ソアラ
ソアラとはプライマリー、セカンダリー、ソアラと分かれたグライダー機種の、最上級カテゴリーの意味をもつ。空力的造形、静かさ、大空を飛翔するなどをイメージして名付けた。1981年2月に登場した初代モデルは、今までの技術および概念を超えた最高級スペシャリティカーをテーマとし、トヨタの総力をあげて商品化した。ボディタイプは1種、2ドアノッチバックのクーペだけ。エンジンは2L・SOHC・125psと2.8L・DOHC・170psで、2.8L型にだけGTのネーミングを付け、トヨタではこのタイプをスーパーグランツーリスモと称した。グレード名のVI、VⅡ、VXなどもソアラ・グライダーの離陸スピードに由来。日本初のデジタル表示スピードメーター、LEDタコメーターなども話題のひとつだった。価格は166万2000円~293万8000円。
2代目の登場は86年1月。従来のイメージを残したモデルチェンジだったが、実際はフラッシュサーフェイズ化がいちだんと進み、すべてのガラスが3次曲面になった。旧型のシャープなライン基調から。丸みをもったものに変わった。エンジンは直6の2L、2Lターボ、3Lターボというラインアップになった。3Lはターボ+空冷式インタークーラーでネット230psと、国内最強パワーを達成した。サスペンション関係では世界でも初の、コイルスプリングなしエアサスの採用が注目事項。虚像表示方式のスペースビジョンメーターも、目新しかった。価格は232万8000円~483万5000円。
91年5月に3代目がデビューした。寸法的には全長で+185㎜(4860mm)、ホイールベース+20mm(2690mm)、全幅+67mm(1790mm)と、大きく広くなった。ロングフードとショートデッキ、コンパクトキャビンのクーペスタイル。微妙な曲面構成の熟成したグランドツアラーに成長した。エンジンは直6の2.5Lインタークーラー付きツインターボ・280psとV8・4L・EFI・260psの2種。ミッションは2.5L車が5速MT、他は4速ATが付く。電子制御タイプもあった。
サスペンションにも変化があった。ピエゾTEMS、電子制御エアサスペンション、そして上下Gセンサーをもつアクティブサスペンションの採用など。4輪ABSとTRCを一部に標準装備。さらにトルセンデフと呼ぶLSDも、オプションだが選択できた。価格は338万円~745万円。
そして4代目は2+2のオープンクーペに生まれ変わった。2001年4月登場。ジュエル・オブ・プレステージが開発キーワードだった。全長は385mm短縮(4515mm)したが、全幅は20mm広く(1825m)なった。電動開閉式のメタルトップをトランクに格納するが、そのときに要する時間は約25秒。格納時のラゲッジルームは135Lを確保(ランフラットタイヤ選択時)。エンジンはV8の4.3Lだけになり、ミッションは5速ATが付く。グレードは430SCVの1モデル。価格は600万円。2002年9月に、高品質ボディ塗装を施したNOBLE COLOR EDITIONを追加した。価格は630万円。
ソアラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/24 03:01 UTC 版)
ソアラ
- グライダーの一種。ソアラーとも。
- ソアラ - 星のカービィシリーズに登場するキャラクター。
- トヨタ・ソアラ - かつてトヨタ自動車が販売していた乗用車。
- ソアラ・パノス - 白猫プロジェクトに登場するキャラクター
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ソアラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/21 06:38 UTC 版)
全長23.1mと大型の飛行メカ。主翼を持たずホバーによる揚力とジェットエンジンで飛行する。6.5mm連装機銃2門とバルカン砲2門を備え、戦闘も可能。定員は5名で、機体中央にイノセント用の滅菌設備とクリーンルームを備える。デザインは出渕裕によるが、超技術的なデザインラインを不服とした監督は、全く正反対のコンセプトであるB-25(のレプリカ)の提案に至る。
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