性格・容姿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 05:13 UTC 版)
「ジャック・バルバロッサ・バンコラン」の記事における「性格・容姿」の解説
長い黒髪に、アイシャドウ(化粧ではなく天然である)が特徴の美青年。この髪の色とアイシャドウは作中に登場する彼の叔父キーン・バンコラン(→パタリロ!の登場人物一覧#旧レギュラー)にも共通する特徴である。開いた花のような特異な形状をした自分の指紋(この様な形状の物は実在しない)を恥じて、それを隠すためにいつも皮手袋(舞台・実写映画では黒革、原作漫画・アニメでは茶革)を着用している。着痩せするタイプであり、スリムに見えるが肉体はかなり筋肉質である。眉は初期より時を追って太くなっている。若い頃は、ノースリーブでホットパンツに、女物のミュールやロングブーツなどのマライヒ風な美少年ファッションだった。 一人称は「私」、少年時代は「僕」。性格は沈着冷静、従うべきは己の信念と感性のみとする絶対的な自信家である。凶悪な犯罪者、特に麻薬の流通に深く関与する者に対しては一切の容赦が無く、被疑の段階でも状況証拠が十分であれば丸腰で無抵抗の相手だろうと問答無用で射殺する。 あまり人付き合いを重視する方では無く、後述する美少年達への扱いにも冷たい言葉を放って分かれさせたりする一見薄情とも見られるところもあるが、それはあくまで一面に過ぎず、国際的犯罪組織タランテラの一部組織である国際ダイヤモンド輸出機構の一員だったナンバー9ジュニアこと殺し屋美少年のビョルンは、パタリロ暗殺の為にマリネラを訪れ、その時にバンコランと出会い、彼を愛し、彼との決闘で斃れる前に綴っていた手紙を双子の弟アンドレセンに送っていたが、そこでビョルンはバンコランを「クールぶっていても、ひどく人情家なところもある」と分析して述べているが、それが記すように最初のパートナーだったローレンスが死亡した後、その息子のエディを密かに支援したり、新入りタマネギや少年少女に関わらず、年少者に対し時に厳しく、時に暖かく彼等を諭したり、ヒューイットや他の心通じる相手への協力を惜しまないような義理堅い面も持ち合わせている。 徹底的な現実主義者で、非科学的な事物すなわち心霊現象や超能力などオカルトの類はまったく信じない。これは彼の長所であると同時に弱点でもあり、その頑なさから柔軟な思考を要するパズルが解けなかったこともある。パタリロがトリックで詐欺を働こうとした透視術では、表面的に信じてパタリロの嘘を暴こうとした。なお、『パタリロ!』の作中では心霊現象や超能力は実在することになっており(主人公のパタリロからしてタイムワープという超能力を持っており、妖怪や悪魔といった「人ならざるモノたち」と遭遇することもたびたびある)、バンコランもしばしばそういった事物に直面してはいる。そのような時、彼は頑ななまでにその原因が超常的なものであることは認めないが、しかし認めないながらも目の前の状況にはその都度冷静に対処して乗り切っている(時代劇外伝では、科学知識が未熟な時代のため、話によりけりだが原作ほど否定的ではない)。「霧のロンドンエアポート」でシバイタロカ博士絡みの出来事によりタイムワープへの不信感が植え付けられており、パタリロが遠因となっているとも言えるが、一方で占い師ザカーリが知らないはずである自分の特徴を言いあてたことで動揺したり、アニメ「ダイヤモンドの伝説」(原作「幻想帝国」)でダイヤに閉じ込められた美少年に恋したヨハネスの蒸発の原因を分析したり、「旅立てジャック」では自分と同じ名前の巨大アヒルと対面して(原作では無い)、その存在を認めていたりと、かたくなな現実主義者と相反する面もある。 金銭にあまり執着しない(これは家族より、金を選んだ母親に対する嫌悪感も入っている)ところや、食生活でマライヒの健康と栄養バランスを考えた料理をあまりに口にしようとしなかったりする享楽主義的面も強く、これが後述の美少年に対する手当たり次第の恋愛にも出ているのだが、その思考自体もともと諜報員という命のやりとりをし合う仕事柄のため、未来志向や生活設計などへの考えがあまり無かった事によるものだったが、後述する息子フィガロの誕生によって、そうした投げやり思考はある程度正している模様。
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性格・容姿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/25 04:09 UTC 版)
苦手なことは嫌いで、それ以外はみんな大好き。小さい子供のように純粋な性格で、いつもニコニコ笑って無邪気な口調で話す。ハヤテら作中の多くの人物が裏表のある人物なので、作者にとってはこういう裏表の無い人物は「話が明るくなって良い感じ」だという。作中における「癒し系」の役割を果たしているともいえる。少し天然で周囲には強引な人が多い。面白そうなことには何にでも興味を持ち、女装姿のハヤテが虎鉄に迫られるところを見てわくわくしたこともある。本当に怒っている場合も常にいつもの笑顔のままではあるが、赤面したり泣き出したりすることもある。同室にハヤテがいるにもかかわらず彼が向こうを向いているすきに着替えるなど無茶なことをやることもある。 雪路の誤解を招く発言でハヤテが落ち込んでいる際は、「自分もいじめられるのとかスキかも」、と慰めようとするなど、深く考えずに発言してしまうことがある。泉をメインにした話が作られたのは作者が設定でとりあえず泉を委員長にしていたためであったが、作者自身が使う機会を逸したとしてそれほど意識していなかった。しかし、第1回人気投票では、「いじめられるのとか好きなところが好き」等の理由で8位だった。 髪は紫色で瞳は赤色で描かれる。髪の両端を歩同様軽く結んでいるが、歩のようにリボンでツインテールではなく、二つの赤い丸い飾りが付いた髪結いゴムでツーサイドアップにしている。当初は制服姿が多かったこともあってか胸がないように描かれたが、咲夜同様どんどん大きく描かれるようになり、後の描写ではあるように描かれている。本編できちんと分かったのは私服の横アングルだが、それ以前にも第1回人気投票の回の「恥ずかしい映像」や第11巻第5話の見開きでも分かりにくいが確認できる。シラヌイとの話ではブラチラ、ハヤテの瀬川家への使いの話ではパンチラもある。また、ヒナギクと同様にスカートの下にはスパッツを履いているが、時にスパッツを履いていない時もある。
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