは確かである。 生粋の地球人だが、500kgというゴリラ並みの握力(本人のセリフより)、100メートル走5秒、特殊強化サイボーグの腹を正拳突きで打ち抜けるなど、超人的な肉体と精神力の持ち主。もっとも、真の実力を見せるまでは相手に叩きのめされている。本人は「オリンピックに出れば金メダルでオセロができる」と豪語し、スキーやラグ・ボール(作中に登場する野球に似た球技)でも超一流の腕前を披露するなど、スポーツに関しても常人離れした身体能力を発揮する。生命力は相当なもので高所から落ちても死ぬことはなく(「刺青の女編」、「聖なる騎士伝説」にて)、かなりの深手でさえ致命傷にはならない。「死の商人編」、「神の瞳編」では全身を凍結させられたが蘇生した。「黄金の扉編」では体を貫通するほどの重傷を負って自身の船の中で治療を受けたが、その時同乗していた人物はコブラの回復スピードを見て「トカゲのシッポ」と評したこともある。こうした地球人離れした異常な身体能力について本人は「毎朝コーンフレークを山盛り2杯食べていたおかげ」「出がけに赤まむしドリンクを飲んできた」「好物はほうれん草」などととぼけた返答をしており、真の理由は不明である。倒した相手(特殊強化サイボーグだったりする)が「馬鹿な……この俺を素手で倒せるなんて……貴様は一体何者なんだ……」と今際の際に呟いても「俺か。俺は不死身のコブラだ」と無表情で答えるのみ。 葉巻が大好きで、常にくわえていて、どんな時でも手放さない。これはコブラ自身が単にヘビースモーカーであるというのに加え、葉巻に偽装した時限爆弾や酸素カプセルなど様々な道具を持ち歩いているためでもある。 驚いた時・感動した時には口笛を吹く癖がある(ふきだしには「ヒューッ」と表記される)。
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「ラー・アンドロメダ・プロメシューム」の記事における「性格・人物」の解説
狂信的なまでの機械の信奉者であり、かつての夫・バン曰く「哀れな機械の女」。TV版では、自らを「全宇宙の支配者」と称している。メーテルに対しては並々ならぬ愛情を注ぐ(後述)一方、自分の野望を阻む者に対しては非情であり、たとえそれが夫や血を分けた娘であっても決して容赦はしない。TV版でのメーテルの台詞によれば、かつては「鉄郎のお母さんにも負けないくらい優しい母」だったという。だが、「機械の体による永遠の命の実現を目指すようになってから母は変わってしまった」とのことであり、劇中においては人間としての温かい心は既に失われていた。 若い頃は苦難の日々を過ごしている。原作ではメーテルが連れてきた少年・星野鉄郎の前に姿を現した際に、映画2作目ではメーテルの前に姿を現わした際に、自分がこれまで歩んできた道のりを語る場面がある。 メーテルを除き生身の人間を見下した態度をとり、鉄郎に対して「愚かな生身の2足動物」と言い放ったり、しばしば「愚かな人間ども」といった表現を用いている。もっとも、鉄郎に対しては接し方が原作とアニメでは異なり、原作に先んじて登場したTV版、劇場版2作品では敵愾心をむき出しにしているが、原作では侮蔑的表現を用いる一方でメーテルと共に旅を続けてきたことに対しては礼を述べ、かつての自分の姿を重ねてその人間性を評価するも、「鏡の中の自分を殺せるか?」という警句を発している。(メーテルはこの警句を『アンドロメダ大星雲や惑星大アンドロメダが、鏡に映った未来の銀河系や地球かもしれない、という意味』と説明し、『もしそうだったらこんな悲しいことはない。果たしてその通りなのか、自分で答えを出しなさい』と励ましている) 機械化人にとっては偉大な存在であり、映画2作目の冒頭では鉄郎らと戦う機械化人の兵士達がシュプレヒコールでその名を連呼する場面があるほか、この映画での側近・黒騎士ファウストが管轄する銀河鉄道のコントロールセンター内には、プロメシュームの顔を模した巨大なレリーフが配置されている。限りある命の素晴らしさを信じて機械化人と闘う生身の人間にとっては脅威であり、倒すべき存在であった。 しかし、生身の人間を見下しているがゆえの詰めの甘さと機械に対する過信が、自身と機械帝国の破滅を招いた(後述)。
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「車掌 (銀河鉄道999)」の記事における「性格・人物」の解説
