BB7200形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 03:23 UTC 版)
「フランス国鉄BB7200形電気機関車」の記事における「BB7200形」の解説
1974年に、BB15000形(BB15007号機)を直流化改造してBB7003号機が製作された。これをプロトタイプとして量産化された直流電気機関車がBB7200形である。1976年~1985年に240両(BB7201-BB7440)が製造された。"Jacquemin"タイプの直流電気機関車であるBB9200形の後継機でもある。 出力は4,040kW(5,370馬力)で、高速旅客列車牽引用(3両)は最高速度200km/hに、貨物列車牽引用(103両)は最高速度100km/hに、それぞれカスタマイズされている。また、スペインのタルゴ客車牽引に対応した機関車が16両存在する。重連総括制御に対応した車両も存在する。 なお、試作車であるBB7003号機は1982年に、非同期式電動機の試作車に改造され、交流電気機関車BB10003号機に改造されている(1998年に元のBB15007号機に戻る)。 パンタグラフはシングルアーム形のものを2基搭載している。2基とも関節部が内側に向くように搭載されている(>_<という配置)。
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