子会社化
子会社化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/22 14:31 UTC 版)
1970年代初め、エース・ブックスは古い出版社 Charter Communications の一部門となっていた。 1972年、Grosset & Dunlap がエース・ブックスを買収し、1982年、Grosset & Dunlap が G.P. Putnam's Sons に買収された。当時、エース・ブックスは Grosset & Dunlap の唯一の黒字部門だった。間もなく、エース・ブックスは親会社のSF分野のインプリントとなった。1970年代末から1980年代初めにかけて、Grosset & Dunlap は Ace Charter Books というインプリントを運営しており、ミステリー小説を主に扱っていた(レスリー・チャータリスのサイモン・テンプラーシリーズなど)。 カーは1984年、フリーランスの編集者としてエース・ブックスに戻り、処女長篇を集めた新たな Ace Specials のシリーズを立ち上げ、最初のシリーズよりも成功を収めた。その中には1984年だけでも、ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』、キム・スタンリー・ロビンソンの『荒れた岸辺』、ルーシャス・シェパードの『緑の瞳』、マイクル・スワンウィックの In the Drift が含まれる。これらはいずれも後にSF界で大物となった作家の処女長篇である。 1996年、ペンギン・グループが Putnam Berkley Group を買収し、エース・ブックスをやはりSF分野のインプリントとした。
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