非同盟・中立
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:08 UTC 版)
西側寄り スイス(永世中立国) オーストリア アイルランド スウェーデン(武装中立国) コスタリカ(永世中立国) バチカン(聖座) 東側寄り フィンランド - フィンランドはソ連寄りではあったが政治・経済面では自由主義・資本主義国であった。このフィンランドの特殊な状況は、西欧において「フィンランド化」という呼称を持って扱われている。当時の北欧の動向を「ノルディックバランス」という。 ユーゴスラビア - 共産主義国でありながら、ソ連とは異なる独自の共産主義を推進し、経済・貿易面ではむしろ西欧との関係が強かった。 インド -印パ戦争でアメリカが支援するパキスタンと戦ったため、対米関係は良くない。国内でも社会主義的な政策を推進した。また、ソ連から戦闘機などの輸入も行っていた。 孤立化 アルバニア - 当初ソ連寄りであったがスターリン主義がフルシチョフによって批判されたことから決別し、毛沢東主義の中華人民共和国寄りとなる。しかし、文化大革命後に同国が改革開放路線に舵を切ったことから中国からも決別。その後はソ連・中国両方から距離を置いた(ホッジャ主義)。 ビルマ(ミャンマー) - 当初は社会主義志向を持ちつつも比較的西側寄りであったが、1962年の軍事クーデターにより「社会主義へのビルマの道」と呼ばれる独特の民族社会主義路線を確立。それまでの条約・協定を破棄し、事実上の鎖国下で自立体制を模索した。
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