鉄郎から「くそまじめ」と言われるように真面目であり、規則に忠実。乗客には敬称を付け、敬語で話す。腰が低く優柔不断なところがあり、争いごとを好まない傾向が見られるが、フィメールという名の女性客(その正体は後述する車掌のかつての恋人、マーベラス)が列車妨害を引き起こし、鉄郎やメーテルに悪態をついた際には「あなたが誰であろうと規則にしたがって宇宙空間に放り出す」と毅然とした態度をとり、フィメールがさらに悪態をついた際は彼女の頬を拳で殴り倒すという場面も見られた。 基本的には知的で、かつ親しみやすい人物として描かれており、車掌としての職務をよくこなしているため、メーテルからも信頼されている。しかし、危機的な状況に陥ったときやメーテルの裸を見たときなどは冷静さを失うこともある。また、乗客の安全よりも運行ダイヤを優先しようとする機関車に反発し、言い争う事が多々ある。機関車が乗客を見捨てて惑星を発車した際には、座席に寝転がって職務をボイコットしたり(「ヤーヤボールの小さな世界」)、客車の窓から宇宙空間に身投げしたりもしている(「絶対機械圏」)。 TV版でもおおむね原作に忠実な描写となっているが、車掌室で居眠りをし、機関車や運行指令からの通達を受けるのを面倒くさがったこともある。54話「終わりなき夏の物語」では、環境の変化で死に絶えたインセクターの赤ちゃんのうち唯一生き残った子を抱きしめ、自身への処分も顧みず、規則違反であることを知った上で機関車に終わりなき夏の惑星に引き返すよう指示するという描写もあった。76話「水の国のシャイアン 後編」では機転を利かせ、ハイジャックされた999号を危機から救っている(原作の同名エピソードにこの描写はない)。また、第100話「ルーズゾーンの妖怪」では、このときは機械類や人間の心がルーズになってしまうという「ルーズゾーン」の影響を受け、停車時間をいい加減に案内したほか、行方不明になった鉄郎を探すのをやめてしまい、メーテルに呆れられたこともあった。
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性格・人物
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幼少時より強い霊力を持っていたために霊障に悩まされており、小学時代に「化け物」と呼ばれ、酷いいじめを受けていた。同じ境遇を経験していた恩師・美奈子先生の支えで心を捻じ曲げることなくまっすぐに成長し、自分の除霊に失敗して命を落とした彼女の遺志を継いで教師になった。 責任感が強く、奉仕・慈悲の精神に溢れる反面、ドジ・間抜け・スケベな一面もある。計画性の無さ、要領の悪さ、金銭面でのだらしなさで呆れられてはいるが、その人柄や人望により、学校の同僚の教師や児童たちから深く敬愛されている。反面、対立関係にある相手にはやや疑り深い態度を見せることが多い(相手のほとんどが、自分の生徒たちの命を狙ったり、無関係な人間たちの被害をお構いなしで仕掛けて来る者が多いため、ぬ〜べ〜が疑ったり警戒心を抱くのも当然ではある)。妖怪・霊に対しても明確な悪意を持つ相手ならば徹底的に容赦しないため、本質的には悪い性質を持たない相手を一方的に敵と判断し問答無用で倒そうとして周囲に制止されることもあったりと、正義感が強いゆえに一方的で頑固な一面も見られる。そうした面もあれど、最終的には相手の意見の正しさを納得して受け入れる柔軟さと、自らの過ちを認め改める誠実さも持ち併せている。特に恋仲を経て後に妻となるゆきめやライバルとなる玉藻との関わりが妖怪に対する認識の変化に繋がったと言え、覇鬼や絶鬼の妹である鬼の眠鬼に対し本質的に悪では無いと見て、周囲の反対を押し切る形でぬ〜べ〜クラスの一員に迎える懐の広さを見せており、最終的にそれが覇鬼との和解に繋がり、後に絶鬼ともある程度関係が軟化。 基本的に明確な悪意を持つ妖怪や人間に危害を加える悪霊に対しては断固とした姿勢で相対し存在そのものを抹消することも辞さない。しかし、幼い子供の霊などの場合はその性質にかかわらず、鬼の手での抹消ではなく成仏(強制成仏も含む)をさせることを旨としており、やむを得ない場合でもためらいの感情を垣間見せることが多く、魔の13階段の一件ではそれが原因で不良生徒の悪霊たちに完全に嘗められた態度を向けられてしまい、除霊出来なかった。『NEO』では子供の悪霊が相手の場合でも甘さやためらいを見せることはなく無くなったが、それでも鬼の手NEOによる力ずくの抹消はせず、強制成仏に留めている。 鬼の手の力も強力であるが、ぬ〜べ〜自身の霊能力者としての能力も非常に高く、最終的には鬼の手の力を失っても、厳しい修行によってそれに代わる力を得ることにも成功している。また、運動神経も抜群で、中学時代から大学まで色々なスポーツを経験しては、体操や球技からスケート・スキー・水泳など何でもこなせる。一方で車の運転やゲームは全くできない不器用ぶり。一応、運転免許は持っているものの運転そのものは「運転がものすごく下手」と自負するほど不得手であり、幽霊に条件付きでサポートしてもらっていたほど。霊能力を金儲けには使わないことをポリシーとしているため、除霊を依頼されてもその件で報酬を請求することはない。その気になれば霊能力でギャンブルで一攫千金も可能だが、ギャンブルには基本的に手を出しておらず、例外としてパチンコを趣味としており霊能力を使って当たり台を探ることもあるが、それも最低限の生活物資の確保のためで必要以上に儲けることはしていない。 霊関係の物品の修繕や寄付などの善意のボランティアでの出費が多い他、手持ちのなけなしの貯金を叩いて(5万円という安普請だが)車(霊付き)を購入したり、事件解決の度に児童たちに食事をおごったりなどの無計画さから月末は絶えず金欠病に悩まされており、児童に借金を願い出たりもしている。衣食住も不十分で、服装は常にワイシャツ姿、食事は主にカップ麺で(金欠になるとそれすら食べられず、1日に給食のみの1食で休日はほぼ絶食の日さえある)、古い食材でも食べることが多い。胃腸が強く、普通なら食中毒になるほどのものを食べても平然としている。住居も生活備品はほとんど揃っていない(生活用品の9割を学校で開かれるバザーでの中古品で賄っている)。そのため、学校(宿直室)で食事やテレビ鑑賞などの日常生活することも多い。 『NEO』および『S』ではVRやユーチューバーなど最先端の流行にも疎い一面も見せている。
