Z16(Z16S)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 10:11 UTC 版)
「日産・Z型エンジン」の記事における「Z16(Z16S)」の解説
Z16は1978年に初登場。前年デビューのZ18の廉価版という扱いで、海外市場では特定地域向けの日産・ナバラ(D21型)のベースグレードで使用されていた。後年のZ16Eと区別するためにZ16S(Sはキャブレターを意味する)と表記される場合もあり、直列4気筒、SOHC 8バルブで、ダウンドラフト式シングルキャブレターという構成であった。Z16は他地域でも廉価モデルに採用される場合があり、代表的なものが日本市場の910型ブルーバードである。 Z16には商用車用エンジンがラインナップされており、乗用車用エンジンとは異なり1気筒当たり点火プラグ1本のシングルプラグ仕様のシリンダーヘッドが採用されていた。 参考スペック 総排気量 : 1,595cc 内径×行程 : 83.0×73.7mm 圧縮比 : 8.8:1 最高出力(グロス) : 95PS / 6,000rpm 最大トルク(グロス) : 13.5kg・m / 3,600rpm上記はツインプラグ仕様のもの 採用車種: 720型 日産・ダットサントラック(シングルプラグ仕様) D21型 日産・ナバラ (日本名:ダットサントラック / シングルプラグ仕様) J810型 日産・ブルーバード J910型 日産・ブルーバード FB22型 日産・アトラス(シングルプラグ仕様) BC211型 日産・スカイライン PA11型 日産・バイオレット / 日産・オースター / 日産・スタンザ
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