性格・人物評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 07:19 UTC 版)
「フィリップ4世 (フランス王)」の記事における「性格・人物評価」の解説
しばしば、合理的だが貪欲で酷薄な人柄であるとの評価がくだされる。ナバラ王国とシャンパーニュ伯領を確保するために妃のジャンヌを毒殺したのではないかという噂が流れたこともあった。 その一方で、王としては、フィリップ2世やルイ9世とともに中世フランスの名君という評価がある。フランスでは、聖なる「聖油入れ」「ユリの花」「王旗」が神聖ローマ皇帝に対する対抗の象徴であり、フィリップ2世、ルイ9世のみならずフィリップ4世もまた、一貫して「いとも敬虔なる王」たることを主張して、自己の王権を権威づけたのである。
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