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性格・人物
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スケベ 非常にスケベで女好きであり、好みはむっちりとした若い娘。エアロビクスの番組を食い入るように見ている場面もあり、ブルマには、なにかと「ぱいぱいをつつかせてくれんか」、「ぱふぱふ(自分の顔を相手の乳房で挟む)をしてくれんか」などと発言している。ブルマの胸や尻を触った結果として、ビンタやげんこつを食らうのがお決まりであり、時にはハンマーで殴られたこともある。そのスケベぶりは、作中でもかなりの好色家であるウーロンからも「オレ以上のスケベ」と言われ、悟空とクリリンに亀仙流の修行をつける際には、「ピチピチギャルを連れてくること」を条件にしている。この条件で悟空とクリリンが連れてきたランチをスケベな目で狙っていたほか、悟空が連れてきた人魚に胸をつつかせてもらおうとしたこともある(その人魚にはたかれた)。また修行に取り入れている国語の勉強では、教材の内容にエロくていやらしいテーマを扱っていた。クリリンが眼前でブルマの胸を露出させた際にも、一旦は鼻血による失血のことでクリリンに抗議したが、直後には褒めていた。ヤムチャが彼に弟子入りを志願した際には、ブルマから「スケベはうつされないでよね」と釘を刺されることになる。天下一武道会の会場に飛行機で移動する際には、スチュワーデスの尻を触り、また、悟空が入院していた病院の看護師に同様の行為を働いた際には、アニメにおいて医師に「お触りじいちゃん」とあだ名されていたほどの好色家である。原作では、人造人間編以降このようなスケベな場面が描写されなくなった。 アニメや映画では、スケベの対象がブルマだけでなく、チチ、ランチ、人造人間18号、ビーデル、マロンなどにも及んでいる。 カメハウスの屋根裏にコレクションしたエッチな本を隠していたり、女性の艶めかしい声が録音されたテープを聴きながらニヤけたりもしている。姉の占いババと再会した際には、「スケベは治っとらん」と言われており、アニメにおいては彼の青年時代(詳細は後述)が描かれた第129話「時をかける悟空」で、彼は当時あこがれていた女性・ファンファンの風呂を覗こうとしており、すでにそのスケベぶりが顕著である。 厚い人望 以上のように、「仙人」とは程遠いスケベな老人というイメージの一方、格闘技に関しては真面目であり、弟子たちが驕らぬよう、2度に渡って自ら変装して天下一武道会に出場(下記参照)。「天下一の武天老師」と謳われるほどの強さを持っているが、作中ではその力を私利私欲に使ったりはしていない。また、ピッコロ大魔王を生み出したことなどから、「神を辞めるべきだった」と悔やむ神様を諭したことがあり、これに対して神は悟空は良い師匠に出会ったと語っている。相手の心を読む能力もあり、それでナムを助けたりもしている。 人望も厚く、女性キャラクターからも本気で嫌われることはなく、普段スケベぶりに呆れているウミガメも、魔封波を失敗し落命したときは、涙を流して悲しんでいた。悟空、クリリン、ヤムチャといった彼の弟子たちが彼の実力を超えた後でも、師への感謝の想いとして亀仙流の道着を着続けるほど尊敬されている。クリリンは、鶴仙人と違って尊敬されているからと作中で語っている。 天界の道具について かつては、天界の道具をいくつか所有していた。悟空に与えた「筋斗雲」は、後にカリンからもらったものと判明している(ただし、先述のスケベぶりが災いして、彼自身は乗れなかった)。また、悟空の持つ如意棒も、元々は亀仙人がどうしてもとせがんだので、カリンが貸した物であり、それを悟空の育ての親である孫悟飯に与えたものである。その他にも、芭蕉扇を持っていたため、フライパン山の火を消そうと悟空とチチが借りに来たが、鍋敷きに利用した挙句汚れて捨ててしまっており、ウミガメに「なんというバチあたりな!」と突っ込まれている。
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性格・人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 01:36 UTC 版)
