輸出機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 15:58 UTC 版)
「MF.11 (航空機)」の記事における「輸出機」の解説
イタリアのフィアットでは1915年初頭から発動機をフィアット A.10に換装した物をライセンス生産している。 1916年にオーストラリアが練習機として購入。 日本では1914年(大正3年)にモーリス・ファルマン式1913年型複葉機を輸入し、陸軍はモ式四型偵察機として制式採用。陸軍所沢飛行場で量産している(ただしこれはライセンスの認識不足による違法生産であった)。ルノー70馬力エンジンも国産化し、1914年(大正3年)以降、東京砲兵工廠で製造している。他に、ルノー80馬力もしくはカーチス100馬力を搭載した機体もある。後に、エンジンをやはり国産化した「メルセデス・ダイムラー式100馬力」(ダ式六型)に換装したモ式六型偵察機を134機生産している。一方海軍も尾部浮舟付の双浮舟型をモーリス・ファルマン式大型水上機(モ式ロ号水上機)として制式採用、横須賀海軍工廠で量産している。
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