生活用品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 05:53 UTC 版)
定斎屋 : 昭和30年ごろまで存在したといわれ、江戸時代の物売りそのままの装束で半纏(はんてん)を身にまとい、天秤棒で薬箱を両端に掛け担いで漢方薬を売っていた。また力強く一定の調子で歩いた為、薬箱と金具や天秤棒のぶつかり合う音が独特の音となり近隣に知らせた。 羅宇屋 : 煙管の羅宇と呼ばれる部分のヤニとりや交換をしていた。小型のボイラーを積みその蒸気で掃除をし、また蒸気の出口に羅宇を被せ蒸気機関車の警笛の様に「ぴー」という音を出して知らせた。詳しくは煙管を参照のこと。 竿竹売 : 売り声「さおやーさおだけー」本のタイトルにもなり注目を集めた。 鋳掛屋 : 金属製の鍋や釜の修理販売をしていた。詳しくは鋳掛屋を参照のこと。 金魚売 : 売り声「きんぎょーえー、きんぎょー」金魚とともにガラスの金魚鉢も売っていた。ちなみに江戸時代の金魚鉢は吊り下げ式で軒下などに吊るして下から観賞していた。 風鈴売 : 風鈴の音色が呼び込みになった。 材木売 : 材木を行商する者 竹売 : 篠竹(メダケ)を行商する者
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