Z1000J
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 00:46 UTC 版)
「カワサキ・Z1000」の記事における「Z1000J」の解説
Z1000MKIIの後継機種として、1980年(1981年モデル)に発売された。1978年に発売のスズキ・GS1000に触発され、Z1以降の度重なる改良による肥大化を見直し、フレームは新設計、エンジンはベースは同じだが大規模なブラッシュアップが施された。車名、及びエンブレムはZ1000だが、型式がJであることやカタログにZ1000Jと表記されていることからZ1000Jと呼ばれることが一般化している。排気量はレースのレギュレーションに合わせて998ccとした。開発当初、1000ccを超える予定であった事もあり、姉妹車として1980年にZ1100GP(1981年モデル)が販売された。 AMAスーパーバイクシリーズでエディ・ローソンが1981,1982年に優勝したレーサーマシンのベースになったこと、同じくその優勝を記念して発売されたZ1000R、いわゆるローソンレプリカのベースになったことで有名である。 世界耐久選手権のTTF-1クラスで1981,1982年に優勝したKR1000のベースとなった。
※この「Z1000J」の解説は、「カワサキ・Z1000」の解説の一部です。
「Z1000J」を含む「カワサキ・Z1000」の記事については、「カワサキ・Z1000」の概要を参照ください。
- Z1000Jのページへのリンク