日本の主な群発地震
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 06:08 UTC 版)
日本で記録に残る代表的な群発地震としては、下記の例が挙げられる。 1938年5月から - 福島県沖の福島県東方沖地震 1965年から1970年 - 長野県の松代群発地震 1975年から1976年 - 宮崎県霧島山周辺 1978年 - 函館周辺 1992年 - 西表島周辺 1998年 - 岐阜県飛騨地方 2017年 - 鹿児島湾(鹿児島市喜入町で震度5強) 2020年4月から - 長野県中部・岐阜県飛騨 2020年12月頃から - 石川県能登地方(珠洲市直下) 現時点での最大規模、最大震度は2022年6月19日のM5.4、最大震度6弱。珠洲市の地下に存在する水などの何らかの流体が関連しているものと見られている。 特に、箱根、伊豆半島から伊豆諸島(伊豆大島、式根島、三宅島など)周辺では、以下のように1800年代からの発生記録が残っている。また、近代的な観測網が整備された以降でも、1978年以来、20数年間にわたって30回以上の群発地震活動が数えられており、顕著な被害を伴った群発地震も発生している。 1816-17年、1868年(または1870年)、1930年 1978年6月から - 伊東沖群発地震 1993年1月から - 伊豆半島東方沖群発地震 1995年 - 2000年 - 伊豆諸島北部群発地震 2009年 2021年4月-10回以上 最大規模M4.3 焼岳付近でも 1968年、1990年、1998年、2011年、2014年とたびたび群発地震や深部低周波地震が観測されている。 また、トカラ列島でも群発地震が起きやすく、過去に何度も起こっている。 1968年6月-60回以上 1972年6月から7月-20回以上 1975年9月-40回以上 最大規模M5.1 1981年3月-110回以上 最大規模M5.4が2回 2000年10月-40回以上 最大規模M5.9 2016年4月-11回 最大規模M4.2 2016年7月-13回 最大規模M4.3 2016年12月-55回 最大規模M4.2 2017年4月-11回 最大規模M3.4 2018年4月-19回 最大規模M3.6 2020年8月-8回 最大規模M3.6 2021年4月-250回以上 最大規模M5.3が2回詳細は「トカラ列島群発地震 (2021年)」を参照 2021年12月-246回以上 最大規模M6.0(12/9 16:42現在)
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