「6人の勇士」編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:33 UTC 版)
バルドウ将軍 冥王星に本拠地を持つ海賊ギルド第七機甲師団の司令官で、四つ目種族、ソラリス人である。ボーイを出迎えた際には第7機甲師団であることを示す牙の付いた頭蓋骨の台座に座り、女を侍らせながら酒を飲んでいた。ボーイが第七機甲師団の司令部・ヘルブルグ要塞を全面戦争のための太陽系前線基地とすると宣言したことに反発するも、その額にあるブラック・ストーンの力で侍らせていた女と共にダイヤにされ、踏み潰されて死亡。その直後、踏み潰されず無事だった女が元通りの姿で復元したすぐ横に、バラバラ死体として復元された。その様子を見たボーイ曰く「ツキのない男」。 ロゴール大佐 第7機甲師団幹部。役職はキングダム第1戦車連隊連隊長で、同じく幹部衆のアーシュラ、フォスより一階級上である。上官のバルドウ将軍同様にボーイに逆らってダイヤにされ、ボーイに賛同したアーシュラに踏み潰されて死亡。 アーシュラ中佐 海賊ギルド戦闘部隊、第7機甲師団の幹部。役職はトマホーク装甲車大隊大隊長。根っからの戦闘狂であり、自分の肉体が戦闘に耐えられない弱さを悲しむほど。過去に最初の実戦で左腕を失いサイボーグ化した時には、恐怖や後悔はなかった。サイボーグの体になる事を喜ぶ彼女をボーイは「オレに似ている」と評した。 第7師団幹部衆で真っ先にボーイの傘下に入り、彼から重用される。ベンガル星でコブラと戦った際にホークの竜巻によって重傷を負い、下半身がサイボーグに改造されるものの命を落としたが、ボーイの力によって復活する。ダスト星にてコブラとの戦闘で重傷を受けて、最終的にはレディとよく似た姿になった。宇宙戦艦「ブラックシープ」にて彼女のふりをしてコブラを殺そうとするが3サイズの違いからそれを見抜かれ、レディ本人と戦って敗れた。 フォス中佐 第7機甲師団幹部。役職はキングダム第2戦車連隊連隊長。卑屈な小心者で、上官のバルドウ将軍とロゴール大佐がボーイに逆らいあっさり殺されたのを見て、命惜しさに忠誠を誓った。海賊ギルドが(サラマンダーの件を除いて)決して連携の取れていない現状で宇宙大戦を仕掛けることに不安を感じていた。その後、火炎林2度目の戦いにおいて部隊を率い、コブラ達を待ち構える。火炎林での戦いで、ホークが神殿の周りに起こした竜巻に巻き込まれ死亡する。 ドミンゴ伯爵 ダスト星を支配する海賊ギルド幹部。村人達を連行して、自らの支配の要となる空中要塞の建造にこき使っていた。ボーイの使者兼コブラ抹殺の補佐にやって来たアーシュラ中佐と共闘する。しかし、ホークとゴクウを捕えた際、彼らを助けに来るコブラをバカな男と評した結果、「人質をたてに真っ向から戦えぬ腰ヌケよりはマシだろう」とホークに言い返されて憤慨、アーシュラの助成を拒否して向かったコブラとの一騎討ちで死亡する。帽子とマスクを身に付けた気障な剣術の達人。 シオン 海賊ギルドの幹部にしてロド麻薬製造に携わっている鶏の顔をした人物。コブラが4人目の勇士を探している最中にボーイの野望を探るためコブラに尋問を受ける。ボーイの野望を話したがロド麻薬採掘のロボット達を襲わせたため、ホークに斬り殺される。 ドクター・ヤマ 海賊ギルドの兵器開発者を務めるマッドサイエンティスト。自身の傑作であるゾラを開発したが、自我を持ったゾラに裏切られて首から下を小型のロボットにされて、ゾラに恨みを持つ。基地内で遭遇したコブラに、ゾラの弱点を教えて協力し、ゾラを追い詰めたがコブラを誘うため連れ去られて殺される。魔女ゾラ ドブスン率いる「氷の牙」が不在の間に、彼らの縄張りの海域に出没して航行する船を次々と沈めた魔女。その正体は、ドクター・ヤマが開発したエクトプラズムで出来た生体エネルギー兵器で、「氷の牙」を洗脳してブラックシープの戦力として使用する。ゾラは人から精気を奪って悪魔の形をしたエクトプラズムで出来た生物「光る悪魔」を作り、人間に取り付かせ洗脳する。 殻が無ければ生体維持が出来ないことが弱点。殻を壊されたことで体が小さくなり生体維持のためにコブラの身体に取り付くも、コブラの捨て身の作戦により身体から逃げ出したところをサイコガンに撃たれて死亡する。 ガバラ少佐 宇宙戦艦「ブラックシープ」内を守る、保安隊の女将校。コブラ達が突入してきた際にボーイの命で迎え撃つも配下の部隊はことごとく壊滅し、遭遇したコブラに自ら挑むも殺される。劇中で確認できる保安隊はキャメル隊、ホエール隊、イーグル隊の3隊。 レーダーマン ブラックシープ内の管理センター内で各セクションを監視している男。両目とケーブル接続された多数のカメラから得られる情報を基に、各セクションの保安隊に指示や情報を送るが、背後に忍び寄っていたホークに首を切り落とされて死亡。
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