平時は極端に寡黙で、冷静な性格に見える。しかしこれは容易に口を開けない理由があるためであって、実際の性格はむしろ激情家である。劇中では、バーンに背いたロン・ベルクに対し独断で制裁を加えたり、作戦に失敗して激昂するなどの面を見せている。 ミストバーンの本体である魔影生物ミストは肉体を持たず、自らを鍛え強くなるという性質を持てないため、己の出自を呪っていた。そのため、憑依能力のある彼にしかできない任務(後述)を授け、生きる意味を与えてくれたバーンには絶対の忠誠を誓っており、「大魔王様のお言葉はすべてに優先する」を信条にしている。 実体を持たぬ反動から、バランやクロコダインのように自身を鍛えて強くなった者に対しては敵に回っても羨望の念と共に敬意を表し、その反対に、ザボエラのように策を弄して自分自身の力で戦おうとしない卑怯な性格の持ち主は、味方であっても軽蔑する。特に超魔生物となって以降のハドラーとは一定の親交を築き、彼から礼を述べられたり、その身を案じたりもした。最終的にはハドラーへの情よりもバーンへの忠誠を優先して彼を見捨てたが敬意そのものは継続しており、ダイ一行を一度破った後にザボエラがハドラーを侮辱する発言を行った際には強い怒りと共に侮蔑の念を吐き捨て、金属生命体のヒムがハドラーの生まれ変わりを自称した際には「兵士(ポーン)ごとき」と憤慨している。ただし、ザボエラが奥の手を使って形勢逆転した際には「叩かれてようやく手の内を見せよったわ」と述べており、嫌っている相手でもある程度は評価する一面もある。 例外はキルバーンである。キルバーンは本来ミストバーンが忌み嫌う卑劣で残虐な戦術を好む対極の性格の人物でありながら、バーンと初対面で一歩もたじろがず、「バーンの抹殺」という本来の任務を見抜かれた後も態度を変えなかった様子に感心し、同僚となった後も不思議と気が合い、友人となっていた。なお、キルバーン登場以前には本名である「ミスト」をそのまま通名として使っていたが、その後はキルバーンの素性を周囲に隠すため、「主人であるバーンの名を貰った幹部」という表向きの理由を作って、「ミストバーン」を名乗るようになった。そのため、キルバーンが「ミスト」と言うのは昔からの本名で呼んでいたためだが、ミストバーンが「キル」と言うのは愛称としてである。
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性格・人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 00:48 UTC 版)
元々プライドが高い上に、ティターンズのエリート・反スペースノイド教育の影響をまともに受けているようで、地球連邦軍兵士や一部民間人に傲慢な態度をとって幾度か顰蹙を買っている。そこを除けば仲間想いで友情に厚く、ヒルダ・ビダン殺害やG3散布(未遂)のような残虐な作戦に参加したことに罪悪感を抱き、カミーユをいざ生け捕ると殺害を躊躇し、部下を失ったことに責任を感じるなどの描写もある。それは素直さ、実直さといった美点とも相通ずるものであり、ティターンズの暴走気味なエリート意識に批判的なライラ・ミラ・ライラやマウアー・ファラオといった女性にも、教え導いてやりたい相手として好意を示されることになった。しかし周囲にはガキっぽいと見なされることも多く、シロッコはマウアーに「大人(の女であるマウアー)には大人の男(である自分)が似合う」とジェリドを見下す発言をしている。 ただ因縁が当初からあったカミーユに対しては、自分に非があっても素直に詫びる気持ちはどうしても表せず(母・ヒルダを手にかけた時など)、終始挑発的な態度をとらずにいられなかった。逆にカミーユはジェリドを許すと言い、あしらわれたことに気付き逆上するがエマからは「あなたの負けよ(カミーユの方が大人だという意味)」と釘を刺された。カミーユを生け捕ったときも、土地鑑もない占領直後の敵地で、自分だけでカミーユを監禁しようとしたため、敵味方双方から困惑されたあげく、別のエゥーゴメンバーに不意を討たれてカミーユを助け出されている。もっとも、小説版では空手技を学んだカミーユの一撃を食らい顎を砕かれながらも、蹴り返す際に加減を加えるなどある程度の良識を見せていた。 若いゆえに野心家の一面も持っており、最終的にはティターンズを掌握したいという野望を露にしている。ただシロッコ側に寝返ったヤザンなどとは違いティターンズに対する帰属意識は強く、最後までその一員として戦った。
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性格・人物
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アルカディア号の艦長室で、ミーメのハープを聞きながらワインを飲んでいることが多い。アニメではミーメの演奏に合わせて手製のオカリナを吹く姿も見られた。超一流の海賊として名を馳せる一方、同じ信念を持つ同志に対しては義を貫く男の中の男であり、『999』劇場版ではエメラルダスと共に若者達の憧れの存在であることがメーテルの弁で語られている。銃や重力サーベル、戦闘機の操縦などあらゆる戦闘術に長けており、艦長としても一流で仲間達の信頼も厚い。寡黙で禁欲主義な一方で、宇宙のあらゆる酒を水の如く呑み干す酒豪であるなど豪放な一面もあり、「広大な宇宙を渡り歩くのに必要なこと」として、搭乗員にも平時には怠惰な生活やバカ騒ぎを許す寛容さも持ち合わせている。