地場

デジタル大辞泉

じ‐ば〔ヂ‐〕【地場】

読み方：じば

１ その地域や地方。そのことに直接関係する一定の区域。地元。「—産品」

２ 証券取引所（金融商品取引所）の所在地。

３ 証券取引所（金融商品取引所）の所在地の周辺で営業している小規模の証券会社。また、それらの店に出入りする玄人客のこと。

商品先物取引用語集

地場、地場筋（じば、じばすじ）

取引所の近所にいる者という意味から転じて、取引所の会員、会員の従業員、又は常時会員の店に出入りして相場を張る玄人の相場師をいい、その手口は、一般の委託者、商社などと区別され、注目されることもあります。また、これらの者を「地場」や、「地場手筋」などと呼ぶこともあります。

隠語大辞典

地場

読み方：じば

1. 仲買人を始め専門投機師の総称。
2. 市場仲買連中のことをいふ。〔相場語〕
3. ヂバ。仲買人を始め専門投機師の総称。
4. 取引所の会員及び証券業者の店へ常連となつている機械的（※ママ）な客。

分類 会社・株式／経済、相場、相場語

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「地場」の例文・使い方・用例・文例

• 証券会社の役職員は、そうであると知りながら地場受けを行ってはならない。
• 原則として証券会社従業員の地場出しは禁じられている。
• ABC証券は大阪船場の地場証券として設立されました。
• 江戸時代に、各藩の奨励策によって、全国各地に地場産業が興った。