社会・生態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 00:21 UTC 版)
その構成上、社会性昆虫であるアリ、シロアリ、ハチのような社会を構成している。 前述の通り植物であり、人間のような男女の概念は存在しないはずである。作中でマゾーンの戦士・ジョジベルはハーロックに対し、人間の分類法を当てはめられることを「迷惑だ」と述べている。しかし人間の女性の姿をしていることから自らを「女」と看做している描写がなされており、一族を統率し氏族社会を束ねるラフレシアは「女王」と呼ばれ、ラフレシアもアニメ41話において、ハーロックとの決闘に及ぶ前の会話でこれまでの戦いで失ったマゾーンの兵士のことを「彼女たち」と表現している。 生殖に関してもアニメ18話で植物の樹液から生まれることが判明している。生まれたばかりの子供の顔はミイラのような顔をしており、成長後の美しい女性にそっくりな姿とはほど遠いものである。アニメではアルカディア号の乗組員・魔地機関長は同艦に乗る以前、亜希という名の女性と、その間に儲けたと思っていた娘・ミドリ(正体はマゾーンのパトラス)の3人家族で暮らしていたが、妻の正体がマゾーンであることは知らずにいた。彼がその娘であるミドリのことを自分の実の娘だと信じていたことから、人間の男性との性行為(に類似した行為)は可能である。だが、先述の通り人間とは体構造が違うため、人間とマゾーンとの間に混血が生まれることはない。 原作終盤でトカーガ星の海中に林立するピラミッド内にアルカディア号が入った際にその内部の海水を採取したところ、ヒューヒューと鳴く植物の種らしきものを採取しており、同艦の主治医であるドクター・ゼロはこれをマゾーンの種ではないか、と推測している。
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