UART
読み方:ユーアート
別名:汎用非同期送受信回路
UARTとは、シリアル転送方式のデータとパラレル転送方式のデータを相互に変換するためのデバイスのことである。
UARTはパソコンのマザーボードなどに搭載されている。シリアルインターフェースが採用されている周辺機器のデータを、パラレル転送を行っているパソコン内部で扱えるように変換したり、逆にパソコンで扱われるパラレル方式のデータを周辺機器に送ることなどができるようになる。
UARTでは、非同期式(調歩同期式)で変換する方法が取られていた。続いて登場したUSARTでは、同期式の信号変換にも対応している。
UART
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/18 16:32 UTC 版)
UART (Universal Asynchronous Receiver/Transmitter, ユーアート) は、調歩同期方式によるシリアル信号をパラレル信号に変換したり、その逆方向の変換を行うための集積回路である。本機能のみがパッケージングされたICで供給されるものと、マイクロプロセッサのペリフェラルの一部として内蔵されるものとがある。マキシムのMAX232のような、RS-232C規格に準拠する信号レベルに変換するICと組み合わせて、外部機器とのインタフェースとして利用されるのが一般的である。UARTに、同期方式のシリアル信号を変換するための回路を追加したものを、USART (Universal Synchronous Asynchronous Receiver/Transmitter) と呼ぶ。
- 1 UARTとは
- 2 UARTの概要
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