そうごう‐スーパー〔ソウガフ‐〕【総合スーパー】
総合スーパー
総合スーパー
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詳細は「総合スーパー」を参照 構成比が70%以上の部門がなく、3つ以上の部門にわたって品揃えしているものであり、日本型スーパーストアや擬似百貨店とも呼ばれたことがあった。また、米国のシアーズ、JCペニーなどが G.M.S.(General Merchandise Store。「M」はマーケティングではない) と呼ばれていることから、同様の名で呼ばれることもあるが、米国の場合は食品を扱わないので、日本のものとは異なる。なお「総合スーパーマーケット」と表記される例はまれで、多くの場合「総合スーパー」が用いられる。日本で初めてこの業態を採り営業を始めたのは、福岡市のユニード(現在はダイエーに吸収合併)だとされる。 複層の建物を用い、店舗面積は広い。扱う商品が幅広く、日々の買い物というよりも、週末などに大きな買い物やまとめ買いをするために賑わう形態の店舗である。1990年代以前には郊外型大型店が多く見られ、飲食店など一部テナントを入れている場合も多い。 1990年代以降、スーパーマーケット業界を牽引してきたダイエーが業績悪化し始め、総合スーパーは凋落してゆく。主たる背景として、一つの分野に特化した専門店の台頭や、何でも扱っているが故の品揃えの薄さなどが挙げられる。コミュニティショッピングセンターの核店舗となるスーパーセンターや、リージョナルショッピングセンターの核店舗となるファッションのトータルコーディネイトを提案するゼネラルマーチャンダイズストアへの転換を目指す動きがある。
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総合スーパー(GMS)
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「イオングループの商業ブランド」の記事における「総合スーパー(GMS)」の解説
イオン 運営会社:イオン北海道・イオン東北・イオンリテール・イオン九州・イオン琉球 総合スーパー業態の「イオン」名義の店舗は、2010年3月に当時のイオンマルシェが展開していた「カルフール」から屋号変更した店舗が始まりとなる。2011年2月以前はリニューアルオープンの伴う一部の店舗に限られていたが2011年3月にジャスコやサティ、ポスフールのほとんどの店舗が屋号変更したためそれ以降はイオングループの代表的な店舗ブランドとなった。 ダイエーの店舗網再編に際し、2015年9月に一部店舗を除く北海道と九州地区の「ダイエー」及び「カテプリ新さっぽろ」を地域ごとにイオン北海道とイオンストア九州へそれぞれ継承し、店舗ブランドを「イオン」に改めた(なお、九州地区の旧「ダイエー」店舗についてはこの経緯により、2020年8月まではイオンストア九州からの事業委託によりイオン九州が運営していた。同年9月にイオン九州がイオンストア九州を合併し直営化する)。愛知県の「ダイエー」についても同時にイオンリテールに継承され、同年10月1日に「イオン」へ改めた。2016年3月に本州の一部の「ダイエー」をイオンリテールへ継承。北本店(埼玉県北本市)を皮切りに、同年3月30日の金剛店(大阪府大阪狭山市)、古川橋駅前店(大阪府門真市)、富雄店(奈良県奈良市・2019年10月31日閉店)、三田店(兵庫県三田市)の4店舗を以って、順次「イオン」へ屋号変更した。 2020年3月1日にイオンリテールが運営していた東北地区の店舗の運営をイオン東北へ移管された。 イオンスタイル(イオンスタイルストア) 運営会社:イオン北海道・イオン東北・イオンリテール・イオン九州・イオン琉球 2014年より開始したファミリー向けに特化した店舗業態で、店舗によっては衣料品を取り扱わない等、特定の品目に特化している。当初は「イオンスタイルストア」で、店舗名は「イオン」のままだったが、イオンリテールが運営する店舗の一部は2015年4月にリニューアルオープンした「イオンスタイルレイクタウン」・「イオンスタイル鎌取」を皮切りに、店舗名を「イオンスタイル○○」に変更している。 「イオン」同様、2020年3月1日にイオンリテールが運営していた東北地区の店舗の運営がイオン東北へ移管された。 なお、イオン北海道にはイオン旭川駅前店、イオン東北には江刺・仙台卸町・名取・御所野・天童・いわき小名浜、イオン九州には熊本・笹丘・直方・宮崎(笹丘以外の店舗の正式名称は「イオン」のまま)、イオン琉球にはライカム・豊崎と、イオンリテール以外の運営会社にも数店舗ずつある。 ダイエー 運営会社:ダイエー 詳細は後述。 現在、ダイエーブランドで展開しているGMSは殆どがイオンなどに名称を変更するか、SSM業態に転換しているが、一部の店舗は引き続きダイエーのブランドを使用してGMSを展開している。 イオンフードスタイル / AEON FOOD STYLE by daiei(フードスタイルストア) 運営会社:ダイエー 詳細は後述。 イオンフードスタイルと名称を変更してもなおGMS業態で展開する店舗が存在する(画像の神戸三宮店など)。
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総合スーパー(GMS)
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「イオングループの商業ブランド」の記事における「総合スーパー(GMS)」の解説