これは「やるべき時にやるべきことをやればよい」、「アルカディア号は戦闘艦だが同時に乗組員の家でもある。家の中でまで畏まっている必要はない」という、ハーロックの考えに基づくものである。 『宇宙海賊-』アニメ版におけるミーメの弁によれば「どんな小さな約束でも必ず守る男」であり、アニメ第1話では地球政府によって厳重な警戒網が敷かれているにもかかわらず、ハーロックはトチローの忘れ形見である少女・まゆの誕生日に地球を訪れている。仲間を大切にしており、乗組員の台羽が人質にとられたときには敵の罠が仕掛けられていることも省みず、その救出に全力を尽くしている。義侠心にも厚く、『999』劇場版では自分に代わって親友トチローの死を看取って墓を建てた鉄郎を救援すべく、機械帝国の機械化母星メーテルに赴き、自らアルカディア号の舵をとって機械帝国の宇宙戦闘機ガニメデや戦闘衛星との空中戦に及んでいる。 寡黙なキャラクターという印象が強いが、『宇宙海賊-』原作においてミーメはトチロー存命中のハーロックについて「もっと陽気で朗らかだった、もっとよく笑った」「かけがえのない親友(トチロー)を失ってからは(中略)笑わなくなった」と語っている。『クイーン・エメラルダス』原作のラストに登場する“黒衣の戦士”こと若い頃のハーロックは砕けた口調で話すうえに、トチローを侮辱した相手をただちに重力サーベルで射殺するなど、『宇宙海賊-』での人物像とは印象が異なる。 『宇宙海賊-』原作では海底ピラミッド内のマゾーンの遺体を見た際に「信念の赴くままに死にたい」とする旨と語っているほか、台羽に対してはアルカディア号の艦橋へと案内した際に「多分ここで死ぬ」と語り、艦橋を死に場所と決めているようである。アニメ版においては、監督のりんたろうにより「生きるということにはそれほどの望みはないが、生きるのであれば自分の死に場所を求めて生きる男」という性格付けが行われ、劇中でもマゾーンのスパイである波野静香に対し、そうした自分の望みをハーロック自身が語っている。最終回ラストでマゾーンとの戦いを終えた後に仲間を船から降ろし、ミーメ、トリと共に地球を去るハーロックの最期についてりんは「どこかでノタレ死にだろう」、脚本を担当した上原正三は「死に場所を求めての旅立ちではないかと思う」といった趣旨の発言をしている。
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性格・人物
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作中では出自についての詳細が語られることはなかったが、名門出のエリートと自分の生まれに誇りを持っている。下級戦士のラディッツやカカロット(孫悟空)を見下し、馬鹿にしていた。スカウターの通信で、ベジータと共にドラゴンボールの話を聞いた際に、ラディッツを蘇らせることを提案したがベジータに却下され、直後に「不老不死」の願いをドラゴンボールで実現させることを提案されると、これに同意した。地球でピッコロたちと対峙した際は、ラディッツを「よわむしラディッツのバカ」と揶揄している。 性格は粗暴で、サイヤ人の例に漏れず冷酷かつ残忍だが、ベジータには頭が上がらないようで、その命令に対して従順だった。前述のようにラディッツを「よわむしのバカ」呼ばわりして見下していたが、ベジータに却下されてあっさり同意したとはいえドラゴンボールのことを知った際にラディッツを生き返らせることを最初に考えるなど、僅かながら仲間意識を見せることもあった。感情的かつ短気な面があり、ベジータの「悟空を3時間だけ待つ」という提案に反発し、それを待たずに単独行動をとろうとして彼に一喝されたことがある。また、地球に到着した際の挨拶代わりとして東の都を衝撃波で吹き飛ばした際にはベジータから「もし近くにドラゴンボールがあったら、自分たちの願いはパアになる」として、その軽率さを戒められたり、悟空の予想外の強さに苛立つナッパを叱咤したベジータに心の中で「単細胞のバカ」と罵られた。戦闘時においてはクリリンが放った気円斬の性質を見抜けずベジータの一喝を受けて咄嗟に避ける姿を見せている。アニメでは待っている3時間の間、孫悟飯の挑発に乗る様子を見ていたベジータから笑われる描写もあった。その一方で滅亡したサイヤ人の再興も考えており、地球に行く直前「自分たちで混血の子孫を増やせば、サイヤ人の天下を目指すことも夢ではない」と提案していた。 アニメでは惑星ベジータが巨大隕石の衝突でなく実はフリーザの手によって滅ぼされた噂をベジータに話し、さらに「悔しくないのか?」と聞くなど、フリーザに対しては少なからず反感を抱いている。
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性格・人物
