Z80とは? わかりやすく解説

Z80

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Z80

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 07:57 UTC 版)

Z80 は、米国ザイログによって製造された 8ビットマイクロプロセッサーである。1976年に発表され、1980年代の中頃までは、パーソナルコンピューターCPUを中心に幅広い用途を支えてきた。その後、特にセカンドソースメーカーから周辺デバイスを集積した製品も開発された。Z80は、今日(2022年)でも、同社により製造されている極めて息の長いCPUのひとつである。組み込み用途などではFPGAのIPコアとして利用されることが多い[注釈 1]


注釈

  1. ^ 一例としてパチンコでは、保安通信協会による規制でメモリ等の制限が厳しいため、メインの制御CPUはそれに適したZ80が使われ続けている[1]
  2. ^ シャープLH0080/AにHがついたものは、DIPパッケージで使用温度範囲を拡大したものである。

出典

  1. ^ パチンコ/パチンコ/パチスロ台ではいまだZ80が主流、そのため技術者が高齢化?
  2. ^ Insider's Computer Dictionary:Z80 とは? - @IT”. atmarkit.itmedia.co.jp. 2021年8月31日閲覧。
  3. ^ a b c ASCII 1982年12月号, p. 75.
  4. ^ https://patents.google.com/patent/US4486827
  5. ^ http://www.primrosebank.net/computers/z80/z80_special_reset.htm
  6. ^ 嶋正利『マイクロコンピュータの誕生』p. 142
  7. ^ Z80 CPU User Manual”. zilog.com. p. 11 (2016年). 2020年12月8日閲覧。
  8. ^ Z80・割り込みフラグの不具合に関するレポート Z80のIFF2に関するトラブル体験談”. 下間 憲行 (1997年6月17日). 2018年1月16日閲覧。
  9. ^ 「MZ-1500 オーナーズマニュアル」(付属説明書)に具体的な記述あり。
  10. ^ "eZ80 CPU User Manual"



Z80

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 03:26 UTC 版)

ステータスレジスタ」の記事における「Z80」の解説

Z80のステータスレジスタサイズ8ビットであり、フラグレジスタ呼ばれたBit 7. S 符号フラグBit 6. Z ゼロフラグ。 Bit 5. 未使用。常に0。 Bit 4. H ハーフキャリーフラグ(パックBCD演算用)。 Bit 3. 未使用。常に0。 Bit 2. P/V パリティ・オーバーフローフラグ(8080ではP パリティ)。 Bit 1. N 減算フラグADD命令で0、SUB命令で1になる。8080では未使用、常に0)。 Bit 0. C キャリーフラグ。

※この「Z80」の解説は、「ステータスレジスタ」の解説の一部です。
「Z80」を含む「ステータスレジスタ」の記事については、「ステータスレジスタ」の概要を参照ください。

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