最初の実戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 07:54 UTC 版)
「スプリングフィールドM1855」の記事における「最初の実戦」の解説
M1855の最初の実戦は、1858年9月に発生した太平洋岸北西部でのフォー・レイクの戦い(Battle of Four Lakes)であった。北部のインディアン部隊はアメリカ軍部隊を人数的に上回っていた(約5000人対約600人)。しかし、インディアン部隊の武器はマスケット銃であり、対してM1855で武装したアメリカ軍は敵の射程外からの攻撃が可能で、インディアン部隊の攻撃を阻止できた。ローレンス・キップ中尉は「不思議な事に、我が方には一人の死傷者も出なかった。これは我が軍が今回初めて使用した長射程ライフル銃のためである。もしも従来のマスケット銃しか装備していなかったら、戦闘の結果は、我々の敗北に終わったであろう。敵は我々より多数であり、また我々がインディアンに対して抱く通りに勇敢であった。しかし、このような長距離からの射撃のために、彼らはパニックに襲われた」と述べている。
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