郊外型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 07:54 UTC 版)
「ショッピングセンター」の記事における「郊外型」の解説
中心市街地から離れた郊外に立地するタイプのショッピングセンター。地価が高く土地交渉に時間の掛かる中心市街地への出店に比べて、郊外では割安で広大な土地が確保可能ということもあり、2000年(平成12年)の大規模小売店舗立地法成立以降に急激に増加した。 自動車での来客がメインで、広大な駐車場のスペースを確保する必要があるリージョナル型SCや、周辺の郊外住宅地を商圏とするネイバーフッド型SCで見られる形態である。特にリージョナル型SCの場合、広範囲の人口密集地からのアクセスのしやすさが重要になる。鉄道駅から離れた施設の場合は、自動車以外でのアクセス手段として、最寄り駅や人口密集地から路線バスや無料送迎バス(買い物バス)を運行していることもある。鉄道駅から極端にアクセスの悪い場合もあり路線バスがない場合はタクシーでのアクセスとなる。 なお、2006年(平成18年)に施行された「まちづくり3法」改正後は、郊外への大型商業施設の出店が原則禁止されたため大規模な郊外型の建設は難しくなった。
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