マゾーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 00:21 UTC 版)
マゾーンとは、『宇宙海賊キャプテンハーロック』に登場する架空の知的植物生命体、及び彼らの母星の名称。有機物による生命であり地球の生物との関連も示唆されているが、動物界よりも植物界の生物に近いとされ、人間とは成分(構成元素)・生物としての機構(代謝や骨格など)その他いずれも異なる。しかし外見だけはヒトに似た形状(ヒューマノイド)である。
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- ^ アニメ18話でもマゾーンの戦士・パトラスが「マゾーンは男を必要としない」という旨を明言している。ただし、マゾーンの一般市民の中に人間でいうところの「男性」にあたる存在が確認できる(26話など)ため、アニメ版においては男性型が存在する。
- ^ 全部のマゾーンが必ずしも美人というわけではなく、ハーロックの親友の娘・まゆのいる聖ジョバンナ学園の舎監として潜伏していた個体は陰険な中年女性という感じの容姿であった。
- ^ アニメでは33話からの登場となる首相秘書の波野静香や魔地の娘と思われていた少女期のパトラス(ミドリ)など。
- ^ ただしこの「赤い血」については、アニメ版でラフレシアの声を担当した北浜晴子は、本作を特集したロマンアルバムのインタビューで「ハーロックにそう見えたのではないか」との見解を示している。
- ^ ただし、アニメ26話などで出てきたマゾーンの一般市民の赤子は、人間の赤子同様の顔をしている。
- ^ 長らくこの小冊子の漫画は玩具購入者以外は読むことが困難だったが、現在は「ハーロック&トチロー 単行本未収録作品集」(秋田書店 2017年 ISBN 978-4-253-23634-8)で読むことができる。
- ^ ミーメ自身は地球人同様に無気力化していた自分の同族による核戦争で生じた、核分裂で意思を持ち巨大化した植物が人と襲うようになったことで自分の種族が滅びたのだと思っていて、ハーロックに対しそのように語っていた。
- ^ ただし宇宙移動中に限ってであり、最終話では爆破された。
- ^ 前述したように、原作でも同名のキャラクターが登場しているが、マゾーンということ以外に特に共通点はなく、別キャラクターの扱いだった。
- ^ アニメージュスペシャル ロマンアルバムデラックス30号「キャプテンハーロック」、P61。
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