日本の主な総合スーパー
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「総合スーパー」の記事における「日本の主な総合スーパー」の解説
ウィキメディア・コモンズには、総合スーパーに関連するカテゴリがあります。 イオングループ 業界1位、国内小売企業売上高ランキング1位。イオン イオングループの中核。2011年(平成23年)3月1日に「ジャスコ」・「サティ」・「ポスフール」を統合し、店舗ブランドを統一。2015年9月と2016年3月には一部の「ダイエー」店舗がイオンに転換された。 ダイエー かつては日本最大手の流通企業であり、日本を牽引する総合スーパー事業者であったが、バブル崩壊などもあり経営が行き詰まり、産業再生機構の下で経営再建後は丸紅傘下となった。丸紅の傘下になった2007年にイオンとの提携を締結し、その後2013年(平成25年)3月にイオンが株式公開買い付け(TOB)を実施し連結子会社化されたがその後も業績は好転せず、2015年にイオンの完全子会社となり、多数の店舗をイオンに譲渡し首都圏と関西に事業領域を限定しイオングループのスーパーとして存続している。子会社化後から店舗譲渡などもあり主力業態は食品スーパーとなっており総合スーパーの店舗は少数派となってきている。 セブン&アイホールディングス 業界2位、国内小売企業売上高ランキング2位。子会社だったセブンイレブン・ジャパンの好調に支えられた経営体制からの脱却を図るため、持ち株会社セブン&アイホールディングスを設立し、対等の関係になった。イトーヨーカドー 近年は業績低迷が続き、不採算店、老朽化店の閉鎖や食品スーパー(SM)業態への転換、建て直しを進めている。 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(ドン・キホーテ) 業界3位、国内小売企業売上高ランキング4位。元々はディスカウントストアだったが、長崎屋やユニーを買収し、総合スーパー事業に参入。ユニー 中部地方や関東地方を中心に展開し、特に中部地方では市場占有に成功。ウォーク アピタ ・ピアゴを核店舗とするショッピングセンター。同社が展開するモール型ショッピングセンターの名称はリバーサイド千秋を除きSCごとに地域に関連した単語にウォークを組み合わせ「○○ウォーク」という名称になっている。 長崎屋(MEGAドン・キホーテ) 1990年の尼崎店火災やバブル崩壊に伴い2000年(平成12年)に破綻。その後はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの傘下に入り、長崎屋の他にMEGAドン・キホーテも展開している。ラパーク 長崎屋やMEGAドン・キホーテを核店舗とするショッピングセンター。現在はほとんどが消滅。 ベイシア 業界4位、国内小売企業売上高ランキング7位。群馬県で創業し、関東地方や中部地方(北陸3県除く)、福島県、滋賀県にて展開。かつてはいせやという名称で総合スーパーを展開していたが、同社がスーパー部門を切り離し、ベイシアを設立してからは多階層の総合スーパーの新規出店を止め、スーパーセンターを中心に展開を行っている。 西友 かつてのセゾングループの中核企業であり、規模拡大を押し進めたが、バブル崩壊後に戦略はつまづきグループは解体、その後世界最大小売業者であるアメリカのウォルマートの子会社となった。ザ・モール 西友が運営するショッピングセンター。核店舗は「西友」と「LIVIN」の二通りがある。 バロー 岐阜県多治見市に本社を置くスーパー。東海地方を中心に広く展開しており、大阪など近畿地方にも店舗を持つ。同社は、ホームセンターやスポーツクラブなども運営している。 ルビットタウン バローが運営するショッピングセンター。 平和堂 ユニーより教授された経営ノウハウにより「琵琶湖ネックレスチェーン構想」として地盤の滋賀県を固め、北陸地方や京阪神地区など周辺へ展開。経営破綻したグランドタマコシや経営の傾いたヤナゲンを傘下に収め東海地方へも進出し始めている。アル・プラザ 平和堂が運営するショッピングセンター。 イズミ 広島市に本社を置きながら、中国地方(鳥取県を除く)、四国地方のみならず九州地方へも展開。ゆめタウン イズミが運営する総合スーパー・ショッピングセンター。九州地場大手で破綻したニコニコドーを合併するなどして、イオン九州や四国地場最大手のフジ・リテイリングと競合している。 イズミヤ 主に関西地方の都市部で店舗を展開。エイチ・ツー・オー リテイリング系列(2014年6月より)。 サンリブ・マルショク 別府市と下関市で創業、九州・山陽地方を地盤とし、現在は北九州市と大分市に本部を構える。壽屋破綻後の九州地場最大手として、イオンやイズミと激しい競争を繰り広げ、近年は主に中規模 - 小規模GMSや食品スーパーの展開を中心とすることで差別化を図っている。サンリブシティ サンリブ・マルショクが運営するショッピングセンター。北九州市小倉南区と熊本市に所在。ショッピングセンター業態であっても単に「サンリブ」や「マルショク」名での出店も多い。 フジ・リテイリング 四国、山陽地方(岡山県を除く)に展開。関東地方で「フジ」の名称で展開する「富士シティオ」との関係性はない。フジグラン フジが運営するショッピングセンター。 天満屋ストア 岡山県や広島県などの中国地方で展開する、同じく中国地方で百貨店を展開する天満屋グループの子会社。天満屋ハピータウン 天満屋ストアが運営するショッピングセンター。本社のある岡山県を中心に広島県などにも複数の店舗を構える。そのほかにも食品スーパーの天満屋ハピーズなどが岡山県を中心に鳥取県などにも出店している。 上記のほか、各地域にローカル展開している総合スーパーも存在する。
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