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好奇心旺盛で、それがもとで事件に巻き込まれることも少なくない。「化石の星」では、美しい女性の姿をした化石を見つけた鉄郎は間近で見ようとメーテルの忠告も聞かずに列車から外へ出た結果、「化石の戦士」と遭遇して背中を袈裟懸けに斬られた上にパスを奪われたこともあった。また、メーテルや車掌も忠告する際になぜそれをやったら駄目なのかを言わないことが多く、それがかえって彼の好奇心を煽る結果にもなっていた。 短気で喧嘩っ早いところがあり、作中で取っ組み合いの喧嘩に及んだことも多かった。だが、そうした相手とは後に和解し、お互いに相手を認め合える仲になった者もいる(例:サケザン大陸のサケザンなど)。また、正義感の強さから悪いことなどを見過ごせない性分に加えて他人のことを放っておくことができないところがあり、TV版ではこの部分が原作に比べて強調されている。そのため、人によってはおせっかいと捉える向きもある。また、弱者を見捨てられない性格から「白骨の歌」では殺人犯の汚名を自ら被っている。責任感が非常に強く自分が仕出かした失敗の種は必ず自分で刈るタイプである。 金銭感覚にやや疎いところがあり、銀河鉄道株式会社から支給された金貨を「自分が稼いだものではないから」として、火星の大シルチスの酒場の親父に金貨を全部渡そうとした際、お金を大切にするよう注意されているが、その後に停車したトレーダー分岐点では女性にラーメンを恵んだところ、他の者からも恵んでくれと言われた挙句、大勢に食事をおごるはめとなり、金貨を使い果たしたこともあった。ただし、女性にラーメンを恵んだのも善意によるものであり、彼の優しさから来るものである。その「優しさ」に触れた女性、もしくは人の良さに付け込んだ女性から同居を求められることが度々あり、それがトラブルになることも多い(「泥のメーテル」など)。 「機械の体をタダでもらえる星」に行くために必要な999のパスは本来非常に高額であるため、それをメーテルからタダでもらったことには負い目を感じていることに加え、パスをもらう条件として「メーテルを連れて行く」という約束を彼女と交わしていたことから「石にかじりついてでも機械の体をタダでくれる星に行く」として、終着駅にたどり着くまでのどんな苦労も厭わなかった。「重力の底の墓場」(TV版7・8話)で鉄郎は旅の途中で機械の体になる機会を得ているが、それを拒否している。また「二重惑星のラーラ」(TV版14話)では、鉄郎は惑星「完全機械化」で生身の人間になろうとしていた女性の機械化人・ラーラに人格を入れ替えられる形で自分の体を奪われ、奇しくも機械の体を手に入れることになったが、彼は「父さんと母さんからもらったこの体が一番」という理由で自分の体を取り戻している。 原作においてメーテルの母・プロメシュームは終着駅で自分の前に赴いた鉄郎を「心優しい少年」、「歯を食いしばって歩き通す強い心を持った男の子」と評し、メーテルは「心の温かい子」と評している。 本編中、車内で読書したり、メーテルに勉強を教えてもらったりする描写はない。列車が止まり長時間の退屈という試練を課せられたときも、図書館車があるにもかかわらず本はドミノのようなおもちゃとするだけだった。ただしエターナル編では、鎖を壊すために熱心に本を読んでいた。
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性格・人物
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「ラム (うる星やつら)」の記事における「性格・人物」の解説
長所は非常に無邪気で人見知りをしない。天真爛漫で快活。お人好しな面もあり、一歩間違うとお節介なほど世話焼きな面を持つ。また、後述の短所で台無しになることも多い。先述のように希に見る凶運の持ち主にして並みのアホではないあたるを夫と決めると終始妻として行動し、首尾一貫して愛情を示し続ける、ひたむきさと意志の強さを見せている。ラムに対してつれない態度のあたるの所業を知ったラムの父親が見かねて、実家(母星)に帰るよう勧めても、きっぱり断っている。父親はかなりの権力者と思われるが、ラム自身は全く鼻にかけるそぶりも見せず、偉そうに振舞ったり他人を見下す思考がない大変気さくな人物である(ただし本気で怒らせると怖いのは確か)。周囲からもアホ扱いされている「あたる」とは異なり人望も信用もある。また〝嫁ぎ先”である諸星家にもすっかり馴染み、あたるの両親からは実の娘のように可愛がられている。 短所としては爆発する料理を平気で作ったり、足でUFOの操作をしていたり、パスポート切り替えを面倒臭がったり、鬼族や人間との味覚の違いを考慮しないで料理を作ったりと、がちゃがちゃした適当で雑な上に配慮に欠けた面があること。おまけに幼馴染のラン曰く、ラムの最大の欠点は「悪気がない事」と指摘しているようにそれらを悪気なくやってしまう、いわゆる天然キャラであること。前述の長所が短所として裏目に出ることもある。思い込みが激しく、あたるに関する事柄には思い立ったら直ぐに行動に出てしまう面も挙げられる。 当初はしのぶに対してライバル心を剥き出しにして、いたずらをしようとするなど、後期の弁天以上に粗野で攻撃的な性格をしていたが三角関係が解消すると、初期のような攻撃的な性格は鳴りをひそめていった。