Z10型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:38 UTC 版)
JAF戦においての話に限定すると、Z10系が坂東商会よりJSSに参戦していたが、それ以外は目立ったレース活動はZ40系がレクサスSC430として出場するまで見られなかった。 その一方、チューニングベースとしては多方面の需要が存在した。 1980年代前半においての各自動車雑誌主催の谷田部での最高速トライアルにて日産のL28型搭載車(主に日産・フェアレディZ)と並びBNR32型スカイラインGT-R登場まで最高速トライ用ベース車として使用されていた。なかでも有名なのはトラストチューンのMZ11型ソアラで最終的には空力的に不利なボディ形状ながら312km/hを突破するほどの改造車であった。 D1グランプリにエンジンとトランスミッションをJZ系の物に換装した車両も参戦していた。 また、この時期のトヨタ車の特徴として、多彩なエンジンバリエーションがあったことから、Z10、20系ではM型やG型エンジンからJZ型エンジンへ換装するチューニングも見られ、後発の車両に負けないパフォーマンスを見せるものもある。特に20系ソアラは70系スープラとの共有部品が多いこともあり、この点でも改造や換装が容易い。
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