調歩同期式
別名:調歩同期方式,調歩同期,非同期式
【英】start-stop synchronous communication, asynchronous communication
調歩同期式とは、シリアル通信において、一文字分の文字情報を送るたびに、データの先頭にデータ送信開始の情報(スタートビット)と、データ末尾にデータ送信終了の信号(ストップビット)を付け加えて送受信を行う方式のことである。
通常の同期方式では、専用の信号線で常に同期信号が送られることによって送受信された情報の同期タイミングが測れるようになっている。これに対して調歩同期式では、データそのものに同期用信号を追加して同期を取っている。調歩同期式は、同期用信号の分だけ通信効率が劣るが、同期用の信号線が不要であり、自由なタイミングで情報を送信することが可能であるという利点を持っている。
非同期式 (asynchronous stream cipher)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 15:29 UTC 版)
「ストリーム暗号」の記事における「非同期式 (asynchronous stream cipher)」の解説
自己同期式(Self-synchronising stream cipher)とも呼ばれ、同期がずれたときでも自動的に再同期できるメリットがある。1ビットの誤りが他のビットにも波及し、誤りが拡大するというデメリットもある。しかし、ビット誤りが発生してもレジスタ長だけ経過すると送信・受信側のレジスタ値が一致し、同期を自動的に回復させることができる。非同期式の例として暗号利用モードの CFB がある。
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