同様に初期は非常に大胆な性格でもあり物語序盤では過激にもあたるにすぐに抱きついたりキスしたりしたが、奥手なしのぶへの当てつけ目的だったためか終盤では腕組みをする程度に落ち着いている。また、愛想を付かした相手とは言えレイとの約束を平然と反故するなど、初期は悪女としての描写も少なくなかった。 子供の頃は極めておてんば、かつ過激な性格。銃を悪戯して叱られる、小学校の先生にバズーカ砲を撃ち込む、中学校の先生に時限爆弾を仕掛ける(いずれも相手はロボットやサイボーグで、攻撃を喰らっても全くの無傷であったが)、などの逸話が作中で語られている。ブラスター銃をいたずらした時は父からお尻を叩かれた(TV版111話における回想)。日頃は顕著ではないが、喧嘩は買う主義で「絶体絶命」ではあたるとしのぶの「浮気」に徹底抗戦をし、ついには特攻までしている。「トラブルは舞い降りた」では「面堂がお前に決闘を仕掛けた」とあたるに言われると面堂を攻撃して敗北させたり、しばしば挑戦してくるスケバン3人組の挑戦を逃げも隠れもせずに受けたりしている。 しかし、連載開始したばかりの頃はその個性が際立っていたが、話が進むに連れてラム以上にアクの強いキャラクターが次々と登場し、次第にラムは彼らの個性の前に埋もれていき、終盤では比較的常識人的な位置づけのキャラクターとなっていった。
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性格・人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 02:23 UTC 版)
性格は冷酷にして非情。「刺青の女」編では組織への裏切り行為が発覚したシュルツを容赦なく始末し、「死の商人」編では自分の情報をコブラに漏らした部下の女を「重大なミスを犯した」として液体窒素のプールに放り込んで凍結させ、右腕の鉤爪で殴りつけてバラバラに砕いている。「6人の勇士」編では、ブラック・ストーンを見つけ出して暗黒神アーリマンの力を手に入れると暗黒神の残忍さまで兼ね備え、探索を行わせていた「目」「耳」「鼻」と呼ばれる3人の女達をただちに殺している。 プロの殺し屋であり、「ザ・サイコガン」編で一匹狼の殺し屋となった際には雇い主のジプシードッグに対し、金で雇われれば誰だって殺すとも明言している。 初期エピソードの「刺青の女」編では、自分こそがネルソン・ロイヤルの遺産「最終兵器」の力で全宇宙を支配するに相応しい男だとする旨を語り、全宇宙の支配に興味を示していたが、その後の「6人の勇士」編ではコブラに対し「ギルドの宇宙支配などはどうでもいい」と語り、この時点では特に宇宙支配に興味を持つ様子は見受けられなかった。 サイボーグになる前、人間だった時は酒好きであると自ら語っており、「刺青の女」編や「ザ・サイコガン」編で実際に酒を飲んでいる。その様子を見た相手から「サイボーグに酒の味がわかるのか」と突っ込まれているが、本人の弁によれば「生身の体だったときのクセ」とのことである。
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性格・人物
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「バラン (ダイの大冒険)」の記事における「性格・人物」の解説
基本的には、弱者を必要以上に傷つけたり、卑怯な戦い方をすることを好まない武人気質の持ち主。若い頃は人間から迫害を受けても一切反撃せず、妻のソアラと息子のダイを守るためならば処刑されることも厭わないなど、思慮深く献身的な性格であった。しかし、バランの公開処刑の日、ソアラはバランを狙って放たれた攻撃呪文を受けて死亡する。人間の身勝手さに失望し、強い憎しみを抱いたバランは、以後「人間を滅ぼす」ことを目的とし、自身の邪魔をする者は容赦しない冷酷な性格へと変貌した。 しかし、武人としての誇りを捨て去ったわけではなく、強者に対しては種族を問わず敬意を払う。ダイに味方した獣王クロコダインと戦闘になった際には、魔王軍の六軍団長では彼を一番買っていたと話す。また、不死騎団長であったヒュンケルに対しても、その武人然とした態度と実力を評価しつつ、人間の手によりモンスターである育ての父を奪われたという過去にも共感を抱いていた。 また、自身と境遇を近しくするものたちへの共感が深く、特に人間と魔族の混血児であることを理由に迫害され、人間の母親を失った過去を持つ竜騎衆のラーハルトに対しては、自身の過去を打ち明けるとともに、後に彼へ遺した手紙では「私のもう1人の息子」と記すほど深い愛情を抱いていた。ラーハルト自身もバランを父のように慕い、彼の死後は息子であるダイのために命を賭けて戦った。 竜の騎士は、歴代の竜の騎士が蓄積してきた戦闘経験である「闘いの遺伝子」を生まれつき持っており、バランも戦士として極めて高い実力を有している。自身と同じく魔王軍の軍団長であった、ヒュンケルやクロコダインを相手にしても一方的に叩きのめし、彼らに「こいつには勝てない」「強さの次元が違う」と言わしめた。