Z750FX-II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 03:51 UTC 版)
「カワサキ・Z750FX」の記事における「Z750FX-II」の解説
従前、カワサキの4気筒750㏄クラスは、輸出用1リッタークラスと共通のフレームを持った排気量縮小版であり、車体・エンジンの寸法重量ともにほぼ同一だった。このためパワーの低い750㏄クラスは重量過多の傾向が強く、雑誌等による加速・最高速の試験結果も同クラス他車に比べ芳しいものではなかった。輸出用1リッタークラスは1981年モデル (Z1000J) よりエンジンおよびフレームを含んだ大改良を予定していたが、750㏄モデルに関して、これまで通り縮小版としたのでは競合他社に対しての劣勢回復はおぼつかなかった。一方でクランク主軸受けにすべり軸受を採用したZ650用エンジンは信頼性も実証されつつあり、750㏄への拡大に特段の難点もなかった。この拡大750㏄エンジンを搭載し、フレームも新製して小型軽量という新たな領域に挑戦したのが Z750FX-II である。この時点で1リッタークラスと750㏄クラスは別々のフレーム・エンジンとなり、同時に8年続いたZ2E型エンジン搭載モデルは消滅となった。 Z750FX-II は Z1000J とよく似たスタイルを持っていたが、フレームが異なるため全体的に小ぶりで、また、エンジンはZ650の拡大版であったため改造によるさらなる大排気量化にも難があり世の中のチューナーらには不評であった。
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