サラブレッド【thoroughbred】
Thoroughbred
Thoroughbredとは、AMD社の開発した、0.13μmプロセスで製造されたAthlon XPの開発コード名である。モデルナンバーで言えば2100+ 以上、クロック周波数でいうと1.73GHz以上のものがThoroughbredとして製造されている。2002年6月から出荷が開始されている。
これに対して、0.18μmプロセスで製造されたAthlon XPは開発コード名でPalominoと呼ばれていた。しかし両製品の違いは、ただ製造プロセスだけとなっている。つまりThoroughbreは、純粋にPalominoが小型化(シュリンク)された製品であるといえる。
Thoroughbred(サラブレッド)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 02:47 UTC 版)
「Athlon」の記事における「Thoroughbred(サラブレッド)」の解説
製造プロセスを0.13μmに微細化した第5世代のAthlon。特にB-Stepの1.46GHz (1700+)の品は製造ロットにも拠るが、オーバークロックに対するかなりの耐性さらに逆の低電圧駆動での耐性があり、価格も廉価であったため、日本では「苺皿」(1.5の”サラ”ブレッド)と呼ばれてPC自作者に愛好された。 ラインナップ(括弧内はモデルナンバー)FSB 266MHz対応 - 1.4GHz (1600+)、1.46GHz (1700+)、1.53GHz (1800+)、1.6GHz (1900+)、1.66GHz (2000+)、1.73GHz (2100+)、1.8GHz (2200+)、2GHz (2400+)、2.13GHz (2600+) FSB 333MHz対応 - 2.08GHz (2600+)、2.16GHz (2700+)、2.25GHz (2800+)
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