ジャスコ(1970年 - 2011年2月) 運営会社:イオン北海道・イオンリテール・マックスバリュ長野・イオン九州・琉球ジャスコ 2011年2月まではイオングループを代表する総合スーパーであった。山梨県、福井県、徳島県を除く44都道府県に出店していたほか、中国・香港・シンガポール・タイとアジア諸国に出店していた。国内では2011年3月に一斉に「イオン」へブランド変更され、国内でのブランド変更後も継続していた中国やマレーシアの店舗でも2013年3月までに順次「イオン」へブランド変更され、国内外での使用を完全に終えた。 なお、「イオン」への商号変更後も社名に「ジャスコ」の名を冠していた琉球ジャスコは、2011年5月21日に琉球ジャスコからイオン琉球に社名を変更した。 みどり(1986年12月(業務提携) - 1991年12月) 運営会社:みどり 広島県・山口県に出店していた独立系総合スーパー。1986年に旧ジャスコグループ入り。1988年11月よりディスカウントスーパーザ・ビッグの業態を開発し、順次ブランドを転換。未転換店舗は全て閉店して消滅した。 サティ(2001年11月(イオングループ入り) - 2011年7月)(マイカルとしては他にもあり) 運営会社:マイカル・イオン九州 旧マイカル系の総合スーパー。「生活百貨店」と位置づけた小規模なショッピングセンター型店舗が多かったが、経営再建後はイオングループのショッピングセンターの核店舗に出店していたこともあり、「サティ」の雰囲気を残した総合スーパー型店舗も多くなっていた。2011年3月のマイカルのイオンリテールへの合併を機に、閉店予定だった広島サティ(広島市)を除く全店舗が「イオン」ブランドに変更された。2011年7月18日には広島サティも閉店したため「サティ」ブランドは消滅した。 ポスフール(2003年11月(イオングループ入り) - 2011年2月) 運営会社:イオン北海道 北海道で展開していた総合スーパー。もとはマイカル子会社のマイカル北海道が「サティ」として営業していたものの、マイカル北海道が2001年8月にマイカルグループから独立、2002年に社名と店名を「ポスフール」に変更していた。2003年11月にイオングループ入りしたのち、2011年3月に店舗名を「イオン」に変更した。
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総合スーパー (GMS)
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「イオン (店舗ブランド)」の記事における「総合スーパー (GMS)」の解説
総合スーパーの店舗名としての「イオン」は、2010年3月10日より「カルフール」から転換された「イオン」店舗(イオンマルシェを参照)6店で利用を開始し、2010年4月23日にはイオン戸畑ショッピングセンターの核店舗であった「戸畑サティ」が「イオン戸畑店」に改称された。 その後、イオン北海道、イオンリテール、イオン九州、琉球ジャスコ(現・イオン琉球)が運営していたジャスコ、マイカルとイオン九州が展開していたサティ、そしてイオン北海道の単独業態だったポスフール の3ブランドを、2011年(平成23年)3月1日に「イオン」に統合。この統合により、総合スーパーとしての「イオン」店舗は4社合計で408店舗に拡大した。 なお、同年7月18日で閉店した広島サティは運営会社が合併によりイオンリテールに変更となったものの、すでに閉店が決まっていたため、旧名称のまま営業を続けた。一部がマックスバリュ西日本運営のザ・ビッグ倉敷店となっているジャスコ倉敷店はディスカウントストアのザ・ビッグ倉敷笹沖店に、マックスバリュ長野で唯一運営していたジャスコ新白馬店はスーパーマーケットのマックスバリュ白馬店にそれぞれ業態転換された(マックスバリュ長野では当初、イオンリテールから長野県内のジャスコ4店舗を譲り受けたが、マックスバリュに業態転換された新白馬店を除く3店舗は順次ザ・ビッグに転換。マックスバリュ白馬店に関しても2014年10月4日にザ・ビッグに再業態転換)。 ブランド統合を完了してから2015年8月までに32店舗の新規開業 と14店舗の閉鎖を行い、18店舗増加した。 そして、2015年9月1日のダイエーの店舗網再編により、北海道の「ダイエー」8店舗と「カテプリ新さっぽろ」がイオン北海道へ、九州地区の「ダイエー」24店舗がイオンストア九州(同社からの事業委託によりイオン九州が運営)へそれぞれ移管し、一斉に「イオン」へブランド変更したことで33店舗追加。その際、壱岐店とプラザ大島店も移管したことにより、これまで「イオン」では展開されていなかった離島にも進出した。愛知県の「ダイエー」5店舗は店舗ブランドを変更せずにイオンリテールへ移管された後、同年9月27日をもって「ダイエー」としての営業を終了し、2日間の休業を経て、同年10月1日に「イオン」へブランド変更したことで、もう5店舗追加。その間に1店舗の閉鎖があった。 2015年10月から2016年2月にかけ、3店舗の開業 と1店舗の閉鎖を行い2店舗増加。2016年3月1日に、本州の一部の「ダイエー」29店舗がイオンリテールへ移管され、うち28店舗は順次「イオン」へブランド変更したほか、同時期に新規店舗も1店舗 開業したことであわせて29店舗増加。同年4月から12月にかけ、4店舗の開業 と4店舗の閉鎖 が行われた。 2017年以降は42店舗の開業と47店舗の閉鎖、および「イオンスーパーセンター」から4店舗、「ザ・ビッグ」から1店舗のブランド変更が行われ、1店舗が「イオン」名義のまま業態転換したため、2022年6月時点では総合スーパー業態で494店舗を展開している。 イオンリテールの公式サイトには運営会社や業態に関係なく全国の「イオン」が掲載されている。 イオン江別店(北海道江別市、イオン北海道運営)ポスフールから転換した店舗の例 イオンスタイル大津京(滋賀県大津市、イオンリテール運営)ジャスコから転換した店舗の例 イオン福岡東店(福岡県糟屋郡志免町、イオン九州運営)サティから転換した店舗の例 イオン壱岐店(長崎県壱岐市、イオン九州運営)ダイエーから転換した店舗の例離島にある店舗の一つ
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