また、死神キルバーンに命を狙われた際は手も足も出させずに一瞬で胴切りにしたほか、実力で上回っている大魔王バーンも「ハドラーに代わって魔軍司令を任せてもよい」と評価するとともに、「余に逆らいうる地上唯一の男」としてバランが持つ潜在的な力を警戒していた。強さだけでなく頭脳面でも優れており、ダイとの対決では片膝をついたと見せかけて油断を誘って紋章閃で攻撃して形勢を逆転したり、二人の紋章の力で通信ができることを見抜いたり、ハドラーの剣の攻略方法や黒の核晶の対処法を即座に思いついたり、ヒュンケルと対峙した時には即座に技の特性を見抜いたりなど、作中ではかなりの切れ者として描かれており、バーンもバランに対しては「思いもよらぬ戦い方をしてくるかもしれない」と力以外でも警戒していた。 しかし、その圧倒的な実力ゆえか、ハドラー親衛騎団の僧正フェンブレンの奇襲攻撃に手こずったり、超魔生物となったハドラーの実力を甘く見積もったりするなど、格下と見た相手との戦いにおいてはやや油断が目立つところもある。一方、単身で襲撃をかけてきたポップについて「見かけによらず強力な呪文を使う」「決死の覚悟で抵抗する人間は手強い」と配下である竜騎衆に助言しており、指揮官としての立場に立った場合は用心深くなる側面もある。 ソアラとの新婚生活の回想では、ダイの子守りに失敗してはソアラに叱られている。日常生活の子育てにおいては、彼も人間の父親同様に苦戦していたことがうかがえる。竜の騎士は「死期が迫ればその魂は聖母竜が宿す次代の騎士に還り、先代から竜の紋章を受け継いで生まれた子供は生みの親を持たないため地上の人間に育てられて成人する」という特殊な過程を経て世代交代するため、竜の騎士そのものにとって、我が子を育てる経験自体が皆無であったとみられる。バラン自身も、自分が子供を授かったことに驚いている。
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性格・人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 14:13 UTC 版)
「天津飯 (ドラゴンボール)」の記事における「性格・人物」の解説
登場当初は、鶴仙人の教育を受けたことから態度が険悪で非道も辞さなかったが、基本的に生真面目な性格。義にも篤く、自分を導いてくれた亀仙人と弟弟子の餃子の無念を晴らすため、命を捨てる覚悟で後述の魔封波修得に臨み、袂を分かった後も鶴仙人や桃白白も気遣った。 亀仙人とは直接の師弟関係では無く、表向きは双方師弟関係を否定しているが、実際は自分を導いてくれた恩から事実上の師弟関係を築いていて、亀仙人も自身の弟子である悟空、クリリン、ヤムチャと同様の接し方をしている。 自分たちの命を奪った一味であるベジータのことを嫌っているところもあるが、実力やプライドの高さは認めている。同じように敵対していたピッコロについては界王の下での修行の頃にはある程度態度を軟化させており、神様との融合後は共に行動する機会が増えた。また、その頃からピッコロには敬語を使うなど、敬意を払っている。 セルとの戦いが終わった後は、トランクスに対して未来に戻ってからの戦いについて励ましており、アニメでは父親を亡くした悟飯に対しても、「母親を大切にな」と思いやりと激励の言葉を伝え、年長者として若い戦士たちを気遣う姿が描かれている。 第22回天下一武道会以降は、「ワイルドさ」を理由に金髪ランチに惚れられているが、性格的に女性にあまり関心がない様子。アニメでは青髪ランチも好意を抱いている様子が描かれたほか、天津飯自身もランチの好意に対し照れる描写があり、好意を持たれていることに関しては、まんざらでもない様子であった(なお、ランチとのエピソードは後述参照)。
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性格・人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/07 18:22 UTC 版)
「クイーン・エメラルダス (架空の人物)」の記事における「性格・人物」の解説
その姿を見た者は死ぬと噂され、多くの人から恐れられている。第1話で火星の衛星・ダイモスの酒場を訪れた際にはそのただならぬ雰囲気から、彼女に話しかけた男は「プロの殺し屋」と評し恐れおののいている。だが、作中の人物が評したように「本当に勇気のある信念を持った男には優しい女」でもある。ダイモスで出会った少年・海野広の旅立ちに際して食事などの手回しをしておいたり、劇場版『999』1作目では母の仇をとりたいと願う鉄郎に仇敵である機械伯爵の情報を教えるなどしている。 武器の扱いに長け、重力サーベル(サーベル銃)の斬り合いでは高い技量を有する。この武器はその長い刀身(銃身)ゆえ抜き撃ち対決には向かないとみられるが、彼女は第1話で瞬時に抜き撃ちしてマースゲバルトという男を射殺している。 トチローとは深い愛情で結ばれており、彼女が宇宙を旅しているのは彼を捜し求めてのことである。原作は未完だが、劇場版『銀河鉄道999』(映画第1作)で旅の結末が描かれた。
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